2020年2月22日土曜日

同僚達の移動(≠異動)

今回少々慌てることがありました。

同僚である一人の内科の先生が御家族の都合で三重に帰ることが少し前に決まった事は私も暫く前から承知しておりました。しかし、今回あと2年ほどは勤めてくださると考えていたもう一人の先生も今年の12月をもって別の老健施設の方へ移動されるかもしれないとのお話を御本人から直接されたのです。

大変種々の実務能力の高い方で、サイエンスや医療に関することでも唯一院内でまともに話ができる人物だったのですが、この方が今後「もしかすると」思ったよりも早い段階で上に書いたように老健へ移る可能性が出てきた事を話されたのです。

内科的には大損失で、現時点で院内の内情に詳しく、実務能力に優れこの方に代わる力を発揮できる人物をすぐに見つけてくると等ということはまず容易ではありません、というか無理です。

しかも、こういう同僚達が居たおかげで私自身も万一の時に私的な用事が発生した際に時間を区切ってあちらこちらに「少しは」行けたのですが、そういう事もできなくなってしまいます。
私にとっては業務量が増えることも大問題ですが、実生活上への影響の大きさから言えばむしろこちらのほうがかなり大きな問題かと思われます。いわゆる病院に物理的に拘束されうということ。

基本的に精神科の先生達には内科的処置の様々を任せることなど実質的には不可能で、基本的に種々の事々を「丸投げ」してきます。特にその傾向は年配の諸先生に多いことは常々事実です。やっぱり年令に関係なく勉強をしなくなると、特に医師などという職業は死に体も同然。

昔の処方をいつまでも精神科領域で投薬続けて何の改変も改良も学ばないような御年配の先生には誠に申し訳ないのですが、信頼できません。況や内科領域の疾患をギリギリまで悪くされて当方に手渡されるくらいならサッサとこちらに任せていただいたほうが100倍早く治療に取りかかれます。

しかし、そういった内科的対応もある程度内科医の数があってこそ初めて成り立つもの。臨時臨時で私が呼び出されていてばかりでは体も心も持ちません。w

理事長の息子さんである系列病院の内科の先生に来ていただきたいというのが私自身の本音なのですが、果たしてどこまでそれが実現できますやら。いくら給料を頂いても、有る一線を越えると日本の場合全く割に合わなくなりますので、正直なところ今の私にとって時間のほうがよっぽど大切。

可能な限り丁寧な診察診療をしつつもキチンと時間内に診療を終わらせて、他の勤務者の人達に一生懸命やるという姿を見せなければならない立場ですので、そういった意味でもコレ以上の荷重は私にとって不要なものです。

たまには旅行とかキャンプとかにも行きたい私。金があろうと時間が使えなければ人生意味がありません。(実際のところ未だに全然貯金などありませんが・・・。)

どうにかなりませんかね。


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