ソレを食べると次の時間帯の食事が入らなくなるような食べ物があります。
個人的にはソレにあたるのが先ずはマクドナルドのハンバーガー・セット。どのセットメニューを選んだところで何故かあのセットは満腹感の誘発度合いが半端ないと思うのは私だけなんでしょうか?フレッシュネス・バーガーやモス・バーガーを昼に食べた時でも、その瞬間は満腹になることが普通ですが、夕刻になれば普通に空腹感を感じ始めるのにナニユエにマックのセットメニューはもう一段上の満腹感が発生するのでしょうか…。
そして、その次に満腹感の誘発で確実に私の腹を膨れ上がらせるのはインドやネパールのナンが付いているカレー。これにタンドリ・チキンなどが入っていようものなら、その日の夕食スキップはほぼ確定です。
ナンを手で千切りながらカレーに浸し、チキンを包んだりしながらラッシーもしくはマンゴー・ラッシーを食べる瞬間は至福の時。「ああ、今日も美味しいもの食べられた~。良かった~!」と思う最近の堕落した私。嫁さんの影響や"或る”別のグルメ女性の影響を多分に受けており、美味いものに喜びを見出すようになってしまいました。
こう考えると、2つの食材に共通するのはバンズとナンという小麦粉を塩や酵母を混ぜて作り上げた食材を腹に入れた時?と考えてしまうのですが、じゃあ何でモスやフレッシュネスでは?となるのですが…。純粋にボリュームの違いでしょうか??? やっぱ自分的にはボリューム説のほうが正しいような気がします。
そもそも、満腹感の定量化を何を持って行うかというところですが、それが血糖値だけで済むような単純なものでないことは明白。では「美味さ」が満腹感を決めるのかと言うと、それならモスやフレッシュネスのほうが上でしょう!と言い切れるので、それも違う気がします。
だったら中に突っ込んである旨味成分のグルタミン酸の量のせいなんでしょうか。これをネットで調べてみると、農芸化学会のあるページに味の素の研究員による詳細な解説があり「うま味物質の生理作用:満腹感醸成と摂食調節」と言う部分がそのページ全体の半ば部分にあります。
これを読むと、結局ある一定以上のグルタミン酸Naが突っ込まれていると、全部食べきった後に(既に手遅れですが!)満腹中枢が刺激されて、もう食わんでオッケーよ~と脳にシグナルが送られるのかも知れません。まあ、マクドナルドやナン(またはインパール・カレー?)を作る人にその中身の秘密を聞くしか真実はわからんのでしょうが。
食い物には謎が多いです。また味覚の科学は神経生物学の中でもかなり複雑で高度な研究領域なので私のボンクラ脳ではなかなか理解が及ばないところがありますね。正直。
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