2025年11月12日水曜日

二季の始まりか?

実にあっと言う間の秋でした。

長い長い長い夏が終わったと思ったら、紅葉を見る事も無くいきなり寒くなってきています。最近ネットで言われるような気候変動に伴う四季の消失なのでしょうか。

嫁さんが驚いているのが金木犀が花盛りである事。確かにネットで調べると、金木犀は9月から10月中旬に花を咲かせるとなっていますので、そう言う意味では一か月のズレがあるという事になるのでしょうか。

やはり、以前から言われているように植物相というのが大きく変化して来る第一段階なんでしょうか。近未来の日本では桜が今まで咲いていたところで桜が咲かなくなり、数十年かけて開花のエリアが北の方に移動したりして来るような感じになるんでしょうか。今ちょっと調べてみると、今の沖縄でも桜が咲くという事が当たり前の様に書いてありますのですが、本土に多いソメイヨシノでは無く寒緋桜(カンヒザクラ)という別の種類が1‐2月に咲くようです。これは、英名をTaiwan cherryという様で、結構赤い色の強い桜の様ですね。

もし、今年まで連続で続いてきているような異様な暑さと春秋の短さがごく普通の時代が続くと、上に書いた様な植物相の移動だけでなく、昆虫や動物も最終的には影響を受けるようになるのでしょうが、そんな事は地球の長い歴史の中ではごく当たり前の事だったのでしょうから我々がどうこうしたってある程度の周期では起きてしまう事なのかもしれません。

私が個人的に恐れているのは最終的にそういう暑いラインが北上を続けてマラリアやデング熱などの熱帯特有の感染症が日本でも発生しないかという事なのですが、これに関しては研究所の先生が丁寧にその推測と根拠を述べられており、「おそらくは」大きな流行は無いのではないかと推定しておられます。

それでも、何かが起きないとは限りません。

四季というものが昔の日本にはあったんだよと、我々の子孫がそう言う事を語る日がやって来るのかもしれませんね。

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