2025年11月7日金曜日

雨が好きというのは変わってる?

NIHで研究をしていた時、何かの話の拍子で「雨が大好き」と言った時、スペインの女の子から露骨に嫌な顔をされた事があります。

バレンシア、バルセロナあたりに住んでいた女の子だったのですが、雨が降ると気分が憂鬱になって嫌な気分に一日中苛まれるという事でした。私はその話を聞いた時に内心では「君は気圧に影響を受けるタイプじゃ無いの?」と歯の裏まで出かかっていたのですが、それは言わずに飲み込みました。

私はと言えば、小さな頃から雨が降る度に婆ちゃんの家の畑に飛び出して畑の土をほじくり返し奇声をあげていたおかしなガキでしたので、雨が大好きな理由などというのは遺伝子レベルでの話なのでしょう。カエルの生まれ変わりなのかもしれません。

そもそも、雨が降った時には雨音を聞きながら廊下の板間で横になって雨音を聞いたり、軒下に住むアリジゴクの巣を眺めたりするのが大好きでしたから、その音が私には心を癒す音楽に聞こえるのでした。何かの本で、日本語話者というのは雨音をリズムとしてとらえ英語話者はノイズとして捉えるというような話を読んだ気がしますが、そう言うのは影響あるんじゃないかという気がします。知らんけど。w

だから、キャンプ時に限らずとも雨が降るというのは私にとって喜びでありこそすれ、頭痛のタネや憂鬱の元などという事は決して無いのでした。むしろ、そう感じる人の話を聞くにつけ「気の毒だな」という風に感じてしまうのです。

タイやベトナムのような雨季が長いエリアの人達にとって雨というのはどういう捉え方をされているのか知りませんが、私にとっては蒸し暑く大量の雨が降るエリアのものであってもそれは癒しの音に聞こえるようにしか思えません。

エンジンと云われる人の変な感覚。人に伝えるのはtかなり困難です…。

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