2019年9月5日木曜日

自閉症の息子とジグソーパズル

自閉症の息子は家では通常”大画面のPCかiPadmini”でYoutubeばかり見ています。

ところが今までの息子の趣味としてはトレーシング・ペーパーで大好きなmiffyを写すことやニンテンドーのDSでスーパー・マリオをするというものなどというものもありました。
驚いたのはマリオで、そもそもそういうレベルの跳ねる、潜る、コインを取る等の知的作業が出来るような作業をボタンを操って出来るというようなことを期待していなかったのでこれは驚きでした。

いつまでもいつまでもピコーン、ピコーンとやるうちに姉や妹よりはるかに上手くなってしまい、いつの間にか彼女たちの出来ない場面を息子が何気なくやってあげるという事態に。それを見ていて親として思ったのは「言葉の要らないレベルの作業で理解できたことは画像上の推論をもとにプロセスできるんだ」という事でした。

そして他にももう一つ出来たことがジグソーパズルなんですが、これが何ピースまで出来るのかという疑問を残したままアメリカ生活とはお別れをしたのです。

というわけで、日本に帰ってきて”あまりにも”画面に釘付け状態であるというのはてんかんを持っている息子の脳には良くないという推論のもと、嫁さんが次女と一緒にイオンモールでパズルを買ってきました。

買ってくる時に一番悩んだのは何ピースにするのかということと図柄。もちろんミルクパズルのような激ムズのものは100ピースでも難しいとは思いますが、あまりにも絵がきらびやかなものも易しすぎてバランスを崩すかもということでした。

というわけで、娘達が選んできたのは26x38cmサイズの300ピースのミッフィちゃんのパズル。
見ていたら、結構やる時はやって、スーッと時間が空いてまた気が乗ったらやるという感じ。上の写真を見て御理解いただけると思いますが、絵の細かい丸の絵の中の部分は比較的スッと完成。しかし、そこを繋ぐ同一の斜線部分はなかなか難しそうです。どこまで考えて作り切るのか、手助けしたくなるのを我慢しながら後ろでじっと見ている我々家族でした。


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