2025年11月30日日曜日

人生初の体験を幾つかしました(前編)

実は当直明けにネットゲームで知り合ったある人物と自分の家の脇で朝に落ち合って設楽の山の中にあるログハウスに向かいました。

紅葉真っただ中の山道を車で駆け上っていくと、ところどころに燃えるような紅を魅せる木々がかたまっていました。所々でカメラを立ち上げカシャカシャと写真撮影。秋を実感できる素晴らしい眺めでした。
WRCのコースがほぼ目の前を走っているような所だったんですが、車を走らせながら「おお、ここは田舎道なのに道が広くてめっちゃ気持ち良いな~」という感じ。もしかして某トヨタの力でここにお金が注ぎ込まれたのかな等とちょっと考えてしまいました。

ここは名古屋にある「ある会社」の社長の持ち物なのですが、基本的には松の木で作ったログハウスとのこと。しかし、ビックリするのですが、この辺りの田舎でそれなりの古民家を浦山と一緒に買い取った時点で払ったお金が300万円!ぽっち。あんまりポッチという言葉を使いたくないのですが、家付き土地付き裏山付きでその値段というのが少し信じられませんでした。

しかも、こういう土地のこういうエリアに有りがちな土地の課税の件ですが、ビックリするような広さの広場の税金は一年に数百円という話。( ゚Д゚)
キャンプ場を自前で作るのならこの安さは特筆レベルだなって正直思うんですけど、皆さんどう思われるのかなと?まあ、こういった事は趣味の世界のお話なんでこういう値付けというのは本当に知っている世界の人達は言わずもがなという感じで知っているものなんでしょうが。

さて、車を手前の庭に入れるといきなり奇麗なログハウスが出現。そこにはこれまた松を伐採した極太のログで作った焚火が赤い炎をあげていました。
外には初老の柔和な顔立ちの男性が一人立って我々を待ってくれており、我々の到着後すぐに中に招き入れてくださいました。持ってきたワインのお土産をペアでお渡しし挨拶を交わした後にログハウスの中を拝見させて頂きました。

美しい木目の組木で出来た内装はそこだけ見たらカナダかどこかですか?という印象しかありませんでした。こういうのに慣れてない自分にはビックリのレベル。これを見る為だけにここにやって来た甲斐があろうというものです。

隣にはお客さんが来たとき用に備えて板間の奇麗な部屋が準備されていました。マンションと全く同じレベルのユニットバス付きで信じられないような清潔さ。失礼ですが、こんな山奥の田舎にあるような代物ではありませんした。

続きはまた次回。

2025年11月29日土曜日

人との繋がりの方がよっぽど大事

最近、本当にいろいろな人と積極的に繋がるようなイベントが次々に発生しています。

まあ昨日のようなお酒でのつながりは別として、全く違う職種、それぞれに大きく違う人生の経験、違う地域に住む違う考え方の下で育った人達、そして異なる年齢。本当にキャラクターを含めていろいろと違い過ぎて「あなたの知らない世界」状態になっております。

何といっても自分の知らない事を知っている、自分の生きてこなかった世界の話が聞けるというのはまことに新しい本のページをランダムに読むような楽しさがあって、自分は知らんけど人は知っている事を知るというのは本当に「善き哉」と感じる事が多いですね。

家の内装の話、トラックの整備の話、中古車販売の表に出せない話、マンション建築の裏話、人材派遣の裏話、ニュースを発信する側の通信社の内部事情、賞をとった時の裏側の話、土木工事の秘密の話、車の部品製造にまつわる話、服の販売店の打ち明け話、巨大車両製造企業の研究室内での裏話など、普通に知り合いになっていなければ一生知らんかったやろうなという話が世の中には満ち満ちているという事実に改めて驚かされるのです。単純に興味深い。

世の中の成り立ちを見つめる時に中の骨格まで透かして理解している時と、表面にある皮相の部分だけで見えている時ではやはり分析結果が大きく違ってきます。

こういうのは「容易には騙されない」という対策にもなるでしょうが、そういう無味乾燥な目的の為だけでなく、実際にその世界を愉しむための基礎情報として「知る事の喜び」を感じさせてくれる事となる「人との付き合い」は本当に良いもんですね。

これからどの程度の期間で、どの程度の人々と知り合いになる事が出来るのか全く分かり合せんが、残された人生の短い間は貪欲にこういった話を聞ける人々を見つけては次々と話を聞いていきたいと思うのでした。

2025年11月28日金曜日

今日は謎の人物と

今日は覚王山の酒場で知り合った謎の人物と飲みました。

そもそも彼と知りあって二年ほど経つんですが、名前を知り合ったのが一年ほど前。お互い酒場で出会ってはカウンターで並んで話をするのですが、それ以外の情報はお互い知らないままに過ごしてきました。

しかし、バーのマスター経由である時にお互いの連絡先を交換して以来、LINEで「極マレ」にどちらからともなく今日飲みに来るのか?という連絡をするようになりました。とは言え、お互いに余計な事は何も聞かず何も喋らないのは相変わらず。例えば一体どんな関係なのかと人に問われても、正直なところ酒場で知り合った隣の人~と云う位の答えしか返せません。実際そうなんで。w

沖縄の人だという事だけは知っていたんですが、お互いにそれ以上の深掘りも無し。職業も婚姻の有無なども知りません。どこら辺りに住んでいるのかも。

ところが今日は違いました。連絡受けて仕事終わりに一旦家に戻ってから地下鉄に乗り込みました。覚王山で降りてスーッと店に入っていくとカウンターにはいつもの顔がありました。

お店のママさんは私の嫁さんも知ってますし、マスターである御主人は私が最初に患者さんとして症状を聞いて第二日赤に翌日行っていただき即治療開始となった方です。今はすっかり症状も収まりお元気ですが、あのままだったら今頃は…と云う位シビアでした。

さて、一次会では2時間ほど飲んで次の店へ移動。そこはアブサンが沢山置いてある店で、他に入って来たもう一人のお客さんと三人でアブサンの話や他の飲み物の話で盛り上がりました。そこでも一時間以上はいたかな?更に彼の家に帰る方向に歩きながらある店の前で呼び止められて三件目。

ここは彼にとって何時も行く別の気軽に飲めるなバーの様でした。ここで飲んで終わったのが一時半過ぎ。とっくに終電は逃しておりますので彼と別れた後は何時もの様にテクテクと歩いてのお帰りです。

やっぱり歩いて帰ると周りはいつもとは全く異なる世界。何時もは見えない、見ていない景色を眺めつつちょこちょこ立ち止まっては観察しながら家に帰り着いたのでした。

シャワーをササッと浴びて寝床に着いたのは3時半。体には良くありませんな。^^

2025年11月27日木曜日

高層ビル火災の悲劇

中国のタワマン火災の報道を見て暗い気持ちになってしまいました。

災害なんてどこの国でも誰の上にも起きないほうが良いに決まってます。事故もテロもあっち行けって感じで私の場合は病気もこっちに来るなって感じの毎日ですが、死なんでもいい人が事故や戦争なんかで亡くなってしまうのを見るのはどこのインシデントであろうと気持ちが落ち込むものです。

小さな交通事故でも亡くなられた方は勿論、起こした人間自身もその家族も悩まれる事を考えると安全なシステムや生活への飽くなき追求というのは「MUST」であって、我々医療関係者も含めて安全に関わる関係者達は如何なる瞬間も進歩を止めてはいけないというのは当然だと思います。

今回のマンション火災では既に判明しているだけで100人以上の人々がお亡くなりになっているとの報道があります。行方不明者も300人越えとの事で、もしこれらの方々の多くが亡くなられているとするとまさに世界の災害史に名を遺す未曽有の大災害です。数年前にイギリスで発生した高層アパートの災害を超えるものとなります。

7棟のマンション群が次々に延焼していったのは竹で編まれたあしばとそれを覆っていた緑色のカバーの存在。更には窓を覆っていたという発砲スチロールの存在がこの悲劇をもたらしたのではないかと「今の段階では」囁かれているようです。

高層ビル火災で私が思い出すのは大昔に出た映画「タワーリングインフェルノ」です。当時、テレビのロードショウで視た時の衝撃は子供の心に深く恐怖を植え付けましたが、その後に実際に9/11で人がビルから飛び降りる様子が映し出されるのを見て、高層建築っていうのはやっぱり人が住む建造物という意味ではいろいろと無理があるよな~って感じるんですけど、不自然ですかね?

