2018年10月8日月曜日

中国はやっぱ恐ろしいな

中国の有名芸能人女性が脱税で捕まってボコボコにされましたが、その過程が恐ろしい。

行方不明になって数ヶ月過ぎて、社会が騒ぎ出して、その結果表に出てきた時は国民全体への反省文と脱税学の好評と従価税と罰金とで日本円で百億円以上の罰金とか。
そこに至るプロセスが全く見えない上に、結論も“政府が正しい”という結論は最初から決まっている如何にものもの。

それとほぼ時期を同じくして、自分が大切に育て上げてきたアリババからジャックマーも身を引いた。彼の育て上げたアリペイシステムも結局のところ政府そのものである銀聯のシステムに吸収されたし・・・。
あれほどの大成功をしようと、共産党に目をつけられたら終わりということが何よりも目に見える形で提示されて寒気がします。

そう言えばICPOの中国人ヘッドも中国帰った途端、逮捕されて行方不明になってしまい、気がつけば政府に汚職調査で逮捕されていたとか恐ろしすぎ。まあ、やっとることはやっとったんでしょうが、間違いなく権力闘争の犠牲でしょうナ。

アフリカやアジアでも金に物を言わせて自分の意のままになるシルクロードを作ろうと躍起になっておりますが、あっちこっちで腐敗と反発を産みまくってはプロジェクトに履行に紐付きの金が時限爆弾のように効いてくるというお粗末な公式が現地の人間にもバレちゃって、最近はバラマキの効果が大幅に低減しているとのお話があちこちから漏れてきます。

国民から税金で集めてきた巨額の金を恣意的に使って失敗しようと、その頭の人間は全く責任を問われないとか、独裁国家以外の何物でもないですしね。

わたしにとって中国という国土そのものは多様性に富む行ってみたい国ではあっても、その大前提は共産党という組織が無ければ!という今の所ありえない設定が必要なので、まあ、私が生きている間にあの国を訪れることはないでしょうね。

いったところで、金の支払いから自分の居る位置から通話から、もちろん顔と指紋まで管理されて、政府がかけたい嫌疑がかけられたら有無を言わさず何年でもぶち込まれ、消そうと思えば容易に命も奪われる国なんて・・・。

表面的にはいくら繁栄していようと、絵に描いたディストピア以外の何物でもありません。

彼の国に古より伝わる諺に曰く、君子危うきに近寄らず。クワバラクワバラ。

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