2019年2月4日月曜日

今回の虐待死事件のことをもう一度考えてみる

信じられない対応をしDV親父の子殺しに加担した教育委員会と児童相談所の愚かさ極まる行為は別としてその背景を推測をもとにいろいろと考えてみました。(今回改めて判明したニュースで、殺された女の子が親父に嘘の書面を書かされたあげく、本人の意志を確認もせずに面会解除したバカ児相にはその想像力の欠如に唖然としてしまいますが。)

今回の悲惨な事件に起きた不幸の積み重ね。勿論、最も悪いのは論外でクズ男自身なんですが、今度の事件に関してはいろいろとその周りで起きた事件に関して疑問に思うことがあります。

実は今回の事に関しては嫁さんと話しをしてどうにかならんかったのか?ということをいろいろと話しました。実際のところどうにかならなかったと言っても、今回考えたのは通常であれば働くべき家族周辺の安全装置のことでした。

一つは一緒に住んでいた母親。そして、本来であれば関与がゼロであるとは通常考え難いジジババの存在です。先日も書きましたが、多分母親は婚姻関係のかなり早い段階でこのクズ男に心を縛られ服従させられていた可能性が高いと思っています。

家族の年齢を改めて見てみると、結婚したのは(と言うか子供の年齢からの逆算ですが)親父が31歳、嫁さんが出産したのは20歳前後。この時点でのこういった年齢差は40歳と50歳という関係性とは違い、やっぱり経済的にも心の成長という意味でも女性の側が発言力を持つ前に男側がエラそうに振る舞う状況を作り出していたのではないかという推理をしました。

二十歳で子供を生んだ時に廻りに誰も助けてくれなかったら、この女性がどうやってこの家庭の中で子育てをしていったのだろうと考えると。正直・・・です。我が家や周りの家庭の状況と比べてみても、両家の爺さん婆さんが少なくともこの子育てに大きく関与してなかったんではないかと感じてしまうんですけど、本当のところはどうだったんだのでしょうか。もしジジババが救いの手を差し伸べるような環境があれば、逃げる場所もあったのかと思うのですが。

更に判らないのはこの男の仕事。
逃げるようにあっと言う間に沖縄や千葉の間を移動できるというのはどんな仕事しとったのかという話。まともな仕事だったのか、それとも?というのも疑問です。どこかに書いてありますかね。

沖縄では糸満市の担当者が既にこのクソ男の真実を捉えていて、ニュース記事では「支配的で連絡も携帯を確認し、メールを削除する」。2017年、糸満市は一家が転居した千葉県野田市への連絡文に、夫による精神的なDVを伝えていた、と書いています。

本当に奴隷的な状況で、嫁さんの心も体も支配していたクソ男。異常性が次々に暴き出されていますが、ぶち込まれたまま一生娑婆に出てこないことを祈っておりますが、きっと刑務所内で凄惨な虐めに合うことでしょう。因果応報。

考えても考えてもこの女の子を救えなかった幾重にも、そしてたった一つとして”機能しなかった”子供のための、そしてDVを受ける女性の為のシステムに税金を払っている我々はもっと怒って良いのではないでしょうか。

やっぱり今回のケースは愚かな大人達が寄ってたかって殺しに関与した殺人事件だと思います。国会でくだらない話をせずにこの件に関してもっと金と人を使って、まともな人材をこういったレスキューに使えるようになるようにして欲しいと思うのです。

2 件のコメント:

ちいまま さんのコメント...

胸の痛くなる事件ですね。沖縄コンベンションビューロー東京事務所の上司の証言が
記事に載っていたので、普通に仕事を持っていて外面は良かったみたいですね。毎日のように虐待事件が起こり、仕事もないクズのような奴が躾と言って虐待を行う。
幼児虐待に関してはアメリカのように厳しいシステムを作って欲しいですね。

small G さんのコメント...

ああ、そういうところに勤めていたんですか。orz

なんだかやるせないです。確実に心が壊れた男。
そしてその壊れた男が親であった親を選べぬ娘。

天国に行って誰にも叩かれない、誰も酷いことを言ってこない素敵な世界でずっと過ごしてもらいたいです。

本当に、この手の児童虐待事件は聞かされるこちらの心が毎回枯れてしまいそうです。

私は無期懲役・死刑を含む厳罰化を望みます。