2022年9月27日火曜日

軍備は好き嫌いの問題では無い

ロシアのメチャクチャな侵略戦争の様子を見るにつけ、侵略された国家というのはもう主権どころかヤラレ放題なんだというのが嫌というほど判ります。

ウクライナの東側の4つの州ではマシンガンを突きつけられて投票所に集められた人間達が透明の投票箱に己の侵略された州をロシア領として編入したいか「Da」・「Nyet」で答えるというトンデモナイ茶番ですが、プットラーにしてみれば侵略を正当化する儀式としての一手順の大事な茶番なのでしょう。

この茶番、投票率数パーセントの時点編入に対してYESとしたと言われる回答が軒並み98%前後という御伽噺が漏れ伝わってきます。w

満州では女性を強姦し、子供を殺し、男を虐殺したりシベリアで長期の非人道的な抑留を行ったソビエトがロシアと名を変え、そのトップの名前が変わっただけでやっている非道さは相変わらず。そして北方四島もまさにドサクサに紛れて盗んだママで返還の意思など昔も今もそしてこれからも当然持っていません。

これほど迄に非道な国が未だに隣国である不幸は日本がどこかに移動するかロシアが消えるくらいしか解消する方法はありません。という訳でこういった国がお隣りにある以上、我が日本は議論の余地無き「防衛力」の存在が安全保障の前提として必須な訳です。

防衛のためには攻撃のやってくる方向に向けての反撃のシステムも必要だということは今回のロシアのウクライナ侵略で明白。ベトナム戦争が長引いたのも、ロシア軍人が居ることが明白な北ベトナム軍の航空基地を直接叩くことをアメリカが恐れたため。やられたらやり返すだけの武力が必要なのですが、相手が核を持っている国か否かで対応が大きく変わってしまいますし、隣の凶悪な三国は皆その最終兵器を持っているという碌でも無さ。本当に難しい。

今の自衛隊は日本らしい「オモテ」から見るとそれなりに金を使った軍隊に見えますが、果たして中国軍から攻撃を受けた時にどれほどの時間耐えられるのでしょうか。攻撃を受け始めても反撃は総理の許可が出るまで出来ないようなナマクラなシステムでは、許可が出るまでにレーダー全滅。飛行場の滑走路と管制塔全滅となっているのではないかと素人ながら危惧するのです。

ルールなど全くもって視野の外、外道の戦略で来るのが確実な相手をどうやって叩くのかをこそ考え抜いた防衛及び反攻システムの構築に全力を注ぐべきと考えるのですが。「飾り」では無い真に必要な兵器でハリネズミのように全身を固めておくべきではないでしょうか。

それはまさに防衛力においてイスラエルのような国であるべきだと強く思うし、そのためなら俺の税金使って欲しいと感じます。

共産党や旧社会党の流れを汲む連中も社会主義、共産主義にのぼせて「おまえどこの国の人間?」というような事を言いますが、我が国にとっての軍備というのは家持にとって泥棒の侵入を防ぐ鍵や監視カメラのシステムそのものです。鍵が要らん、カメラが要らんと言う人はそれでも結構。ただし犯人から殺されても物を盗まれ放題でも何も文句は言うなよ!と言うことと同じなのです。責任ある一家の主としてはそれは「絶対」にあり得ない話です。


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