2019年8月14日水曜日

香港の最後が近いのか?

本当に危ない感じになってきました。

成熟した民主主義国家の思考回路からは決して出てこない対応をする、あの”赤い国”が香港と中国本土の境界に軍隊を集結させはじめたというキナ臭い報道がなされています。

天安門事件でも一体何人自国民の若者を殺したのか、今でも政府の中枢の人間以外誰にも判らない”赤い国”です。香港の最近の抗議運動に関して「テロ」という断定的口調で詰る報道を始めたことで、いよいよ次のステップに踏み込み始めてるなと感じるんですが。

声をでかくして否定すれば何でも通ると思っている恐怖の思想統制を行う全体主義国家ですから、本当になんでもしてくるでしょう。香港の市民達がたとえ無抵抗主義を貫こうとしたところで、必ずアノ国は自作自演の人間を投入してでも事件を作り、軍隊を使って香港市民を抑えつけてくるはず。

香港行政庁長官であるキャリー・ラムとかいう中国人が大好きな洋風呼称をもった中国政府の傀儡であるオバサンは、徹底的に雲隠れ状態。このオバサン、100年後には必ずや一族郎党から恥と呼ばれる黒歴史の親戚の一人として記憶される女性になることでしょう。

いかなる政府も言論の自由を抑えつけることは出来ません。決して。少なくともソビエトのような国家でさえ滅びたわけで、その国と50歩100歩の現中国政府がどれほど持つものか。必ず現在の体制としては滅びることでしょう。例えそれが100年後でも・・・。

そしてその時には歴史の闇は全て表に開陳され、子孫と呼ばれる連中は国家の恥として今の体制派の子孫だと決して言えないような時代が来ることでしょう。きっと。

東条英機本人がどうだったかは別として、戦後はその親族はその”姓”故に非常な苦労を強いられたといいます。陸軍三馬鹿も戦後は罵られ馬鹿にされ、という世界。肩で風切っていた連中も次の日には何が起きるかわかりません。ただでさえシュリンクしていっている中国経済に最後の打撃を加えるのは実は中央政府自身となるような気がします。

経済の自由な活動を担保しているのは発言・思想の自由そのものです。その自由があってこその経済的発展が存在する香港。そして、その果実というのは実は経済ではなく言論の自由そのものですし・・・。結局、その2つは共に揃って始めて意味があるもの。

ニュースを見てみると、次の世界経済の大リセッションは中国本土が震源とはならず、意外(意外じゃないですね。w)とこの騒動の延長上にあるのかもしれません。

0 件のコメント: