高い壁として自分の目の前に立ちはだかる生活習慣病に対する攻撃は全く成功しません。75キロという壁の周りをウロウロするばかり。基本的に一人暮らししていた時には食の質も低く、必然的に手抜き食で粗食だったのですが、家族が帰国してからの食生活は出されたものをただ受動的に食べるだけでなく、その後の生活時間帯も遅い時間にシフトしがちでこれがデブを助長しているのは明白です。(夜遅く起きていると腹が減って何か摘まんでしまう)
また、この摘まむという条件に当てはまる食べ物なんですが、家族が沢山いると冷蔵庫の中身も充実しがちで、それをどうしてもちょこっと~という悪癖がついてしまうのでした。
最近の生化学検査の結果をみていると、やはり時にASTやALT(昔はGOT、GPTと呼んでいました)の正常上限を少し上回ったあたりの所に数字が動いてしまっているのです。これは非常に良くないシグナルでして、実はNASH(非アルコール性脂肪肝炎、最近は呼び名もNAFLDと呼び名が変わり始めています)になり易いのです。
これが進展していくと、飲酒などとは関係なく肝硬変から肝癌へと進行していく事があるのです。そしてそのリスクの程度を計算するFIB-4 indexという計算式があるのですが、これが最近上昇気味。それが長引くのは大変恐ろしいことで、医者としては恥ずかしい事だと思っています。
最近は朝食を摂っても昼飯抜いていることが多く、それでも腹が減らなくなってきてはいるんですが、や症のコントロールという意味で総カロリーを何とか減らさないといけません。家族とは別に一人で野菜中心の食事に変える方向性も検討しているのですが、精々なれるのは次女と同じのペスカタリアン程度、しかも時には肉を食うというパターンになりそう。
毎日近所のFreshnesburgerのSoyburgerでも食べることにしましょうかね?
まあ、生活習慣をもっとどうにかせん事には何も変わらんのでしょうが。
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