2020年2月23日日曜日

厚労省の官僚も他の部署の官僚もコロナ対策でヘトヘトではないか

いつも思うんですが、官邸というのは私には謎の存在です。

総理や官房長官がステートメントを出すのは見るのですが、配下の閣僚・官僚を通して「鋭意努力せよ」的な指示を出すんでしょうが、次のレベルで実質的に何をどうすべきかをキチンと形にして実行していくのはカミソリの様な頭脳を持った文官達ですよね。

私にとっての謎というのは実務能力においては法文もよく理解できていない、または理解できないようなトップがその下の能吏を使っていろいろと法案の作成の手伝いをさせたりすることで、法律を起案したり省令や通達を出してるんでしょうけど、アメリカのように議員の多くが法律家だったりするような感じではない日本で本当にまともに条文を理解して種々の法律が議員の脳みそというフィルタを通して成立されているのかという疑問が「謎」そのものなのです。

日本の議員の質なんて言うのは「御存じの通り」みたいなコンセンサスの元、議員センセイとバカにされている程度のもの。

今回のコロナ・ウイルス対策では多分官僚といわれる人達は上から下まで厚労省のみならず、休日返上で東奔西走していることでしょう。願わくは議員センセイ方が必至で策を練って対応に当たっている役人や全国の感染症の専門家達の活動を「邪魔」しないで欲しいいと思います。

今のところ、官邸周辺では野党の議員達は相手の失策を探すのに一生懸命。与党の議員は専門家と能吏の策定した対策に黙々と従うのみ。無理です、専門家以外の人がこの件に首を突っ込むのは。だって専門家でさえこのウイルスのことを今現在進行形で学んでいるくらいなのですから。

それにしても、大変だろうなと思うのは官吏達。自分の感染リスクを負ってまで頑張っているウイルス対策だけでなく、上から降ってくるしょうもない不要不急の議員センセイ方とマスコミ達のいろんなリクエストにも応答しなければならない訳でしょうから。

気の毒です。失敗すれば官僚のせい。成功したら当たり前といわれる人達。
あ、なんか今の医者みたいですね。w


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