2018年11月10日土曜日

朝からダメージ

今日は疲れました。

今日、明日と珍しく週末に仕事関連のことが何もないという状態の実に珍しい自由な週末を迎えられるということで、ウキウキして夜更かししていたのです。

朝も四時頃までPCを使っていろいろとやっておりました。
ところが、寝てしばらくした頃・・・朝6時台に電話がなりました。私が受け持つ病棟のある患者さんの容態が少々よろしくない感じ。指示を出したまでは良かったのですが、気になって眠りがすぐに浅くなりました。

その患者さんは、火災現場での事故がもとで脳にダメージを負われた方でした。病院に入院して長期にわたって私がその方を受け持ってきたこともあり、いつもいろいろと水分や栄養の計算をしながら体の維持を行いつつ、肺炎や褥瘡が発生しないように最大限の努力を払っていたのですが、この数ヶ月は十年近くに及ぶそういった“闘病”が体にいろいろと悪影響を及ぼすようになってきていたのでした。

朝の一回目の電話からしばらくして、今度はいよいよ状態が一段と悪化したの報告。突然、心拍数が低下して血圧も下降気味と言う状況。
こうなると私自身も家にいることは出来ません。眠気でフラフラになりつつも、スクランブル。

病院に着くまでも電話で容態を聞きつつ、当直ドクターにも依頼して指示を出し続けましたが、最終的には到着してしばらくしてお亡くなりになられました。

十年近い間も火災による脳のシリアスな後遺症と闘いながらの人生でしたが、お亡くなりになってしまうと私の心の中も真っ白です。

体も心も疲れてしまいましたが、お亡くなりになった方をお見送りした後、各病棟を回って患者さんたちと会話をしてまわり、少し心を休めさせてもらいました。

疲れました。

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