昔の家庭教師の教え子(と言っても、彼女も既に40半ば過ぎですが!)からsupplementを貰いました。
この女の子、私に今でもずっと繋がりがあって、既に30年以上の知り合いで嫁さんよりも旧知の仲。今でも家族ぐるみで付き合っており時々季節の挨拶として贈り物を頂いたり送ったりもしています。彼女が毎週のように重要なポケモン・イベントやアップデートをLINEで流してくれるという点で、ポケモンに関しては今では逆にお師匠さんです。
彼女は大学を出たあと三菱証券に入社したのですが、その後は確か三菱UFJ証券になってその後更に三菱UFJモルガン・スタンレー証券になってと、外野から見ると訳のわからない統合再編の渦の中で揉まれ続けながらも、しっかりと全ての会社の中で生き残ってきた御仁です。
彼女から、景気の良い頃・悪い頃の話、そして証券会社というものの種々の醜悪な面に関する話等も聞いてきたのですが、いつも話はかなり生々しく、次々と入っては辞めていく証券会社の若手職員の話を聞いていると、証券会社の商売のモデル自体が成り立っとらんな~と内心思っていました。端的に言うと「無知な人間を騙す事で金を掠め取る」のが仕事と言う印象が拭えませんでした。
そのうちにネットでの直接取引がドンドンと大きくなり、講座の開設も値段の設定その他も全てネットで完結。そもそも会社でデスクに座って電話をかけ続けるというようなモデル自体が仕事としては爺さん婆さん向けのものと成り果ててしまいました。最近はアメリカからのモデルでは手数料自体を取らないシステムにまで進化してきており、平成までギリギリ生きていた取引モデル自身が消えていきそうになっています。
人の介在するシステムはどこまで生き残るか・・・やがてAIが高度な込み入った顧客の質問にもキチンと答え始めるでしょうから、人の介在自体がどんどん減っていくことでしょう。
と、ここまで書いてえらくその女の子のことばかり書いてしまいましたが、その子もつい最近長く勤めた証券会社を辞めて独立、彼女の兄貴がしている仕事を財務面から支える仕事に転職しました。
その彼がやっている仕事の一部に中国の取引先と種々の薬品を作る契約というのがあって、最終製品をFDAの審査に合うかどうかアメリカにまで送っていろいろとサンプル分析したりしているんだそうです。
そんな中で創っているものの一つに5-ALAというサプリがありまして、これが新型コロナウイルスに効くの効かないの等という事で長崎大学で大規模に実験されているようなんですが、これも彼らの所で作っているということで「コロナになったらのんでみて~」と有り難いような有り難くないようなお言葉付きでブツを送ってきてくれました。
今のところチョビっとはのんでみたものの無味無臭。残りは大事に保存しているのですが、値段を調べてびっくり。Amazonでちょっと前に調べたときにはX円で5袋だったのに長崎の報道が拡がってからというものアッと言う間に値段は5倍!世間の異様な反応に私のほうが驚いた次第でした。
彼女曰く、「製造元だから無くなったらまた送ってあげるから言ってね。」等と気軽に言ってくれますが、売れば高い代物。商売の邪魔は出来ませんので、おいそれとは言えません。w
しかし、まだまだ「臨床的には」効くか効かんかも判らんのに「金持ってる奴は払うもんなんだな」と驚いた次第であります。
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