2018年12月17日月曜日

専守防衛とか絵空事

「いずも」の実質的な空母化の話、納得しました。

そもそもが造っている時点でヘリ空母という言い訳のもとで作っていましたが、見ているこっちは「いやいやこのサイズと構造だったら当然の如くそのまんまF35B用の離発着ベースでしょ?」という感じ。そもそも、野党の皆さんは作らせた時点で負け。w

これで、ギチギチにF35Bをパッドに詰め込んで尖閣の周りを周遊していただきましょう!
(だからといって国防の質的な向上という観点ではどれだけ役に立つのかは残念ながら甚だ疑問ですが。)

そもそも専守防衛という言葉自体が自衛隊をきちんと運用させるための錦の御旗であって、今後もそれは変わらないでしょう。ところが実際の紛争・戦争では専守というのは圧倒的な力の差があるときにのみこちら側が取れる幾つかの選択肢の一つであって、それでも攻撃を先にされるという事自体は戦闘における勝利の達成のためには大変リスキーなものだと思います。

おまけに、こういった場合の専守防衛では、攻撃の相手がはっきりした時点で限定的であろうと即時反撃が出来ないように法律で縛られている日本では全く話にならないくらいボコボコにやられる可能性のほうが圧倒的でしょう。

良くwebsiteで自衛隊の能力の高さを自画自賛する動画なんかが上がってますけど、幾ら質が高くても、その攻撃者の数で負けた上に法律に縛られないワイルドでナチュラルな攻撃を仕掛けられたらどんな軍隊でもまず勝てんでしょう。

やられた後に緊急招集がかけられてやられた様子を検討しながら反撃を議論しているうちに我が"自衛"隊は消えてしまっているのではないでしょうか。

戦争は愚か者の選択ですが、家に鍵をかけないのは隣人達が善人であるときのみ。そもそもが夜郎自大の専制国家群が軒を連ねるお隣の大陸の脇で何を寝ぼけたことを言っているのかと、野党の皆さんには言いたいのです。

まあ、与党の言う事なら何でも反対が党の方針でしょうから無理でしょうが。

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