2019年2月16日土曜日

看護師さんの資格改良(後半)

准看護師は名目上「医師・歯科医師又は看護師の指示を受けて業務を行う」となってはいるのですが、実際には見かけ上の業務に大きな差はまずありません。

しかし、若い世代では確実に日常の病院業務で正看護師が普通に増えている感じで、准看護師という職種はやはり最後は減少後に無くなるのかな〜っていうぼんやりした未来も有るような感じです。
准っていったところで通常業務では差があるようなことは無さそうなんですが、我々医師から見えないところでなにかあるのかな?w

一般的に正看護師を目指す理由は大体幾つかに決まっていて、まず大事なのは給料の差。病院にもよるのですが、准看護師と正看護師ではその給料のベースが数万円違うのが普通。それもボーナス込みで1年、10年となるとその差は莫大なものに。業務負担にほぼ差がないのに・・・となるわけです。

あと、よく忘れられがちなのに非常に大切なのは退職金。計算のベースが数万円であると退職時の差は巨額です!ここを皆さん忘れがちですが、仕事がながければ普通にその差は数百万。時間と労力をかけてでも、准の資格を正にコンバートする意義は充分あるわけです。

更には正看護師さんしか募集しない病院もたくさんあります。これは、給与を多く出してでも高度医療をもとめようという大学病院や三次救急なんかの病院がメインでしょうか。その反対に個人病院とかではそれほど高度のことまでしなくても、安めの給料で看護師さんを雇えるという利点がありますので、重宝されるわけです。

最後はポジジョンですよね。
基本的に今の時代はまず殆どの病院で正看護師でなければ主任は愚か、師長や部長にはなれません。これはまあ、能力とは全く関係ないと私は言い切ります。純粋に現代の看護師としてのそういったポジションに求められる要件。繰り返しますが、人間としての基本的能力は無関係です。
ヒラの人より主任のほうが能力があって、師長が主任より能力があって、部長が師長より能力がある等ということはその名前からは全く推定できないことを現場にいる人間なら誰でも知っております。

ともあれ、今後も正看さんの資格を求めて格闘する人達を応援していく方針に差はありません。その為には、テストで出てくるポイントを抑えた医師なりのレクチャーを行い続けていくことが必要かと思う毎日です。

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