2020年5月1日金曜日

経済への大打撃はどこまで

中国初の全く嬉しくないプレゼントが世界中を疲弊させていますが、日本の経済もローカルエリアを中心に枯れ始めているとしか思えません。

中小そして零細企業、企業とはとても呼べない家庭レベル、個人レベルの経営を行う小売り、食堂、喫茶店などを含め、まさに明日のメシ代に事欠くような人達が日本中に無数に居ることでしょう。運営資金が借りられず店を畳むところも猛烈な数に上るんではないでしょうか。

東京商工リサーチの発表数をよく見ておくようにと、昔家庭教師で教えていた女の子である大手証券会社に勤めている子から二ヶ月ほど前に言われていたんですが、その時「リーマンどころじゃない数字が出てくると思う」と言われていました。その数字が出揃ってくるのがそろそろ、そしてこれから数ヶ月はその数値に恐ろしいブーストがかかってくるじゃないかと考えてます。

国会での審議を視ていても、この政府には全く期待できないことは明白。必要な時に必要な金銭的な援助は全く届かず、これらの「本来廃業する必要はなかった優良店」も次々に潰れていく可能性がかなり強いなと思いました。国会がグダグダになっている間に中国からのウイルス流入を止めることが出来なかった責任などは何処かに飛んでいってしまっていますが、いろいろと責任論などは当然後回しにしてでも、本当に補償や援助の話、企業再生法のより進んだ運用などをサッサとしていかんとアカンでしょう。

毎度の如くこういった時に登場するのは民間企業と自助努力。本当にスピード感が全く無い政府を尻目に、給食用やホテル向けに作っていて、今回の事件で全く売れなくなってしまった野菜その他の食材をネット経由で売る農家や企業がどんどん出始めているという話。
結局、自分を助けてくれるのは自分とその周囲しか無いということに気づいた人達はさっさと次のアクションをおこし、逆に余って途方に暮れていた食材を完売したりしているという話。
いつも税金を吸い取っていく行政がいざという時には全く役に立たないというのは毎度のことですから驚きもしませんが、私企業の皆さんはネットという、昔はなかった武器を使って何としてでも生き延びてほしいと思います。それでも、ホテルとか旅館とかの「お客さんが来る」ことで利益を得る企業の存続は難しいか・・・。保養地で多くの廃業した旅館業者が軒を連ねるという景色は今後の日本全体のためにも良くないことだと思います。

それでもパチンコ屋は要りませんが。


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