個人的には高層マンションに何の魅力も感じない変わりモノです。

今回の惨事で命を奪われた方々に日本から衷心よりお悔やみ申し上げます。


2025年11月26日水曜日

俺達はドローンに殺されるのか

ウクライナでの戦闘で本当に戦争の形態が激変してしまいました。

最初は戦車とミサイル、そして戦闘員達の直接対峙という形の力の応酬だったのに、偵察ドローンから始まった急速なドローン進化は投下型爆弾の装備、突撃型弾薬の固定からの人や戦車への神風攻撃、最終的には光ファイバーを装着した長距離飛行型ドローンが敵の国家の深部をを襲う形態にまでなっているようですが、恐らくまだまだ劇的に進化する途上だと思います。

そもそもバッテリーが進化している真っただ中。更に妨害電波が飛び交う中でもそれを克服するECM、ECCM、ECCCM等電波妨害に対する様々な対抗策もまさに今、リアルな戦場の中で進化中である事は様々な記事から明白。

航続距離が延び、飛行速度が増大し、搭載する武器の種類もドローンのサイズもまさに各国各部隊様々で、目的に応じた種々のドローンを作り続けていますよね。空飛ぶドローンだけでなく、ボート型のドローンも潜水艦ドローンも実際に存在しますし、潜水型ドローンもヤバい速度で進化中。日本もその真っただ中ですから。

恐ろしいのは、今は人が操縦しているドローンには100%確実に「AIと連携した形での自立飛行型ドローン」が登場して人や目的物を自働で識別しながら電池が切れる迄その攻撃を止めなくなるだろうという近未来が待っているという事です。

不気味な犬型ロボットも物品の運搬用のみならず、マシンガンを装着したりした状態での殺人兵器として戦場を自由自在に走り回れるようになっている時代が既にやって来ているというお話。

ありとあらゆるシステムが戦場に火薬が登場した時の様に、空に飛行機が登場し、地には戦車が登場した時の様に、正に今まで眠っていた砂漠の中の無数のタネが雨が降り始めて全面的に開花する砂漠の様な状況になっています。

こういう兵器は国際条約で禁止してもその行為自体を嘲笑うように技術がその先を走ってしまうのはこういう技術応用の百花繚乱期の特徴だと思うんですよね。

それにしても、ターミネーターの中では巨大なドローンが自律的に人を殺して回っていましたが、中国のロボットなんかを見ていると、もうあれはSFの枠で収まる話じゃなくなったんだという暗澹たる気持ちです。次に大規模な戦争が起きた時には空を覆い尽くすドローンの群れが、体温を感知しながら弾の尽きるまで、爆弾を落としきる迄我々の上に飛んで来るのでしょうか。

嫌な時代になったもんです。

2025年11月25日火曜日

結局、情報は変えられている

今回の大阪の中国領事の有り得ない発言一つをとってみても、中国側では彼がそういった発言をしたという事実自体がそれほど拡散されておらず、日本では中国人がいつもより逮捕されているというような記事の拡大もあるという現地の駐在員の報道などもありますが…。

実際のところ、我々はそして相手の国の人間はこういった事実をどれほど正確に把握しているのかという話をする前に、こういった話を拡散するメディアの存在がどれほど「扇動」や「センセーショナリズム」という言葉から距離を置いた報道であるかという事に気を向けているでしょうか。

ワシントンDCにいた時に、派遣されている新聞記者達に何度も文屋の仕事に関して話を伺った事がありましたが、所詮は彼らは文屋。確かにDCに派遣されるようなレベルの人達は新聞社などの中ではトップの人間に近いと思われるのですが、そう云う彼らをしても己が書いて発信した記事がどれだけ人に読まれるかという事に「物凄く」気を使っていました。

結局彼ら自身の存在意義は新聞社や通信社としてどれだけ自分らが発信した記事が読まれたか、そして読んでもらえる記事を発信しているのかという事が魅力として広告媒体を呼び寄せ、発行部数をあげることが出来るかという事になる訳で、それ以外にナントカの使命等という感じで発信してる訳でも無いのだというのがヒシヒシと彼らの会話からは伝わってきました。

何はともあれ部数のブーストに繋がる記事が全て。これはテレビ局とて同じ。今のインフルエンサーがあの手この手で「その発信内容の真偽は問わず」「人の気を惹く事が一番」みたいな内容で溢れかえっているのとほぼ全く変わらないと思える状況ですよね。メディアの種類がネットのアプリなんかに移行してもやってる事は今も昔も皆同じという訳です。

人の気を惹くためには「真偽は問わず」という世界が存在するのだというのは日本のような国の社会の木鐸などとうそぶく媒体であっても、隣の赤い国の御用(誤用?w)媒体であっても皆同じだという事実を忘れてはならんでしょう。

戦前も、戦中も、そして戦後も一貫して嘘をばら撒き続けてきたメディアと政府。右が左になっただけの民間メディアもあれば、慎重に報道はするけれど遅きに失した報告を繰り返す政府も居る訳で、もう少し冷静になってドライな視線で嘘の遣り取りを見つめておかないと馬鹿にしている彼方の国々の、これまた一部の騙されている人達と同じところまで自分を落としかねないなと感じる今日この頃です。

2025年11月24日月曜日

長女が電話をアメリカ版から日本版にスイッチ

 アメリカで長女が契約した電話を中途解約するとアホみたいな違約金が取られるとの事で、アメリカのVerizonのiPhone15を日本でそのままデータ制限内で使っていました。

しかしながら、日本の企業やその他の人と話をする時に少なくともアメリカの電話番号を回して貰うという事は避けなければならないという事で、慌てて日本の番号を手に入れるというアクションを取りました。

そこで登場するのが私です。当然の様に「ナルハヤ」で電話を手に入れたいとの事でしたので、私が足になってあちこちの携帯ショップに使えるiPhoneの在庫は内科尋ねまわって最終的に四軒目で256G以上のメモリを持つiPhone17を持っているショップが見つかってそこに急行。

実は次の予定がある!とショップに着いてから言い出す始末。これkら45分後に遠く栄のまつ毛エクステの店にまつ毛パーマに行かないといけない等という訳の分らないお話。おっちゃんの私にはほぼ何が何だかという世界です。

それでも、スマホショップのお姉さんは必死で仕事をこなして下さって、何とかギリギリにセットアップと支払いを終了させて車に飛び乗りました。名古屋口の一部は現在補修工事中で高速道は使えません。orz

下道を淡々と栄へとむけて進みナントカ一分遅れで予約時間に到着。速やかに私の本日の義務を終えることが出来ました。

これで長女も日本での新たな安定的通信手段をゲット出来ました。更なる生活の改善が起きると良いなってコッソリ思う親父でした。^^

2025年11月23日日曜日

世界の田舎者

隣の赤い国に住む礼節知らずの輩がまたやってくれました。

体のサイズがデカいと自分は偉いと勘違いするタイプのジャイアン的に目出度い人達ですが、この前のポケット両手突っ込みオジサンの仕草がなんだったかというのをネットで改めて観て理解して笑ってしまいました。その答えが中国の首相・李強が北朝鮮に行った時に金正恩からポケットに手を突っ込んで応対されたという事をコピーしたという奴。もうね、お前らときたら可愛い。w

その上で再び中国大使館が時代錯誤の発言をして失笑を買っている件。

台湾に関わる存立危機事態への対応発言をした日本の首相に対して「もし日本側が台海情勢に武力介入する暴挙に出るならば、それは侵略行為に該当し、中国は『国連憲章』および国際法に基づき付与された自衛権を断固として行使し、国家主権と領土的完全性を揺るぎなく守り抜く」と返してきている訳ですが、あんたそもそもこの件は既に95年の段階であんたら中国自身も含めて既に死文化したとの認識が圧倒的多数で合意されとるがね!という事を日本の外務省に静かに指摘されてグ~となっております。

