2025年2月22日土曜日

患者への虐待

ネットのニュースで医療関係者による患者虐待の報道が度々なされています。

残念乍ら、ほぼ確実に精神科、老年科、障碍者に対する陰湿な虐待は毎日に日本のどこかで発生してはそのまま隠蔽されたり、無視されたり、そもそも発覚さえしていないケースが無数にあると考えます。

中にはニュースになる様な人の命が失われたものや大怪我で表沙汰になったものもありますが、反抗できない、体が動かせない、虐待を受けてもそれを報告出来ないような人達が確実にその被害の中心な訳です。

歴史的に多重の加害者になった事が判明した病院や医院などもありますが、それが表沙汰になっていないだけの所も確実にあるはず。

自分が勤めている所でさえも、常に怪しみ続けなければなりません。それは大学病院レベルでも同じ。数百人に1人、そういうヤバい輩が居たとしてもそれが表に犯罪者として浮かび上がってこないリスクは当然ある訳で、残念ですが「常に常に常に」疑いの眼をもってみておかなければなりません。

そもそも、入職の時点でそういうサイコを見抜ければよいのですが、そういう輩に限って並の人事担当では見抜けないし、見抜く事は難しいと思います。多くの病院ではそれどころでは無くて、人事不足の折り、看護師さんの入職候補が居れば「先ずは入職最優先」みたいなところがあるのが実情で、ヤバそうな雰囲気を醸し出していない限りは入職させてしまうのではないでしょうか。

虐待は安易な言葉の使用から始まり、精神的・肉体的虐待へと進展していくものと考えます。基本線をきちんと守り、言葉遣いを間違えずに対応する事が「全ての」始まり。

虐待は犯罪。その隠蔽も犯罪。犯罪に加担しないようにする事も大切です。一発逮捕と失職、その後の刑事責任と民事賠償、社会的バッシングと免許の剥奪が待ち受けている事を覚悟する気など無いはず。

野獣死すべし

 

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