2018年10月22日月曜日

福原愛ちゃんお疲れ様

突然ではあったものの、その日はいつか来るはずの日でした。

29歳の可愛らしい福原愛ちゃんが引退報告をしたということでした。日本の今の卓球の再興に合わせたように登場してきたのはまさに三歳の泣き虫の女の子が始めた26年前の頃。

私がちょうど研修医として医者の仕事を開始したときが正にこの泣き虫の女の子がテレビを賑わせ始めた頃。勝っては跳ね、負けてはママの膝の上でえづきながら泣きじゃくる可愛らしい女の子も今ではイケメンの台湾人卓球選手と結婚して既に可愛らしい女の子の赤ちゃんまで居るという。まあ、年齢的には余りにも普通すぎる生活イベントですけど、卓球選手としての中身の濃さは確実に特濃ソースレベルですよね。

日本はもともと私が生まれる前の1950年台半ばから終わりにかけて荻村伊智朗選手という恐ろしく偉大なスーパー・エリートがおりました。
実はこの荻村選手が今の難敵中国とヨーロッパに卓球を広めたお方!

皮肉ではありますが、その長い時間軸の中で世界の中のあちこちで勃興した卓球の強国達が、その師匠格であったはずの日本に襲いかかって日本はその荒波の中で長く苦しい低迷期を迎えたわけですが、途中一瞬輝いた小野選手その他の選手は居たものの、国策としてピンポンを育成した中国や、長い手足と強い筋肉、そして新しい道具で攻めてきたヨーロッパに苦しめられ続けます。

しかし、長い長いドラマの末に日本が力をつけて戻ってきたこの四半世紀はまさに愛ちゃんが卓球というスポーツに対して人の目を寄せ付ける力を発揮してくれた長い時間でした。

彼女が単に人寄せパンダとならなかったのはその実力ゆえ。実際に多くの輝かしい勝利を手中に収めたことが、その次に続くオリンピックや世界選手権での現在正にときめき輝いている優勝者達を卓球という競技に惹きつけたと思っています。

おまけにTリーグなるものまで日本ではこれから開始されますしね!

30前にして既に偉大な仕事を成し遂げた愛ちゃんのこれからに期待すると共に、第二の人生でその素敵なキャラをあちこちでまだまだ魅せてくれることを祈っております。

しかし、、、愛ちゃんはその娘さんをこれまたエリートとして育てるのかな?私は育ててくれそうな気がしてます。(^o^)

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