2018年11月25日日曜日

狂い咲き

やっぱり現時点での地球の季節と温度変化の様子はちょっと変なのでしょうか。

今日は久しぶりに大高緑地に犬の散歩と息子の気分転換にやってきました。名古屋は散歩にはもってこいの日でして、熱くもなく寒くもない快晴の空。連休でどこか遠くに行って大渋滞や行列に巻き込まれることが嫌で、最初からその手の“遠征”を避けた三連休の最終日でした。

あちらに行ってもこちらに行っても、私は「列に並ぶという行為」が大変嫌いでして、家族で出かけようが一人でどこかに行こうが並ぼうと思える列の長さは基本的に最大で10分程度のもの。
よっぽどのものであっても一時間待ちとか言うようなものはまず絶対に並びません。金よりも、列の先にあるものよりも私にとって大切なものは生きている間に均等には配られていない時間です。

体が意思通りきちんと動き、その体が動いた上でまともに物事をきちんと考えられる時間というものは自分が想像している以上に短いと考えます。
時間だけは金をいくら積もうと伸ばすことは出来ないと思うんです。仕方ないから大切に使うしか無い。お金で移動の時間を稼ぐことは出来るし、高度な治療で寿命を延ばすことも、まあ金で買える時間のうちの一つではあるでしょうが、やはり運命が与えた各人の時間そのものは伸びも縮みもしません。

だったら、与えられた時間の中で最大限にそれを使おうと思えばやはり列に並んで・・・
という部分を可能な限り削るというのが私の基本的な生き方の一つです。まあ、簡単に言うと堪え性がないんですね。カッコつけすぎました。w

脱線しすぎました。話を戻します。

さて、公園の中を歩いていて視野の中に異常なものを発見。何かおかしな色が目に飛び込んできたのです。それは大きな大きなピンク色でした。
公園を散歩していてもそれほど綺麗な紅葉はないのですが、もみじの葉がそれなりに色づいている木も有りはしました。しかし“全体的な勢いとして大した事はない”というのがこの日の結論。
写真を見ていただければわかりますが最初の写真はその全体の中でも最も色付いていた貴重な一本です。
そしてその次の写真が狂い咲きしたサクラの木々。12月にこんなに狂い咲く桜を見たことありませんでした。
最後に少し紅葉は弱いのですが、サクラと紅葉が併存した珍しい一枚を撮ってみました。
一ヶ月ほど前にも川沿いで小さな小さなサクラの木が二、三本弱々しく咲いてるのを見て我が目を疑ったのですが、その時は車に乗っていたもので一瞬で通り過ぎ、強い印象は残しませんでした。
しかし今日の満開の桜はどうみても違和感が強く、嫁さんとも「おかしいよな〜。やっぱ異常気候はサクラの時計も壊してるな」という話をしたのでした。

どこかのネット記事で日本では桜の開花が大幅に見られなくなるかもしれない時代がやってくるかも、という話があったような・・・。
トランプの妄言はどうであれ、植物や、異常に強いハリケーン、溶け続ける極氷は事実を雄弁に物語っていると思うんですが。

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