2025年11月6日木曜日

酒が「全く」飲めない親父の送ってくる酒

私の両親はアルコールに対する強さが全く違います。

母親の方の家系はアルコールが滅茶苦茶強く、かつ好きです。いわゆる嗜好品のレベルですね。メチャクチャ小柄なのに500mLのビールを毎日美味そうに飲む様に人ですが、これは母方の親族全体がそうで、叔父さん叔母さん関係なく酒は強くかつビール好きの皆さんでした。その半分は既にこの世を去りましたが、親族の集まった年末年始の食事会はほぼ完全に飲み会という奴で、子供達は酒が入って楽しそうに話し合う叔父さん、叔母さんの間を走り回るものでした。

叔父さんの一人はアルコールで完全に肝臓を壊しましたし、南方から帰って来た爺さんは戦後比較的早く、母親が中学生くらいの頃に高血圧による脳溢血で逝ったと言われています。その爺さんも実際酒好きで、素面の時は理系の賢い爺さんの様でしたが、酒が入ると結構周囲の人に迷惑をかけたという話を叔母さんから「伝説の様に」聞いた事があります。

では私の父親の方はと云うとほぼ誰も酒を呑まない人々。私が大学生の頃に亡くなった長男である叔父さん以外は皆酒に対してアレルギー反応を起こしてしまうような人達です。

親父はコップ半分のビールで体中に発心が出てしまう様な「酒が毒」という人ですが、その二人の間に生まれたハイブリッドである私はどちらかと云うと普通に飲めるし、弱くも無いけど底無しなどというような人でもありません。

そんな親父が何時も季節ごとにあるお酒を送ってきます。それが都農ワイン。シャルドネやマスカット・ベーリー等をセットで送ってきます。その上、知り合いが幾らでも売ってくれるという百年の孤独が送られてきます。賞をバンバン獲るような酒ですので、味に関しては間違いがありません。

親父が「珍しいらしいよ」等と暢気なコメントをLINEで送って来ては「飲むか?」等と聞いてきます。勿論それにはYESと答えて送って貰っています。^^自分では余りワイン、焼酎は買いませんのでそういう意味では有難いです。

ちょこちょこと飲みながら九州の方へ向けて酒を送ってくれた両手を合わせる今日の夜でした。

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