2018年10月17日水曜日

専制君主っていうのはやっぱ強烈

エミレーツ(首長)が集まって作るアラブの国がありますが、あそこら辺の国の成り立ちというのは正直私よく知りません。

恥ずかしながら、近代においてフランスや大英帝国があの辺りの国の歴史に深く介入コントロールし、中東の国々の力関係に深い影響を与えたのだろうという漠然とした“感覚”でしかあの辺りの国々のことを考えたことがありません。
イスラエルの歴史に対する知識はそれなりにあるつもりですが、その周辺の大小の国々のことになるとからっきしわかりません。

日本の石油輸送も絡んでくる中東の近代的戦争くらいからはニュース等で見知っているつもりですが、やはりそれ以上ではなく・・・。

トルコのサウジアラビア総領事館で殺されたと噂される著名なサウジ人ジャーナリストカショー氏の消息を巡って猛烈にきな臭いせめぎ合いが行われているようですが、ガソリン価格の高騰と相まってこれからの数ヶ月どう事が展開するのか一般人である私はもちろん、西側のエネルギー関係者も息を殺して見つめているのではないでしょうか。

現時点ではなんとも恐ろしいことに生きたまま7分で殺され、その時の音声が残されていると言う噂。そしてその音声を出す出さないということに関しても水面下で暗闘が繰り広げられているようですが、本当のことは音声ファイルが(たとえ一部であっても)公開され無いことには確定しないのでしょう。

その首謀者が誰かということに関してもしかしたらサウジのあの改革派皇太子が、、、という可能性も指摘され、世界中の報道機関の推測合戦はカオスの様相を示しています。

カネのことも地位のことも心配したことのないような絶対権力を持つ人達のパワーというのはその人達の力が及ぶ範囲において絶対的なものなのでしょうが、その絶対的なパワーというのは、21世紀の今でもやはり人の命にも容易に及ぶという実例なんでしょうかね。

太陽王ルイ14世?の前で震えた哲人の話を思い出してしまいました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも楽しみに拝見しています。すみません、「太陽王ルイ14世の前で震えた哲人の話」をちょっと教えていただけないでしょうか?

small G さんのコメント...

申し訳ない!
実はこの部分、自分では?マークをつけているつもりでつけておりませんでした。
(完全なズルですが、このコメントを書く前に慌ててつけました!お赦しを・・・w)
?をつけたことでお察し頂けるかと思うのですが、この話、私が高校生くらいの頃にちょっとした副読本で読んだイワユル欄外記事みたいなもんだったと思うんです。
それほど、強い印象に残ったミニ記事だったにもかかわらず、それを言った正確なルイX世のXの部分とその哲人の名前が思い出せないという情けなさ。下手したら他のキングだったのかも・・・。嗚呼申し訳ない。mOm

歴史学者がこの部分に眼を触れる機会があれば、その脳みその中のデータベースから私の間違いをせせら笑いながら逆にご教示いただきたいくらいです。
改めて申し訳ございません。