2020年8月3日月曜日

長崎のほうも大変みたいです

長崎の田舎でもコロナがエラい事をしてるみたいです。

地元にいる昔の教え子とLINEでやり取りをしていたところ、コロナに罹患した我が母校の研修医というのが実はゲイバーで東京の友人からコロナを貰ったとの話。なかなか感染源を話さなかったらしいのですが、最終的に調査委員会に事の詳細を話してクラスターの追跡ができたらしいのですが、性的指向がどうであろうと全く構わんけれどもそういう夜の街に出て三密状態になる可能性のある行動は医療従事者としては「絶対に」避けなければなりません。

この行動はアウトでしょう。今回のこのコロナ感染が遠因で高齢の患者さんが亡くなられています。研修終了後はどの医局も彼を受け入れるのはかなり渋るんじゃないかなと推測されます。責任と自覚ある行動が取れない医師が自分のとった行動で医療人としては最も起こしてはいけない結果を起こしてしまったわけですから。

もう一つの話は田舎にある北陽台高校という地元ではいわゆる普通の県立進学校のひとつなのですが、そこの教師が諫早というこれまたちょこっと離れた田舎の町にわざわざバレるからということで行って、そこのキャバクラでクラスターを爆発させたせいで県下一円に広めるクラスターを作ったというお話。

なんとも非常識な20代の教師らしいのですが、北陽台近辺とか田舎ですからね・・・。この人例え治っても学校には居れんだろうなというのが私の予想。というのも、北陽台の図書館とか閉鎖になってるということですし、近所の町医者にもここの学校の生徒は診察拒否されているとのこと。

更には既に具合の悪い生徒さん達が北陽台の中に発生しているというのをこの教え子から聞いたのですが、受験に突入するこの時期にコレはないわって思ったのは皆同じはず。教育関係者も一皮剥けばこんなもんです。

現時点で判明しているだけで10名以上の感染者が確認されていると言いますから、このクラスを起点として多くの人達が影響を受ける可能性大。災害レベルです。

私の病院でも、既に随分前から一言で言えば「どこにも行くな」という、不要不急の外出を全て柔らかい言葉で、しかし厳しく禁ずる命令が発令されました。高齢者の多くいる病院に勤める人間としては当然です。人の命に関わる仕事をしている期間でアタリマエのことが守れない人間は正直なところ馘首ですわな。文句は言えません。

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