2025年11月27日木曜日

高層ビル火災の悲劇

中国のタワマン火災の報道を見て暗い気持ちになってしまいました。

災害なんてどこの国でも誰の上にも起きないほうが良いに決まってます。事故もテロもあっち行けって感じで私の場合は病気もこっちに来るなって感じの毎日ですが、死なんでもいい人が事故や戦争なんかで亡くなってしまうのを見るのはどこのインシデントであろうと気持ちが落ち込むものです。

小さな交通事故でも亡くなられた方は勿論、起こした人間自身もその家族も悩まれる事を考えると安全なシステムや生活への飽くなき追求というのは「MUST」であって、我々医療関係者も含めて安全に関わる関係者達は如何なる瞬間も進歩を止めてはいけないというのは当然だと思います。

今回のマンション火災では既に判明しているだけで100人以上の人々がお亡くなりになっているとの報道があります。行方不明者も300人越えとの事で、もしこれらの方々の多くが亡くなられているとするとまさに世界の災害史に名を遺す未曽有の大災害です。数年前にイギリスで発生した高層アパートの災害を超えるものとなります。

7棟のマンション群が次々に延焼していったのは竹で編まれたあしばとそれを覆っていた緑色のカバーの存在。更には窓を覆っていたという発砲スチロールの存在がこの悲劇をもたらしたのではないかと「今の段階では」囁かれているようです。

高層ビル火災で私が思い出すのは大昔に出た映画「タワーリングインフェルノ」です。当時、テレビのロードショウで視た時の衝撃は子供の心に深く恐怖を植え付けましたが、その後に実際に9/11で人がビルから飛び降りる様子が映し出されるのを見て、高層建築っていうのはやっぱり人が住む建造物という意味ではいろいろと無理があるよな~って感じるんですけど、不自然ですかね?

個人的には高層マンションに何の魅力も感じない変わりモノです。

今回の惨事で命を奪われた方々に日本から衷心よりお悔やみ申し上げます。


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