2018年12月5日水曜日

学歴詐称と懲戒免職

しばらく前に「大卒なのを高卒」と詐称 神戸市の男性職員を懲戒免職という話があって、何だ何だ?ということで記事を読んでみると・・・。

定年後に63歳の男性職員が誰かにチクられて実は高卒で学歴が止まっていないということで免職になったという話。orz

これってなんか問題あるんでしょうかね。いわゆる学歴詐称という犯罪なんでしょうが、大学院だけ行って東大院卒とか言ってる学歴ロンダリングとは真逆のもので、その人の能力が劣っていて問題になったわけでもないのでしょうが、一体この人遡って退職金を変換させられたりするんでしょうか?
もしそうだとしたら個人的にはちょっとやりすぎという気が。ただ馘首になって仕事をなくしたくらいならまだ救いはあるのでしょうが・・・。

要するにこういった”下の方の学歴”で設定を行って仕事を供給するという方法も学歴を手にしていない人向けにも仕事を!という意味では確かにあると思うんですけど、何らかの仕事をキチンとこなすために誠実に働いてきたのなら情を以て対処するのが人としての法の取り扱い方だと私自身は考えます。

履歴書に虚偽を書いたという意味では法的には学歴詐称で懲戒解雇できるのでしょうが、その人の能力が要求水準以上であった場合というのは何だかな〜って感じです。
例えば、即戦力を要求されて結果を出すべく高給で雇われたプログラマーが無能で全くプロジェクトの水準にマッチしなければ大問題でしょうが、役所の運営に支障をきたすこと無く仕事を定年までこなしたというのであれば良いんで無いかい?

税金で雇われていたから問題なんでしょうかネ?
難しい話なんでしょうが、もし私が神戸市民だったら、「まあ、ええやん」で済ませてしまいそうです。w

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