無論、そんな事を言われて引き下がるような育ちの良い連中ではありませんので、田舎者らしさを全面に押し出した「戦狼外交」とやらでまた数頼み、声の大きさ頼みのお仕事をしてくるんでしょうかね。この先が愉しみです。

問題は彼らに知性に則った対応というモノが期待できるかという事なんですが、結局のところはよりデカいハンマーを持っている国に発言権ありとする19世紀的発想が未だに抜けていないのでしょうから説得は期待できないということで、世界という集団のレベルで悪い事をしない様に監視していくほかないでしょう。

ああ、隣人は選べず。イスラエルの研究者友達も言ってましたけど、正に日本にとっては選べない隣人達というのはこの人達ですな。orz

そもそも、旧敵国条項が生きてるならお前らの国の主体は中華民国じゃないの?ま、それ言ってもあいつ等は顔を赤くして怒るだけか。w

2025年11月22日土曜日

医者の給与に関する勘違い

患者さんでも看護師さんでも居るんですが「先生達お金持ちだからね~」という寓話。

これ本当に良く言われるんですけど、勤務医が金持ちな訳ないです。そもそも日本の課税形態の中ではある一定以上の収入では税金が急激に上がっていきますし、相続税も取られますのでどこまで行ってもお金は貯まらないようになっています。

大体、一人でN万円稼ぐ人と夫婦で併せてN万円稼ぐ人では圧倒的に後者の方が実質所得は絶対的に上ですし、医者が一人で仕事したところで実際にはただの労働者。今日病で倒れたら明日から家族は路頭に迷う訳です。

そして日本では勤務医など経済的な面ではタダの知的肉体労働者だと思わされるのは会社を経営している人間達と交流を持った時ですね。この人達はいわゆる「経費」で種々の生活費を「実額控除」として落とすことが出来る貴族なのです。私がいろいろな話を聞いているとビックリするようないろいろな話がさも当たり前の様に出てきてホンマに驚愕の連発。

外食は経費で、生活に使う諸々の物品もかなりのレベルで経費で、車も経費で節税という感じで、言ってみれば日常生活の諸々がふるさと納税状態。有り得ませんわ。w

結局、打ち合わせで使用したとか家の中のこの部屋とこの部屋は事務室として使ってるから控除の対象をかなるんですからもう勝てません。実は消費税なんかも商売してない人は知らないと思いますが、以前は多くの小売業者で小売り額が1000万円以下では徴収した消費税を丸々懐に入れていたんですよね。

インボイス制度が出てきてからはそう単純な話では無くなってきましたが、それでもビックリですよね。( ゚Д゚)どんだけ商売人ばっかり優遇しとるんじゃいという話。ふざけとります。

商売する人間には経費を大量に認めてサラリーマンにはそんな恩恵は与えないというのは何故なんでしょう。サイレント・マジョリティはサイレント。今日も変わらぬ日本のシステムです。


2025年11月21日金曜日

結婚記念日のお祝い

本日が我々夫婦の結婚記念日なのですが、実は昨日の夜にそのお祝いを済ませました。因みに22日は良い夫婦の日と呼ばれているようですが、我々は果たして?w

昨日の夜は息子が施設にお泊りに行った日でしたので、夫婦+都合のついた長女の三人で藤が丘の串の店に行って食事を愉しみました。

何をする訳でもなく、何か結婚にまつわる話をする訳でもなく淡々と美味しい串、その他の料理を食べ続けて軽い会話でケタケタと笑いながらもサクッと一次会を終えました。その時点で既に朝五時からランニングや自分の仕事の準備で忙しかった長女は眠気と闘って目が閉じかけている状態でしたので先に家へと帰らせて我々二人だけでもう一件と相成りました。

次に向かったのはやはり同じ藤が丘のインドネパール料理のお店。1-2か月に一回くらい行っているのですが、今日はヌードルとカレー・ナンを一皿ずつお腹に追加で納める為に頑張ってやって来ました。^^

愛想のいい店主さんが今日も迎えてくれました。何時もの様に嫁さんが手際よく注文。私はこの「オーダー」という作業が昔から大の苦手ですが、こういう時は生き生きと注文する嫁さんが横にいると私は何もしなくて良いので大変助かります。

昨日食べた料理は何だったかという事を昔からそもそも覚えていないような「食に対する興味」を持たないタイプの人間ですから、最初から「美味しいものはこの店では何か」という事をよく理解できている嫁さんは美味しい料理の簡易データベースみたいな感じで、食事ダメ人間の私には大変重宝致します。

ここでも間違いのないオーダーを済ませ得くれた嫁さんを眼の前においてお店の内装に関する談義や料理の内容に関する軽い討論をした後、ちょっとだけ寒くなった街中を人が聞いても全く意味を成さない、我々夫婦の間だけで理解できるような不思議な会話をしながら家路に着いたのでした。

結婚して既に33年。恥多きあの日の結婚披露宴も遠くになったもんです。

2025年11月20日木曜日

急に職場を辞めた女性

ちょっと驚く話を聞きました。

ある病棟の若い中国人女性看護師さんがいきなり病院に電話を掛けてきて「あしたからもう来ません」という驚きの一言で病院を辞めてしまいましたという話。

ココから後は全て他人から聞いた事ですが、それからの病棟は大変な事になったようです。師長や主任は明日は居る筈だったこの人の穴埋めになる人を探すと共に来月のシフト表を全て組み直す事になったとの事。

まさに管理者にとっても実働で働く側の人間にとっても「おおごと」そのものだったようです。この人物への呆れや怒りの声も当然あったのですが、そんな事を言っても相手に伝わる訳も無く、そう言う事をやってしまう人物は文句や説教を返したところで心に伝わる筈も無く、時間が無駄に消費されるだけですからね。

今の日本の病院では特に内科の夜勤があるような所では人手不足が日常。ギリギリの人数で疲弊しながらの現場では無理を承知で病院を走らせている等と言うのが普通なのです。そういうカツカツのところで1人が辞めたり、急に病気になってしまったりすると急激に現場の負担が高まる訳です。

それは一個人だったり、病棟全体だったりするわけですが、病院としては患者さんに迷惑をかける訳にはいきませんので、そこは何としてでも粛々と進めることが出来るようにリセットをする訳なんですが…。

最近思う事は「こういう事」つまり「人手不足」による現場の疲弊というのは毎日の様に日本中で発生しているのだろうなという事でしょうか。人手不足倒産というような事が各産業で悲痛な声として紹介されていますが、病院も次第に人手不足病棟閉鎖から人手不足閉院等という方向へ進んで行くのでしょうね。

大きいからと言って病院は潰れない訳では無いという今の時代の標準的な事実。倒産という時が来ないようにするには優れた知性と現実的対応力が必要です。

2025年11月19日水曜日

アルコール中毒と嘘

アルコール中毒の患者さんがどれほど嘘をつく事か!

