これ本当に良く言われるんですけど、勤務医が金持ちな訳ないです。そもそも日本の課税形態の中ではある一定以上の収入では税金が急激に上がっていきますし、相続税も取られますのでどこまで行ってもお金は貯まらないようになっています。
大体、一人でN万円稼ぐ人と夫婦で併せてN万円稼ぐ人では圧倒的に後者の方が実質所得は絶対的に上ですし、医者が一人で仕事したところで実際にはただの労働者。今日病で倒れたら明日から家族は路頭に迷う訳です。
そして日本では勤務医など経済的な面ではタダの知的肉体労働者だと思わされるのは会社を経営している人間達と交流を持った時ですね。この人達はいわゆる「経費」で種々の生活費を「実額控除」として落とすことが出来る貴族なのです。私がいろいろな話を聞いているとビックリするようないろいろな話がさも当たり前の様に出てきてホンマに驚愕の連発。
外食は経費で、生活に使う諸々の物品もかなりのレベルで経費で、車も経費で節税という感じで、言ってみれば日常生活の諸々がふるさと納税状態。有り得ませんわ。w
結局、打ち合わせで使用したとか家の中のこの部屋とこの部屋は事務室として使ってるから控除の対象をかなるんですからもう勝てません。実は消費税なんかも商売してない人は知らないと思いますが、以前は多くの小売業者で小売り額が1000万円以下では徴収した消費税を丸々懐に入れていたんですよね。
インボイス制度が出てきてからはそう単純な話では無くなってきましたが、それでもビックリですよね。( ゚Д゚)どんだけ商売人ばっかり優遇しとるんじゃいという話。ふざけとります。
商売する人間には経費を大量に認めてサラリーマンにはそんな恩恵は与えないというのは何故なんでしょう。サイレント・マジョリティはサイレント。今日も変わらぬ日本のシステムです。
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