2023年9月8日金曜日

飛行場に親父を迎えて驚いた

コロナ禍で久しく会っていなかった実家の親父。

幸いにも台風は良い感じで逸れてくれて、飛行機は無事セントレアに到着してくれました。先日名古屋にやって来た義母と同じ感じで迎えに行ったのですが、今回は30分ばかり先に私が到着して出てくる親父を国内線到着ゲートで待っておりました。

予定よりも5分ほど早く到着したことを知らせるモニターの表示を確認して少し早めに出てくるのかなと思ったところ、逆に待てど暮らせど出てきません。それでももう少し待っていたらちゃんと出てきました。

で、その後・・・。話を始めたところ何というか話が噛み合わない感じで一方的に話してきます。そこで、もしかして~と思い近くによって声を大きくして話し始めたところ会話の回線が繋がりました。そうです、本当に耳がもの凄く遠くなっていたのです。

実は親父は若い頃にダイビングをしていた時に鼓膜に穴が空いて一度死にかけています。その時の事を親父は「天井がぐるぐる回る感じで上下が判らなくなって、もう死ぬと思ったけど必死で海の上の方を見て上がった」とのこと。なかなかしぶといです!

それで、その時に右の鼓膜を修復術か人口鼓膜かなにかにしたようで昔から右の耳は聴力に問題があったとの事なんですが、今回はしばらく前から明らかに落ちてきていた左の聴力もその遠方が尋常でない感じになっていました。まさに難聴・・・。難聴以外の何物でもありません。

補聴器でも使えば良いのですが、本人曰く「あの耳にかけるのが嫌」との事で掛けそうにもありません。妙なところでそういうものを嫌います。

結局、家に帰り着くまでの車内では笑ってしまうほど二人の会話は噛み合わず、後半は親父が一人で喋ってばかりでしたがやがてそれも無くなり男二人でジッと無言で夜の高速道路を北上する状態でなかなかシュールでした。w

家につくともう一つ驚きが待っていました。親父の両下腿が結構高度なレベルの浮腫になっているのが明白だったからです。腎機能がやや低下気味でpitting edemaが結構なレベルだったのですが、それに対しては地元の病院から利尿剤の一種として使われるツムラの17番である五苓散が処方されているようでした。

親父曰く「これでも大分良くなったんぞ!」との事。自分としては何だかな~です。   

85歳というのはやっぱりこういう事なんですね。一年一年いろいろと加齢が進む感じです。病院の患者さんもそうですが、80の壁という言葉は本当に正しいですね。それでも一人で飛行機に乗って名古屋に来てくれるほどの元気はあるわけですし、ボケもないのでその点には私としては大いに感謝をしないといけないですね!

さあ、名古屋と岐阜を楽しんで貰いましょう。

 

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