最近もホトホト呆れるような出来事が続き「アルコール中毒」の患者さんの嘘の付き具合、特に当然の事ですがアルコール類の飲酒量に関する嘘への呆れ具合ははもう限度を超えてます。

何というかどうして本当の事を言えんのかねという様な繰り返される嘘。最初は「飲んでいない」と言っても、その後に時間をかけて個人の心を解き解していくと「実は一本飲んでいます」とのお話。

ところがこれは全然本当で無い事が当たり前。更に時間をかけると「本当は二本で5%のチューハイです」となります。ところがところがここまで来てもまだ嘘。w

実際は7%のチューハイ500mLを毎日二本等と言う事になります。その上、友人が遊びに来たりするとそのボリュームは一気に無節操なレベルで爆上がりとなります。その結果として路上での転倒。そしてそれは顔面打撲、頭部外傷、鎖骨や肋骨の骨折、股関節や脊椎の損傷が発生するのを生み出すのみならず更にその先があります。

急性のアルコール性肝障害、そして慢性のアルコール性肝障害、そして非代償性肝硬変への移行や肝腎症候群、肝癌の発生などなどきりがありません。

それとは別にビタミン欠乏による末梢神経障害や中枢性の神経障害の一環としての脳委縮などという恐ろしいインシデント前まで発生いたします。まあ、そこまで行く前にいろいろな出来事が起きて「別世界」へ旅立たれていく事も度々。

そういった状態に至る迄何度も何度も我々の方でしつこく阻止してっても、基本的に入院加療というのは本人の「治療への意志」というものが表現されないと我々は入院はさせませんので止まることはありません。

残念な事の繰り返しです。何年もかけてレスキューしようと繰り返すのですが、それでも失敗する時が稀に発生すると本当に残念というか深い敗北感が残るのでした。

2025年11月18日火曜日

未だに夜郎自大の隣の赤い国

外務省っていうのは全く情けない事させられてますな。

御本人達が自らの意志で行くなんて事はしないでしょうし、こんな事は政府のトップの人間の意思決定が無ければ為される事は無いでしょうから、確実に政府の意志として中国に「御説明」に行った訳です。

正直ガッカリしました。当然言うべき自国の政治方針を堂々と述べた後、その内容に関しては自国の政府内で見解を述べればいい訳で、何をわざわざその文句を言ってる世界の田舎者たる紫禁城の夜郎自大のヤカラ国家に行って「御説明」をしてるんだってことですよ。ペルソナ・ノン・グラータとなってもまったくおかしくないトンデモ領事のトンデモ発言に端を発し大事になったこのインシデント。対応が根本的に大間違いでしょう。

言ってる内容の正しさなんていうのは全く別として、一旦口から出した自分の発言に対しては自信を持って押し通せって事!

朝貢外交じゃあるまいし、お前らは冊封国家か?というお話。究極の自爆的敗北外交ですわ。図面引いた責任者出て来いって話。世界の外務官僚達はお前らを嘲笑ってるよ、間違いなく。

結局、中国に外務省から出た人間が出張って行ってみたら何の事は無い、ポケットに手を突っ込んだ田舎者の代表みたいな「無礼を装った宗主国の代理気取り」の馬鹿が顔を見せただけ。まさに案の定以外の何物でもない結末でした。

ホンマにお前らときたら、行った馬鹿も大概の馬鹿なら迎えた阿呆も絵に描いたようなスタンドプレイヤーの低能と、どっちもどっちじやわい。w

先が思いやられる。少しは矜持を持とうよ。頼むから。

2025年11月17日月曜日

B’zファン 善意と好意の連鎖

実は昨日のメルカリの出品者の方から連絡が入りました。

昨日の購入以降、向こうの女性?と思しき方から丁寧な返答が入りました。無論その前に私からも感謝のメッセージを送っていたのですが、それに対する心のこもったお返しの言葉があり、それは私が送ったメッセージに対する感想と、それを読んでの追加の質問でした。

曰く「ファン歴の長い方なのですか?」という文章から始まって「お礼に何か送りたいのですが」と、こちらは買った側でお世話になったにもかかわらず逆にそのような追加のオファーを受けて恐縮してしまいました。

それに対して私も嫁さんのB’z歴を語り、日常での嫁さんの音楽を聴く生活におけるB’zの存在の重みをきちんと説明していったところ、追加のお褒めの言葉をいただいた後に数年前のライブの映像モノを追加でつけて下さるというような「有り得ないような御厚意」をいただきました。

どう考えてもこちらがお金を追加しなければならないようなレベルのものなのですが、何というか言葉も無かったです。感謝と連帯と厚意の連鎖。

もしかしてB’zファンの間の絆っていうのは意外と熱いものがあるんかいなと腕を組んで考えてしまった私です。私の好きなロックバンドやポップスのバンドは今や次第に鬼籍に入る方や解散してしまって今は跡形も無し…というような事例も少なからず。

まあ、私自身が還暦ですからそういう現象も当然なんですけどね。w

嫁さんも実際のところ今回松本さん?の方が体調が悪くて少し心配したみたいな事を言っていましたし、自分の事も考えると「行ける時に行っておく」という事を猛烈に大事にしているみたいです。

その意気や良し!頑張って楽しんでね。^^

2025年11月16日日曜日

B’zに一喜一憂の嫁さん

二週間以上前から今日のコンサートのためにそわそわし続けていたうちの嫁さん。

聞くと、全国で8回しか公演しないという恐ろしい少なさ。しかも北限は東京で、東京2回、名古屋2回、大阪2回、福岡2回とのこと。しかも、名古屋が初日との事で、全国から集まっていた筈です。

嫁さんはほぼ毎日、届いたCDを引っ張り出しては歌詞と旋律を覚えるべくDVD playerに掛けては何度も何度も聞き直して喉から声を振り絞って小声で歌っていました。思わず「これだけ真面目に勉強の方もしていたら、もうちょっと違う人生やったかもな~」と言ったところ「私が勉強しとったらで会っとらんかったろ!」等と意味不明の逆襲をされてしまいました。^^

さて、前日の夜からはもうなんか明日から修学旅行に行く小学6年生状態。明日のガチャはどうなるか、グッズは何を買うべきか、自分の実際の会場での席はどうなるのか、会場で流される曲はどれが選ばれるのか等々、興味の無い私にとってはどうでも良い事を文字通り必死で追及しておりました。

私が起きた10時にはとっくに家から巣立っており、書置きだけが置いてありました。それを見ながら起きたばかりの目を擦って見ていたのですが、もう昨日から心は会場にあったようです。w

LINEからは次々に会場周辺の様子やドームの周りの大量のファンの様子が見えていましたが、そこで最大の問題が発生したのでした。それは、グッズ取得の後に行われたガチャの商品が目の前で売り切れになってしまったと事でした。一回700円もするガチャを回してスマホのストラップその他を手に入れるらしいのですが(驚くべき価格です!)、それを10回回そうと思っていたにもかかわらず、物凄い長蛇の列の為にあっと言う間に売り切れたんだそうです。今まではそんな事は無かったらしいんですが、今回初めて経験したとの事。

こちらはかなりのショックだった様ですが、何の事は無い…紫のhoodyやカタログ、タオル、シャツなどゴッソリと買い込んでおりました。orz

帰ってきたら、滅茶苦茶嬉しそうで、戦利品を出して来たながら「遠くから見たけど動いているのがわかったし、同じ空間にいるだけで幸せやったわ~」とのお言葉。宗教団体の教祖様に出会った人の様だなと毎度思いますが、これだけ熱中できるものがあるって良い事だなと笑って嫁さんの話を聞きながらもコッソリ思いました。

さて、欲しかったガチャの中身。リーズナブルな価格で提供して下さったファンの方が(恐らくガチャで重なってしまったものを)メルカリに出して下さっていたので、私がコッソリ注文しておきました。

メデタシメデタシ。



2025年11月15日土曜日

国が違えば全く異なる感覚

ネットの上でチャットをしていると日本人と外国人はやっぱり違うなと思うこと頻りです。

我が家の娘達も見かけは全くの日本人ですが、中身は全くのアメリカ人。これだけはガチで確かな事実です。やっぱり幼い時期を、そして特に教育を受けた多感な時期がその滞在国であれば、その国の文化の影響を強烈に受けてそのまま大人になるのだという感覚です。

見かけと中身は違うという事なんですが、ソレはソレとしてネットでの会話と考え方を見ていると宗教の違いも大きいなと強く感じます。

特にイスラム圏の男性のメッセージを見ていると女性に対する平等感が全く今の日本人男性の平均的コンプライアンスとは異なる事に否が応でも気がつきます。何というか女性に対する男女平等感が徹底的に欠如していると思うんですよね。良いか悪いかと云うとやっぱり現代日本人から見ると「悪い」としか言いようがありません。

逆にイスラム圏の女性が書く文章は控えめでおっとりとした優しさに溢れる書き込みをする方が多いと感じますね。しかし、それが皆が書き込む全体チャットの中でのお話となると全く別。女性が居ようと居まいと男性陣が女性に対する配慮を見せる事が無いんですよね…。

