2024年1月14日日曜日

不思議なパターン認識

やっぱり自閉症の息子のパターン認識は標準(少なくとも自分)とは大きく違うと確信させられました。

以前から息子は家族が買ってきたり、友人からプレゼントとして頂いてきたジグソー・パズルを良く組み立てています。息子がアメリカから日本に帰ってきてから既に大小合わせて50枚程になっています。

結局、家の中の息子が何時もいるPCの部屋にはパズルが一つの壁の全体を埋めるように張り付けられていますが、その隙間はとても50枚を飾りきることは出来な状態で、結局は額に入れたまま積み上げられているのが最近の標準という状況。そのうち病院にでも持って行ってリハビリ室の壁にでも掛けていこうかななどと考えています。^^

さて、最初に書いたパターンの違うパズル作成の様子なんですが、別に教えた訳ではないのに最初に縁の所から囲っていくのは何となく普通だろうと思います。(違う人もいるのかもしれませんが?)その後は私の場合複雑な模様がついた個所(つまりは組み合わせるのには容易な場所)のコンビネーションに移っていきますが、息子はこれが無いんですよね。

何というかそもそもオリジナルの絵が描いてある箱の絵を全く眺めない。つまりは元絵たるそのオリジナルを参考にしようというアイディアが無いということ。

更に?と思うのはどこでそれを見ていたのか発想のオリジンが解らないのですが、どこかから見つけてきた何て言う特徴の無いピースをフッと嵌め合わすのです。「何で?」というのが正直な感想。普通は色が派手だったりする所を…としませんかね?

息子が頭の中でどういう思考回路と作戦をもってパズルの組み合わせをしようとしているのかが聞き取れないだけに、その点は永遠の謎なのですがあの「突然、何気なく、遠く離れたそれぞれ場所も定まっていないピースを二つ嵌め合せる」という方法で組み立てていくのはちょっと普通じゃないよな~って思います。

やっぱ、何かが変?というか普通じゃないよなと、親ながら思うのでした。息子の脳味噌が見ているパズルってどんな風に見えているのでしょうか。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私達に見えていないモノが見えている」と言うことしか分からないもどかしさ。
しかし、今わからないことをいつか判りたいと思えるなら、死ぬまで幸せ♪

small G さんのコメント...

仰る通りです!
毎日「???」の部分を知りたいと思いながら生きるっていうこては本当に大切ですよね。
知らないものは知らないと素直に言えて、じゃあ何故という根源を知ることを止めない人間でありたいと思うのでした。
しかし、息子には親の私からしても謎が多いです。(まあ、どこの親子でもそんなもんですかね。w)