2018年10月28日日曜日

次女の住む家のすぐそばで大量殺人

またhate crimeが起きました。

今度の発生場所は次女の住むピッツバーグで。カーネギーメロンから二キロほど東。ピッツバーグ大学からでも4キロほど東にしか無いところにあるユダヤ人の集まるシナゴーグで46歳のバカが11人も殺しているのです。

事件を日本で知った直後、思わずピッツバーグに住む次女にテキスティングし安否を確認したのですが、ほぼ半日ナシのつぶて。ユダヤ人の友人が沢山いるとは言えまさかシナゴーグに行くようなことは彼女に限って無いだろうから問題はなかろうとは思いつつもやはり返事が無いことに心の片隅では「大丈夫か?」と不安をいだき続けておりました。

結局その後、娘からは"I'm perfectly FINE!"等と、まさに絵に描いたような親の心子知らず的な反応が帰ってきたのですが、日本ではまず考えられないようなこの手のshooting spree(銃乱射)が発生するのがあの国。確率は低いとは言え、いつどこで巻き込まれないとも限りません。

私がアメリカに居たときには統合失調の韓国系アメリカ人学生が起こしたVirginia Techでの大量殺人事件がそれほど遠くない場所という意味では発生しましたが、本当に狂った信念に突き動かされた愚か者共の起こすこの手の犯罪は、刀狩りのように銃の討伐令を出さない限り消え去ることはありません。

例によってあのインチキ不動産屋大統領が「教会にも武装をした者がいれば違った結果だったかも」等とこれまたキチガイらしい狂ったコメントを残していますが、もう驚きもしません。完全に想定内過ぎて。

武装万全の警官や特殊部隊の4人を含む6人も同時に負傷している事実を前にどういう神経回路がそのような説明を繰り出すことが出来るのか、最早私には完全に理解不能なんですが、あいつの脳内では何らかの整合性があるのでしょう。あいつの脳内では。

理不尽な理由でお亡くなりになられた多くの無辜の人々の魂に哀悼の意を捧げます。

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