2023年12月19日火曜日

次女の挑戦再び

次女が再びアメリカのアート・スクールに挑戦しているようです。

何とも厳しい挑戦だと親の目から見ても思えるのですが、次女にしてみれば己の作品と文章を通じてインタビューの壁を潜り抜けることになります。極めてアメリカらしい選抜方法ですが、これにはもう一つ推薦状という重要なキー・アイテムが入ってくるとの事。

娘によるとやはりエッジの所では著名人による推薦状は爆発的な推進(推薦)力を持つのは確実で、知り合いでの実例を列挙してくれました。確かに「例えば」ノーベル賞受賞者がある人物を強く推薦したとしたら、まずはその人物と会ってみようか?等という事になるでしょうが、それから先は?

果たしてアートの世界のような資格試験とは無縁の世界の戦いが入学後にも保障されるのかというと絶対になかろう?というのが何も知らない親父としての考え方。

資格試験の延長線上に存在する医師の様な仕事は未だ「ヤブ」であっても食いつないでいくことが出来ます。しかし、アートの世界はまさに実力の世界という気がするんですよね。無論、何らかのハロー効果で一時的には有名になるような事が起きる人物というのは発生はするんでしょうが、そのような人の作品が歴史という時間の試練に残るのかな~という考えもぼんやり浮かんできたりはするんですよね。

それと、アートの値段の世界をそのアーティストの成功の基準にするのもどうだか…という気もします。画商たちが自由自在にそのアートの価値を左右することに心血を注いでいるという話はフツーにネットで読めますし、実際にバスキアなどのアートの値段、その他の有名現代アーティストの値段などもかなりいろいろと複雑な手法で値段の維持が図られると聞いています。

こういう定量化できないモノの世界の話というのは本当に複雑怪奇ですよね。

話は横に大きくズレてしまいましたが、今持っているアートの作品群を以て今回3つほどチャレンジするようです。頑張れ!とは思いますが、それ以上のことが出来ないのが何も知らない親の情けないところです。

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