こういう時はnoticeを出して、全員告知という事で性的内容を書き込まない様に注意喚起するのですが、それに従わない連中はそのチャットどころかグループ自体から蹴り出されてしまいます。

これは偶々イスラム圏の話ですが、その他の文化圏でも同じような傾向は当然あって、ネトゲで大規模にいろんな国の文化を持った人間達が集まるアメリカのサーバなんかではそういう傾向が強く出て来ますからいろいろと注意が必要です。

アメリカでは宗教と政治の話は避けた方が良い等と良く言われましたが、私は逆に積極的にそういう話をする人でした。そこで起きる化学反応は大変面白かったのですが、まあ、余りやりすぎてもね!っていうのはありましたけど概ね「外国人かつ無宗教」の人間がこういう話をするのは面白かったですね。

今日はそういうチャットを見て、改めてそう言う事を強く感じた日となりました。


2025年11月14日金曜日

Field Style 2025

先日キャンプの大先輩である看護師さんから「先生、今度キャンプ・ギアのズラッと揃った良い展示会があるよ」と云われました。

「何それ?」と言った後にネットを調べてみると確かにありました。Field style 2025というタイトルでキャンプ関連の様々なモノを展示している展示会。車、キャンプグッズ、そして周囲には大量の飲食品を売るキッチンカーや移動販売車が駐車場に並んでいるのが見えます。

前売り券を見てみると1,700円で売っているし、当日券は2,200円となっています。安くは無いなと思いつつも既に前売り券の販売期日を過ぎていてアウト。結局息子と二人で行ったら4,400円という安く無い金額を入場の為に払わなければならなくなる上に息子を休日に早めに起こすとなるとこれは結構な無理を強いる事になります。

どうしようか迷うところですが、開催されるのが愛知国際展示場ですから帰りがけに飛行機好きの息子の為に飛行場に寄って「フーの湯」に浸かって飛行機の駐機場に置かれている様を見ながら愉しむという手もあります。果たしてどうなるかは当日の具合次第ですが、あまり無理をするのもな~と感じる所です。

そんな所に行ってしまうと、ギアを買いたいという余計な購買意欲が盛り上がる可能性というものがあります。私は基本がケチなので、余りそういうモノを見ても実際に買うという手順に至る事は余りないのですが、そう云う所に集まってきている極め付きの良品を見たら「もしかしたら」買いたくなるかもしれません。

そういう意味では「君子危うきに近寄らず」作戦を実行してそこにはそもそも行かないというのが大事なのでしょうか?

まあ、キャンプというのは行って経験する事が楽しいのは間違いないのですが、恐らくそれだけで無く、というかそれ以上に準備をする段階がワクワク。そしてその準備というのは何を持って行くか、そして持っていく為にはそれをきちんと選択・購入しなければならないというステップがあります。

そんな中に自分を投じるというのは危ないですよね?と自問自答中の自分がいます。

2025年11月13日木曜日

文明国家のやる事か?w

大阪の中国領事館のある領事が高市総理の発言を受けて領事としては驚くべき発言をしたことが大問題になったようです。

曰く「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか」との事。そこら辺のゴロツキが発した言葉であれば「ハイハイ、頑張って」という一言で終わりなんですが、一国のしかも領事クラスの官僚がまさにゴロツキ紛いの発言を行うというところが、あの赤い国の赤い国たる所以。

あの国は相手の国家をその軍事力で測定し、上から目線で話をする宗主国気取りの19世紀的発想をする糞国家。その機構のトップにはこれまた中国国内では伏字になる「プーさん」がおりますので、そのボスの下衆っぷりをそのままコピーしちゃってるんでしょうね。残念ですが。

そのプーさんはというと、最近は次々と自分が任命してきた旧友や腹心達が軍を中心に汚職その他で次々に党籍剥奪という中国の軍人や政治家にとっては人生終了と同じ処分が次々と下されており、窮地に陥っているとは言われていますが。

そもそも、上の人間やシステムに忖度する事が重なり続けるような国家は必ず腐敗し、必ずシステムは下向きに崩壊していくもの。これは別に国家に限った事ではありません。優秀な人間が集まっていても、自由な発言が上の人間の鶴の一声や怒りによって封じられるような組織は時間をかけて腐っていきます。

気付いた時にはもうシロアリにやられた木造住宅と一緒です。そう、手が付けられなくなってしまう。

政府が火を点けて世論を誘導するのがあの国の恒例行事ですが、今回はその下っ端の頭目の一人が本性を現してしまったという残念例。基本的に領事館は所詮は大使館の下部組織ですが、通常「文明国家」では、その意見は政府の見解と必ず一致したモノであるべきですが、もしそれが中国という国の政府の総意であれば、まあ何たる野蛮な国家じゃいというようなもんです。

個人の意見であろうと、文明国家のエリートはこんな事は言いません。言えば首が飛ぶから。あの赤い国では大丈夫なのでしょう。^^

戦狼外交。お前らときたら!って感じです。w

2025年11月12日水曜日

二季の始まりか?

実にあっと言う間の秋でした。

長い長い長い夏が終わったと思ったら、紅葉を見る事も無くいきなり寒くなってきています。最近ネットで言われるような気候変動に伴う四季の消失なのでしょうか。

嫁さんが驚いているのが金木犀が花盛りである事。確かにネットで調べると、金木犀は9月から10月中旬に花を咲かせるとなっていますので、そう言う意味では一か月のズレがあるという事になるのでしょうか。

やはり、以前から言われているように植物相というのが大きく変化して来る第一段階なんでしょうか。近未来の日本では桜が今まで咲いていたところで桜が咲かなくなり、数十年かけて開花のエリアが北の方に移動したりして来るような感じになるんでしょうか。今ちょっと調べてみると、今の沖縄でも桜が咲くという事が当たり前の様に書いてありますのですが、本土に多いソメイヨシノでは無く寒緋桜(カンヒザクラ)という別の種類が1‐2月に咲くようです。これは、英名をTaiwan cherryという様で、結構赤い色の強い桜の様ですね。

もし、今年まで連続で続いてきているような異様な暑さと春秋の短さがごく普通の時代が続くと、上に書いた様な植物相の移動だけでなく、昆虫や動物も最終的には影響を受けるようになるのでしょうが、そんな事は地球の長い歴史の中ではごく当たり前の事だったのでしょうから我々がどうこうしたってある程度の周期では起きてしまう事なのかもしれません。

私が個人的に恐れているのは最終的にそういう暑いラインが北上を続けてマラリアやデング熱などの熱帯特有の感染症が日本でも発生しないかという事なのですが、これに関しては研究所の先生が丁寧にその推測と根拠を述べられており、「おそらくは」大きな流行は無いのではないかと推定しておられます。

それでも、何かが起きないとは限りません。

四季というものが昔の日本にはあったんだよと、我々の子孫がそう言う事を語る日がやって来るのかもしれませんね。

2025年11月11日火曜日

人の死に場所と新築の建物

この前、長久手を歩いていた時に首塚がある事に気がつきました。

全国的には、というかこの街は住人達の平均年齢が若く、お洒落な店が並んでいる事が有名であるのみならず、ジブリパークなども存在してIKEAもあるような所。

ところが・・・このエリアは長久手古戦場という地名が付いている通り大変に有名な歴史的戦いがあったところで、家康と秀吉が直にぶつかり合ったヤバい合戦場なのです。当然の様に多くの人々が亡くなり当時はおそらくホラーレベルの景色がひろがっていた筈なんですが。

そんな街ですから当然、当時人々の斬首された首や死体を葬った首塚や耳塚の様なものもあちこちにある筈で、当時は108塚あるとまで言われていたようなんですが、今では確認できる塚は随分と減ってしまっているようで、地元の人も知らないうちに自分がその近傍に住んでいた事で改めて驚かれるような事があるようです。

更には、街の真ん中には血の池公園というおどろおどろしい名前の、当時の戦で槍や刀の血を洗ったと言われる今は埋め立てられている何の変哲もない公園があります。そんなところに家が並び立つわけですから、時の流れというものは凄いもんですよね。

