金ピカ先生こと佐藤忠志さんが9月に死亡していたことが報じられました。
若い方々には何のことだか誰の事だか解らないかも知れませんが、この人はまさにバブル期に代ゼミの高給取り講師として人気を博した時代の寵児でした。
派手なヤッチャン風のストライプのスーツとそっち系の風貌。巻き舌丸出しのインチキな発音の誠に面白い人という記憶があります。
私自身は予備校に行ったこともありませんし、もちろんこの人の授業がどんなもんだったかというのを見たこともありませんが、沢山の生徒が鈴なりに集まってこの人の授業を受けようとしていた写真やビデオを見る限りは大人気であったことは間違いありません。
予備校を東進に移って更に選挙に出たりなど、結構この手の派手好きの人にありがちなハチャメチャ人生を送っていました。私自身はこの人が1億するとかいう車を購入して奥さんと犬猿の仲になってその後は侘しい破綻した生活を一人で送っていたようです。
しかし、その後は生保での生活とアルコール漬けの日々を送っていたようで、年収2億と言われていた頃の生活は雲散霧消していたようです。
でもね、良いじゃないですか。稼いでいた頃にガンガン納税しまくっていたことでしょうからその一部を回収しただけの事。
ピカレスク風の破滅的な生き方をする男達を心の底から嫌いになることは私には到底出来ません。男なら破滅的な生き方と言うのにどこか心の隅で憧れているところがあるんじゃないかと思うのです。
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