2018年11月7日水曜日

結果が出ましたね

中間選挙終わりました。下院は民主党が奪い返して、上院は当初の予想通り共和党がそのまま維持。

女性が大量進出し、宗教、性のマイノリティも初当選するなど、変化も多々見られました。

しかしながら、そもそも改選される数自体が民主党側が大幅に多かったので、結果はこうなるとわかっていたのですが、ハゲ隠しのオッサンにとってはますます難しい事態が到来です。
トンデモ発言を繰り返そうとも、基本的に何のお咎めも受け続けない上下院共に共和党という状態から今回脱輪したことで、このオッサンはますますその厚顔無恥ぶりを振りまきながら、法案が通らないのは「全て民主党のせい」という図式を押し付けて来るのはそこら辺の小学高学年の子供でも理解できるところ。

手柄は俺のもの、失敗はお前のせいというわかりやすいダメボスの典型です。w
そんなのが国家の頭になっていても、アメリカという国はとりあえず国家を動かすシステムの体裁はバッチリですから、この狂人を長として抱いていても「なんとかかんとか」国家の体裁を保っていられるわけです。

なんちゅうか、現在の認知老人がオーナーである中日新聞やナベツネに何も言えずに、底なしの泥の中に沈み続ける読売新聞などと一緒ですわな。(ということは、政権が長期化すればアメリカも沈むってことですか。)

アメリカというのは絶えず外から流れ込んでくる新しい血と才能によって、名目上の世界の王様を名乗っている国ですので、移民の流れを封じたりする政策というのは長い長い目で見たときに決してアメリカという国自体の活力に絶対にプラスには働きません。

トランプの生きてきたホワイト・アメリカというのが決して、二度と、統計的にも戻ってこないということが確定している国です。
見事なまでにサンドイッチ状に分断されたアメリカの今回の選挙結果を見ると、アメリカの東西両海岸の都市群と、中西部を始めとする基本的に白人の田舎者の皆さまが偉いエリアとでは選挙結果がクリアに看て取れますが、多分これが最後の抵抗でしょう。

この罪深いポピュリストが残したヘイトの波がどういう禍根をこの国に残すか私には判りません。しかし、POLITICAL CORRECTNESSの名のもとに覆い隠されていた人々の中の心の奥底の黒い塊を白日の下に晒してしまったのは事実。

差別に根付いた犯罪が今後更に増えていかないことを祈るのみです。

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