南北戦争の写真でもあちこちに人が倒れている写真と今の人達が楽しそうに同じ場所で写真を撮っている比較写真というのを見た事がありますけど、あなたが今座ってるその場所にまさに死体が数体転がってたのよ!なんてのは普通だったと記憶しています。まあ、当然と言えば当然ですけど。

同じような事は瑕疵物件と云われるところでも同じなんでしょうが、霊感の無い人にはまさにディスカウント物件そのものなんでしょうね。凄いもんです。やがてはみんな分け隔てなく彼方(あちら)の世界に逝くというのは100%確かな事ですから、気にしない人は気にしないんでしょうが。

実は、今回こんな文章を書いたのはある病院の跡地に最近建った名古屋のマンションを通りすがりに見たからです。私としてはある規模以上の病院では大体どれくらいの間隔でどの程度の方々がお亡くなりになるのかというのは感覚的に理解できますので、そこの病院の病床数と標榜科、そして築年数を見るとどれほどの方々がトータルでその病院の建物でお亡くなりになったかと推定できてしまいます。

そうすると、この病院だけで恐らくXXXX人という概算を出すと「そこの跡地にマンションか~」となってしまう訳で、霊感とは縁の無い私もちょっと考え込んでしまいます。w

同じ事は実はあちこちにあるんですけど、皆知らないだけ。例えば、実は茶が坂の上の方には昔の航空写真の撮られる更に前に火葬場があった事が判る地図がるのですが、そこにも今では普通にアパートが建っていたり。

時の流れというのはある意味全てを流し去っていくんですね。

2025年11月10日月曜日

嫁さんのB’z好き

嫁さんが今度名古屋にやって来るB’zのライブに向けて一人で盛り上がっています。

今家では嫁さんが新しいB’zのアルバムの詩を必死で何度も聞いて耳に覚えさせていますね。

S席というのが当たって、私自身は一番いい咳だと思っていたら左にあらず! その上にはSS席。その更に上にはプラチナっちゅうのがあるとかないとか言っていましたが、何とも私の常識とは異なる世界のお話です。

それではそS席のしたがあるのか?と聞くとそれも当然あるそうで、A席というのがあるのとそのもう一段下の装置の脇みたいな、ほとんどステージを見る等という事とは異なる席なんだそうです。

それでも、今回の嫁さんの籍でありS席は13,000円との事でそれなりの値段です。嫁さん曰く、自分が高校生の頃はこういったチケットも3∸4,000であったという感じだったそうですが、いやそれ何年前の話?という事ですよ、全く。

さて、こうして抽選に抽選を掻い潜ってゲットしたチケットも今時はスマホで購入者の名前表示があるだけでなく、時間が刻々と経過していく様までスマホ表示のチケットに表示されていて、コピペでの転売は勿論出来ない上に、時間指定きちんとされるという厳格なシステムになっているようです。

一昔前には野球の観戦券でも、コンサートのチケットでもダフ屋というのが堂々とチケットを転売してその利ザヤを稼いでいたものですが、転売ヤーに対する世間の厳しい目が現代の電子技術と合体してそう言った事自体を次第に不可能たらしめる状況に追い込んでいるようです。

さて、このチケットのみならずもう一段厳しい戦いがあったようです。それは関連グッズの購入権取得合戦!最初何の事を言っとるのかオジサン良く解らなかったんですが、どうやらシャツやパーカーその他B’z関連の細々した小物を購入するための列に並ぶ権利を得るのも抽選だったようで、それに当たって嬉々としている嫁さんを見て私は「・・・」という感想しか持てませんでした。宗教法人のお布施かよ!と歯の裏まで出かけたのですが、言いませんでした。w

今度の土曜だったかな?11時には家を出ていって5時過ぎ開演のライブに備えるんだそうです。メデタシメデタシ。

私は息子と外出ですけどね。

2025年11月9日日曜日

変革は時間との闘い

世の中で「病院の外」の世界、いわゆる普通の生活をされている方々にとって、病院内の世界、医学の世界がどう変化してきているのかを見るのは大変に難しいと思います。

以前から書いていますが、このレベルの医学的診断システムと治療システムを、値段や規模も含めてこれだけ手軽に得られるのはやはり日本がダントツだと思います。しかし、これらの利便性を提供してもそれが「当たり前」だと思っている人達にとってはそのサービスが受け容れられないのは不満のネタになります。

こういうのは自分が海外に行ってその医療サービスを受ける為の金銭的負担や予約をゲットするまでの非常な不便さを理解できないと日本自身のシステムの便利さが如何に素晴らしいものかは到底理解できる訳もありません。当然ですが。

物事というのはサービスであれ実物であれ「比較」や「競争」をする事で初めて自分の立ち位置というものを理解できます。海外の富裕層が日本に向かって金を使ってでも医療サービスを受けに来ようとする人間達が大量に居るという話も全く不思議で揉んでもありません。

アメリカの医療サービスの話はここで何度もしてきたからもうあまり書く気もありませんが、例えば私の友人のスコットランド人が自分のラボで話をしてくれた話では「今はもう亡くなった親父さんが腰のしつこい痛みを訴えるのでCTを撮って貰い原因を追究するまでにすでに体中に癌が拡がっており、待っている間の長い長い時間にどんどん病気は進行していったんだ。でも、滅茶苦茶高い割増料金を払ってプライベートのレベルで診察をしてもらうと幾らでも待ち行列に割り込みすることが出来るんだよ」というような話を聞くと、日本の医療の公正性と普遍性が理解出来ようというものですが、さてこんな事を知っている人なんて殆どいませんよね。

しかも、マスゴミや弁護士は医療の粗探しとその「結論ありき」の歪曲報道に大忙しですから、こんな事実を報道しても何も金にならないと判っていれば報道なんてしないでしょうし。

改革は先の見えている一部の人達が率先して国家のレベルでどんどんしていかないともう時間的に追いつかないところまで来ています。今の日本医師会も医療人を結集させる力などとうの昔に失っておりまして、荒廃した状態にある歯科医師の世界の二の舞になるのではないかなと私は個人的に思っています。

日本の医療人も実際、物凄く金銭的に追い込まれています。恐らくクリニックのみならず大きな病院も10年経たずにあちこちで巨木が割けて倒れる雷鳴のような音を聞く事になるのでしょう。スピードをあげる事、正しい事を正しくやっていく事の必要性があるのですが、しがらみと間違った判断が続く現状ではそういう期待もむなしいのが現況です。

まあ、そう言った医療崩壊が明確に後戻りできない状況になった時点では私は既に引退しているでしょうから関係ないんですけどね。

2025年11月8日土曜日

熊の及ぼす実害の現実を見ろ

 熊退治で熊の保護を主張する連中というのは人というものはそもそも今の場所で生きていく必要など無いと考えている人達なのでしょうか。

人はそもそも動物を山に追いやり、植物を刈り取り役に立つものは家畜に、食べられるものは食用植物として品種改良を加え続けて人に役立つモノを育ててきました。その力を借りて人口を増やし、それらを使って道具を作り更に発展してきました。

そして現代。気候変動の影響なのでしょうか、極端に今年の山は熊にとって餌が無い状況に陥っているとの事で、食べ物を探して熊がガンガン下りてきている所為で人と遭遇しては襲ってきている事が始終報道されています。

そもそも、熊が続けざまに人を襲う状況で死人が連続しているのみならず、多くの人達が生活の場として今の住居が住居として成立しなくなってきている様であれば、それは現実的には二択しかありません。その選択とは熊を追い払い、狩り、退治するか、それとも人が去りその場を明け渡すか。

そう言った時、通常我々に残された選択肢は熊退治。所詮、人間なんて同じ場所で熊との共存なんて出来やしません。

歴史上数々の凶悪かつ凄惨な害を人に及ぼして来た熊を保護する事を強硬に主張し役所に保護の電話を掛けてくような連中というのはまず①ほかにする事の無い暇人で、②現実を見ようともしない人間で、③害を為す熊を自宅に送られてきても何とか対応できるような腕力と優しさのある人々なのです。w

そう言う連中との対話など所詮、現実の前では無駄な時間。一秒の対話が一秒、5分の応対が5分とも全て無駄な時間で、まさにThe waste of time。

目玉が飛び出し、脳味噌を齧られ絶命した人々の御遺体を前にしても熊を狩る事を反対という連中等は端から無視して先ずは人が安心して生きられる状況を作り上げる事こそが肝要だと思います。銃、弾薬、足代、燃料費、退治の御足労代。全て今の数倍にしてハンターに出し手然るべきでしょう。

命を懸けて熊退治しているのにそれを罰する馬鹿公安委員長。現実見ないお役人根性様々ですな。事勿れ事勿れ。きっと「責任は俺がとる」等という男らしさとは無縁の根性腐れなんでしょう。

2025年11月7日金曜日

雨が好きというのは変わってる?

