2018年11月3日土曜日

中間選挙が迫ってきたけど

アメリカの中間選挙が後3日を切ってきました。

海の向こうの選挙ですが、遥か彼方とは言え対岸です。しかも、アメリカと日本ですからアメリカの中で起きる大きな波の変化が日本に直接間接に与える影響が小さいはずはありません。

今回の中間選挙で私自身が一番気になるのは南米からメキシコを超えてアメリカに大集団が近づいているというニュース。この手のニュースは稀代のアジテーターである禿オジサンにとってはまさに格好のアジ材料。
危機感を煽って米国を"侵入者”から守るというのは、何時の時代もアメリカの単純な脳味噌の持ち主たちを突き動かしてきたテーゼでしたし、今後も変わらんでしょう。

ホワイト・アメリカが今後も二度と彼らの手には還ってこないという統計上の事実になんとか抗おうというのがこのオッサンの基本方針ですから、有色人種はもとよりラティーノは事実であろうがなかろうが、「奴らの中にテロリストと犯罪者が紛れ込んでいる」というfearを皆にふりかけて思考回路を麻痺させるのが先決です。

本当にしょうもない事この上ないのですが、この程度の撒き餌にもガッチリと噛み付いてくるのがトランプ支持のガチ岩盤層ですから・・・小さな頃からの教育は大切です。

経済政策やその他の政策に云々というのはともかく、事実上の世界のヘッドたる人間としてはほぼ冗談レベルの品性の無さがアメリカというブランドを貶め続けているているという一点だけでもう私的にはこのオッサンにはNOなんですけど、アメリカ人自身がそれでいいというのなら我々がとやかくいうことは出来ないわけで、我々としてはとにかくこの男の振りまく災厄から逃れ続けるのみです。

上院は再び共和党が握るのではないかと私は思っていますが、下院に関しては予断を許さん状況が続きそうです。
いずれにしても後3日も経たず結果が出ます。これに関してはあちこちでまとめサイトが作られていますが、NHKのまとめが解りやすくていいかな?

さてさてどうなることやら・・・。

2 件のコメント:

Maki さんのコメント...

まさかの結果のエレクション・デーから2年。
結局のところ、米国(特に中西部のレッドネックやトラクター運転している農民層では)にはトランプのような思想を持っている人が多く居て今までは言いたいことも控えめとしていたのがトランプにより「よくぞ言ってくれた」となり、問題発言が多くても、それはクリティカルなポイントではなく根本の思想が強くサポートされているのですねぇ。やれやれ。
米国の審判の時まであと1.5日。

small G さんのコメント...

審判まで秒読みですね〜。

さてさて、どこかの意外な州で意外な結果が出るのか?
片手間感覚で遠い対岸の選挙を観ておりますが・・・。
この手の結果で国家の分断化が進んだときにアジア人である娘達の個人的な生活にどんな結果が及ぶのかも親としては心配なところではあります。
バカがアジってマヌケが呼応する惨めな状況。どこまで変化が起きますやら。
後実質一日です!