2025年2月13日木曜日

所詮は三流役人の発想

今回の令和の米騒動の件に関してやっぱ役人の現場感覚の無さには「改めて」ズッコケました。

今回、異様な高騰を続ける米の値段に関して何の手も打たない愚かな農水省に世間からは怨嗟の声が上がっていましたが、江藤農相の感覚のズレっぷりと商才の無さが滅茶苦茶判って微笑ましいレベルの糞っぷりです。w

100万トンの管理米のうち、放出の米の量を21万トンとか言って初回15万トン、その後は流通状況を見極めて判断等と宣って居られますが、JAなどの集荷業者を対象にした入札を3月初めに実施し中旬に引き渡し、店頭に並ぶのは3月下旬以降とかいうインパール作戦並みの愚将もかくや?という戦闘態勢。まあ、銭湯にもなっていませんが。

俺なら…という事ですが、本当に出すか出さないかは別として、一週間で50万トンを即時放出しま~す!とまず宣言。(日本の米の生産量は令和6年で660万トン程度らしいので、その10%弱)米を溜め込んで出し惜しみしているクズ達の顎を外させるほどの破壊力を持って米を吐き出し続けて「これはヤバい事になった。値が崩れる前に出しておこう」と思わせるほどの価格破壊を実行すれば良いのです。価格は株式以上にセンチメントに

多くの庶民にとって主食の二倍以上の爆上げは政府の失政以外のナニモノでもありません。歴史的には小麦粉の値段統制に失敗しパンが食えなくなるからと暴動が発生してぶっ倒れた有名な王朝があります。そう、フランス革命は実際に食い物が買えなくなって王朝が吹き飛んだんですが、日本はバカが統制していても庶民が皆「羊」ですので、そんな事は起こらないと高を括っているんでしょうね。

この話の現・江藤農相は私の地元の宮崎で江藤隆美という農林・建設畑の族議員として鳴らした爺さんのバカ息子。爺さんの方は小学生の私でさえバカにしていた「良い国を子供に渡そう」という、嘘満艦飾の標語を何時も事務所の扉に掲げていましたが、その爺さんがこんなバカ息子を二代目に据えた訳です。orz

やっぱり時間が経てば経つほど、国家や組織の中枢はコネと育ちに色付けされた中身のスカッた人間が占めていって劣化していくんだなという強い実感を抱いています。政治家は問答無用にそういう屑の集合体ですが、大企業でさえも日産や東芝のようにトップに就いたダメ人間が組織を壊していく訳です。

まあ、出来る人間は一人で会社を作りトップに立って大企業を脅かすような人間になる訳ですが、会社名や役所名を看板に掲げないと顔も見て貰えないような程度の人間には所詮理解できない今の日本の構造でしょうか。



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