NIHで研究をしていた時、何かの話の拍子で「雨が大好き」と言った時、スペインの女の子から露骨に嫌な顔をされた事があります。

バレンシア、バルセロナあたりに住んでいた女の子だったのですが、雨が降ると気分が憂鬱になって嫌な気分に一日中苛まれるという事でした。私はその話を聞いた時に内心では「君は気圧に影響を受けるタイプじゃ無いの?」と歯の裏まで出かかっていたのですが、それは言わずに飲み込みました。

私はと言えば、小さな頃から雨が降る度に婆ちゃんの家の畑に飛び出して畑の土をほじくり返し奇声をあげていたおかしなガキでしたので、雨が大好きな理由などというのは遺伝子レベルでの話なのでしょう。カエルの生まれ変わりなのかもしれません。

そもそも、雨が降った時には雨音を聞きながら廊下の板間で横になって雨音を聞いたり、軒下に住むアリジゴクの巣を眺めたりするのが大好きでしたから、その音が私には心を癒す音楽に聞こえるのでした。何かの本で、日本語話者というのは雨音をリズムとしてとらえ英語話者はノイズとして捉えるというような話を読んだ気がしますが、そう言うのは影響あるんじゃないかという気がします。知らんけど。w

だから、キャンプ時に限らずとも雨が降るというのは私にとって喜びでありこそすれ、頭痛のタネや憂鬱の元などという事は決して無いのでした。むしろ、そう感じる人の話を聞くにつけ「気の毒だな」という風に感じてしまうのです。

タイやベトナムのような雨季が長いエリアの人達にとって雨というのはどういう捉え方をされているのか知りませんが、私にとっては蒸し暑く大量の雨が降るエリアのものであってもそれは癒しの音に聞こえるようにしか思えません。

エンジンと云われる人の変な感覚。人に伝えるのはtかなり困難です…。

2025年11月6日木曜日

酒が「全く」飲めない親父の送ってくる酒

私の両親はアルコールに対する強さが全く違います。

母親の方の家系はアルコールが滅茶苦茶強く、かつ好きです。いわゆる嗜好品のレベルですね。メチャクチャ小柄なのに500mLのビールを毎日美味そうに飲む様に人ですが、これは母方の親族全体がそうで、叔父さん叔母さん関係なく酒は強くかつビール好きの皆さんでした。その半分は既にこの世を去りましたが、親族の集まった年末年始の食事会はほぼ完全に飲み会という奴で、子供達は酒が入って楽しそうに話し合う叔父さん、叔母さんの間を走り回るものでした。

叔父さんの一人はアルコールで完全に肝臓を壊しましたし、南方から帰って来た爺さんは戦後比較的早く、母親が中学生くらいの頃に高血圧による脳溢血で逝ったと言われています。その爺さんも実際酒好きで、素面の時は理系の賢い爺さんの様でしたが、酒が入ると結構周囲の人に迷惑をかけたという話を叔母さんから「伝説の様に」聞いた事があります。

では私の父親の方はと云うとほぼ誰も酒を呑まない人々。私が大学生の頃に亡くなった長男である叔父さん以外は皆酒に対してアレルギー反応を起こしてしまうような人達です。

親父はコップ半分のビールで体中に発心が出てしまう様な「酒が毒」という人ですが、その二人の間に生まれたハイブリッドである私はどちらかと云うと普通に飲めるし、弱くも無いけど底無しなどというような人でもありません。

そんな親父が何時も季節ごとにあるお酒を送ってきます。それが都農ワイン。シャルドネやマスカット・ベーリー等をセットで送ってきます。その上、知り合いが幾らでも売ってくれるという百年の孤独が送られてきます。賞をバンバン獲るような酒ですので、味に関しては間違いがありません。

親父が「珍しいらしいよ」等と暢気なコメントをLINEで送って来ては「飲むか?」等と聞いてきます。勿論それにはYESと答えて送って貰っています。^^自分では余りワイン、焼酎は買いませんのでそういう意味では有難いです。

ちょこちょこと飲みながら九州の方へ向けて酒を送ってくれた両手を合わせる今日の夜でした。

2025年11月5日水曜日

今あるものを修理して使う

新しいものに置き換えるか、今あるものを補修・修理して使うのかという選択が時々波のようににやって来ます。

金額によってさざ波だったり、大波だったりしますが、自分としては持っているお金の量に関係なく「修理して使う」というのがかっこいいと思っています。「かっこいい」って何だよ!って言われそうですがそれは文字通りかっこいい考え方という事。

新品に買い替えてそれを愉しむのもソレはソレで有りですし、そういう人達が居ないと経済も回らないのでしょうが、私はデフレを作る側の人間になるのでしょうね。^^

ジーンズの後ろポケットにいつも財布を入れ続けているのですが、その四角い財布の角っこが何時も同じ位置に来るせいで遂には擦り切れて穴が二か所開いてしまいました。今回、そこにパッチを当てて嫁さんに補修してもらいました。人によっては眉を顰めるのかもしれませんが、今回当てたエビフライと毛虫のデフォルメされたパッチは素直に可愛いと思いました。可愛いは正義!w 嫁さんに感謝です。

同じような事は私の場合、自分の車にも当てはまります。アメリカに住んでいた時も趣味は車の修理とメンテナンスでしたし、簡単な?メンテナンスを行っていくことで車が何時までも最高の調子を維持してくれることに大きな喜びを感じていました。やっぱり自分のネイチャーはこっち側にありますね。

壊れたものは修理し続ける。可能なら古いものに命を再び与える。例えば中古品の服からかっこいいものを見つけて再び私の生活環のなかに呼び戻す事で生まれ直しを寿ぐのも良いんじゃないかと思います。本なんかもそういうリサイクル品を買う事も多いのでおんなじ考え方でしょうか。

限りある資源を有効に!トランプとは反対の考え方でしょうか。^^


2025年11月4日火曜日

別の先生の病棟でまた新型コロナが拡がった

愛知県全体では新型コロナは収束気味のこの頃です。

ここ暫く、というかここ一年以上の新型コロナの流行り具合を眺めているとピーク時の高さが次第に低くなり、ピークの発生する間隔も次第に長くなって、ちょっとずつそのピークの山自体もなだらかに拡がっているような状況になっている感じです。

私には物理のグラフで見るような減衰曲線そのものの様に見えるんですが、実際にその曲線の解析がどうなっているかをシミュレートしている統計学や理論生物学、感染症学の研究者達もいるでしょうから答えは出ているのでしょうが。

新型コロナ感染時の症状も最初の頃とは大きく異なってきました。当初の新型コロナは重症化して両肺に広範囲に広がりを見せるような広がりを見せましたが、最近は病棟で新型コロナが発生しても多くの人で1~2日だけの熱発と上気道炎を起こして薬を服んで収束というパターンが増えています。

しかし、熱発などの初期症状が収束したからと言ってそれで終わりでは無いのが新型コロナの嫌らしいところ。実は高齢者においては新型コロナに感染したあと「一見すると」症状が消退しも大丈夫かな?と思う時期になって今度はADL(日常生活における活動性)が大きく低下するとともに、食欲が急速に低下するようなパターンが非常に良く見受けられるのです。

