毎年、唸ったり笑ったりジーンときたりしているのですが、みんな必死になって捻り出して優秀作として選ばれるだけの事は有るというピカピカのものばかりで、言葉遣いのセンスというものに感心するばかりです。
その中に「下がらない米の値段と血糖値」というのが目に留まりました。いや、実際この川柳読んだ瞬間に、いやホントその通り!という心の声が出ました。
身近な物の値段で、オッサンの私でも頻回に見るのは米の値段が一番。キロ当たりで値段が見えるので、簡単に頭の中で計算というか値段のグラフが描けるのが良い所。5キロの米の値段でいつも頭にその数字を入れておくのですが、三菱総研発表の下のグラフを見るといやいや実感とマッチする驚きのデータが出て来ます。
小麦の価格上昇と共にパンの値段が上がるのは「ハイハイそうだよね」という感じなんですが、2024年に入ってからの米の値段のブーストのかかり具合はまさに異様の一言。車のターボで云うと軽く1Barを超えて3Barいってる感じ。車だったら普通いつボンッと壊れてもおかしくないレベルです。前にも書いたのですが、近くのB&Dでの店頭価格も目を剥くほど高いです。コシヒカリとか数種類の米が出口に何時も置いてあるのですが、以前は5キロで2000円いかなかった5キロの米がありましたが、最近は安い物でも3000円台という状況。もう心の底からびっくりです。
米の収穫量が減ったなどという状況は改善している筈なのに、依然として高値安定という状況は江戸の昔の米騒動を思い出しました。問屋連中が米の値段を吊り上げる為に米を隠匿して放出を待つという奴。今の時代、米の消費量は右肩下がり。売れないから値段を上げざるを得ないという事は無い筈で、人は他の食べ物に流れるだけかとも思いたくもなるのですが、実際にはそう簡単に解決しないでしょうし。
カレー、おにぎり、かつ丼、うな丼、何でもご飯の上に乗っかったりご飯無しではフィニッシュしない日本の数多の食品群がある限り、米無しというのは有り得ないでしょうから。
何でもかんでも上がり続ける物価高の時代。上がらないのは俺の給料だけかも。w
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