全国的には、というかこの街は住人達の平均年齢が若く、お洒落な店が並んでいる事が有名であるのみならず、ジブリパークなども存在してIKEAもあるような所。
ところが・・・このエリアは長久手古戦場という地名が付いている通り大変に有名な歴史的戦いがあったところで、家康と秀吉が直にぶつかり合ったヤバい合戦場なのです。当然の様に多くの人々が亡くなり当時はおそらくホラーレベルの景色がひろがっていた筈なんですが。
そんな街ですから当然、当時人々の斬首された首や死体を葬った首塚や耳塚の様なものもあちこちにある筈で、当時は108塚あるとまで言われていたようなんですが、今では確認できる塚は随分と減ってしまっているようで、地元の人も知らないうちに自分がその近傍に住んでいた事で改めて驚かれるような事があるようです。
更には、街の真ん中には血の池公園というおどろおどろしい名前の、当時の戦で槍や刀の血を洗ったと言われる今は埋め立てられている何の変哲もない公園があります。そんなところに家が並び立つわけですから、時の流れというものは凄いもんですよね。
南北戦争の写真でもあちこちに人が倒れている写真と今の人達が楽しそうに同じ場所で写真を撮っている比較写真というのを見た事がありますけど、あなたが今座ってるその場所にまさに死体が数体転がってたのよ!なんてのは普通だったと記憶しています。まあ、当然と言えば当然ですけど。
同じような事は瑕疵物件と云われるところでも同じなんでしょうが、霊感の無い人にはまさにディスカウント物件そのものなんでしょうね。凄いもんです。やがてはみんな分け隔てなく彼方(あちら)の世界に逝くというのは100%確かな事ですから、気にしない人は気にしないんでしょうが。
実は、今回こんな文章を書いたのはある病院の跡地に最近建った名古屋のマンションを通りすがりに見たからです。私としてはある規模以上の病院では大体どれくらいの間隔でどの程度の方々がお亡くなりになるのかというのは感覚的に理解できますので、そこの病院の病床数と標榜科、そして築年数を見るとどれほどの方々がトータルでその病院の建物でお亡くなりになったかと推定できてしまいます。
そうすると、この病院だけで恐らくXXXX人という概算を出すと「そこの跡地にマンションか~」となってしまう訳で、霊感とは縁の無い私もちょっと考え込んでしまいます。w
同じ事は実はあちこちにあるんですけど、皆知らないだけ。例えば、実は茶が坂の上の方には昔の航空写真の撮られる更に前に火葬場があった事が判る地図がるのですが、そこにも今では普通にアパートが建っていたり。
時の流れというのはある意味全てを流し去っていくんですね。
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