結局、新型コロナによる感染での一次症状で亡くならずとも、その影響による二次的な影響で食事を摂れなくなり時間をかけて亡くなられる人々が多い事に驚かあされます。勿論、何事も無く戻って来られる方が殆どなのですが、新型コロナで亡くなられるインシデントがまだまだ多いという事実を忘れない様にしなければならないという状況には変わりがないという事を今の病院で感じます。

加齢というのは本当に何事も悪くする第一等の要素です。

2025年11月3日月曜日

こんな熱い勝負を見せてもらえる幸せ

 やっぱり超一流が集まったチーム同士の闘いは素晴らしいの一言に尽きます。

ドジャースとブルージェイズの死闘をテレビで視聴していて「あー、アメリカのスポーツ・バーで観戦したかったな~」と思いました。

バージニアにいた時は何か大きなスポーツの試合、特に地元のカレッジバスケが大事な試合をする時には近所のスポーツ・バーに行って地元のみんなで大盛り上がりをするというのが大事な行事でしたので、書いているだけであの時の感覚が蘇ってきます。

今回のWSの決勝は結局第7戦までもつれ込むというMLB機構にとっては夢のように素敵な流れでしたが、やっている選手達にしてみれば「堪らんレベル」の辛い日程だったと思います。しかし、観戦している我々にとっては今回のWSほどの激闘を見る事はもうないのではないかという程に劇的な闘いの連続であったと思います。

あの一球が「もし」入っていたら、あの一球が「もし」取れていなかったらという様な「もし」の連発でした。歴史に残るプレイからの決勝への進出、そして決勝でも本当にすり抜けるような薄氷の勝利でした。

私は個人的にはブルージェイズにも十分勝機はあったし、実際に勝っていても全くおかしく無い流れだったと思います。それでも負けは負け、勝ちは勝ち。実質的にはMLBと言ってもカナダ対アメリカみたいな側面もあったような気がするんですけどね~。そこに関しての記事を探してみると実際にありました

なんと、最後の試合などはカナダ人の45%が観ていたという「マジですか?」というレベルの怪物的視聴率。有り得ない程の数字ですよね。orz

勝っても負けてもプロの凄さを「見せつけ」てくれた二つのチームに心から感謝です。大谷は勿論、佐々木もロハスもフリーマンも、シャーザーもゲレーロJr.もそして勿論の大投手「山本様」も!あの7連戦を観戦して野球を好きにならない人は居ないと思います。

そう言う意味でも物凄いものを見せて頂けたと感謝しています。

WSで連覇を成し遂げたチームも今までの歴史の中で数チームありますが、偏り多し。ココにあるようにNYの5連覇という記録がありますが、第二次大戦終了後から数年後の記録です。ドジャースの黄金期が果たしてくるのか?

見ものですね。


2025年11月2日日曜日

亡くなったワンコを偲んでのジブリ・パーク

我が家にいたワンコはSpookyという名前でした。

以前もここでちょこっと書いたんですが、名前の由来はハロウィン生まれだからというものです。この名前のおかげで、ハロウィングッズに良くあるSpookyという表示タグや飾りを手に入れることが出来ます。

今年も我が家ではあちこちにそういったハロウィン由来のネームプレートが貼られていましたが、今日はそれだけでなくこの子を連れて散歩に出ていたジブリ・パークへの散歩を結構しようという事になりました。いわゆるメモリアル・ウォークみたいなものと思っていただければ良いのですが。

散歩に行く事自体は数日前から決めていたのですが、幸いにも雨が降る事も無さそうで我々は息子と私と嫁さんの三人で片道6.5キロのグリーン・ロード沿いの道を何時もの様に歩き始めました。寒くも無く暑くも無く、風も吹いていない絶好の散歩日和でした。

息子も元気で、ニコニコ笑いながら、公園までの道のりを歩いてくれます。嫁さんと何時もの様に愚にもつかない馬鹿話をしながら淡々と歩いて、昔車でやって来てはワンコと共に散歩をしていたエリアでモスバーガーを食べるのは美味しいものです。

そこに遅れたワープしてきたのが、リニモに乗ってやって来た次女。彼女こそが本来のワンコの飼い主だったのですが、Spookyが亡くなってからはニャンコの方に心を寄せがち。まあ、合流してからは彼女も交えての回想があったのですが、涙が出る事も無くひたすら懐かしい話ばかりでした。そして帰りも娘はリニモに乗ってワープ。何やってんだか。

我々三人は、そのまま歩いて帰りましたが、娘から預かったワンちゃんが使っていたリーシュとハーネスを持ってエア・ドッグ散歩をしながらの帰宅。何だか飼い主の言う事を聞かない我が家のアホ太郎の居た昔を思いだしました。

途中アピタへ寄って夕食の食材などを買い込んで一休み。家に着く直前にちょっとだけパラパラと降られましたが、実害も無くなかなか充実した一日でした。

実は家を出る前に体重測定をして水を飲み何時もの様にジブリ・パークでモスバーガーを食べて帰ってきたらどれくらい減量に効果があるのか、それとも無いのか。試すのも一つの目的でした。

取り敢えず、標準的な計算式で計算させた私の体重での消費カロリーは凡そ800キロカロリーと出ましたが、まあこれは多めのカロリーの食事の一回分くらいはありますかね。モスで食べたのはダブル・モスチーズバーガー575キロとポテトのSが175キロだそうで、更にオレンジジュースとナゲットを二個食べましたから、私の今回のダイエットは全くの失敗で、プラマイゼロどころかちょいオーバー。しかし、結果から言うと、お茶をガンガン飲みながらの行き帰りにも拘わらず家に帰りついて量ってみたら200グラムの減量となっていました。^^(13キロ歩いてこれだけか!orz)しかもその後夕食食べちゃったし。

結局、体重のコントロールは食ったものの量が多いとダメって事です。馬鹿か。w

2025年11月1日土曜日

医学部志望とか大丈夫か?

 最近良く聞く「直美」という言葉を御存じでしょうか。

保険診療の世界ではない自由診療の世界である美容整形外科に若い時にそのまま直に飛び込んでいく皆さんの事。何とも恐ろしい事で、一般内科の知識は勿論その他の医学関連の知識に関しても医師国家試験レベルのものしか知らずに美容整形外科医として「カネ」を得るためにその租界に飛び込んで行く訳です。

実は今、この現象が医者の間では結構な話題になっているんですが、これはもうこれは生き方、哲学の問題であって、(私立卒の皆さまが多そうなんですが)その他の若手でもこの直美で生きていこうとする人間が増えているという話なんですね。消えゆく命を直接救う事、悩める症状を何とか救おうというような今迄の医師の標準的な印象とは全く関係ない世界の話です。

我々の研修医の頃の美容整形外科に対する印象は正直言って「アッチの世界」の人達という感じで、同じ医師としては認めないみたいな感覚があったのですが、彼らの得るモノは勿論物質的御利益。それを我々保険医側は「武士は食わねど」風に眺めていた訳です。

ところが、財務省の主導する医療費抑制の世界が病院を潰していく方向に明確に舵を切った事で一般に「医師」と呼ばれる保険医の世界が音を立てて崩れ始めているというかなり明確な事実が目の前に出現し始めた事で、一般の非医療界の人達の目に見えないところで色々なものが大きく変わり始めています。

実は、日本人の「個人の頑張りで人的不足の空いた穴を埋める」という何時もの悪いパターンでこれらの崩壊部分が支えられてきた訳ですが、そういった世界に見切りをつけているのが哲学など関係なく医師国家試験を乗り越える事だけに特化して努力した直美の皆さま皆さま。

彼らの未来などというものがどうなろうと我々の知ったことでは無いのですが、医学部に合格する事を至上命題であるかのように送り込んできた愚かな私立高校の進学指導の成れの果てが今の歪んだ若手医師の世界観を作り上げているのかと思えば、崩壊した後の世界を財務省の皆さまがどのように眺め、政治家と共に非難の嵐に晒されるのかはこれから先の話です。

荒涼とした医療の世界。実はそんなに先の未来では無いのですが、まあその頃は自分自身は引退してますけどいざ自分が治療される側になったらどうなっちゃうんでしょうかね。直美に頼む事など何もありませんが。