2023年10月14日土曜日

それじゃオヤジの方は大丈夫なのか?

母親の方の施設入所の目処は尽きオヤジもそのままであれば心安らかな生活に入れるかと、遠隔地の名古屋に住む息子として一安心したところでした。

ところが、田舎の病院から嫁さんの方に直接電話があったようで、内心「何事ぞ?」となりました。

送られてきたLINEによると、私がオヤジと同室で寝た時に気になったイビキとそれに付随する無呼吸の状態を調べて貰うべきだというsuggestに従って病院に行って診察を受けた時の親父の行動に関する医師側の心配が書き連ねてあったのでした。

それによると、スマホに録音していたソフトウェアの「いびきラボ」の寝息の様子を先ず先生の前で再現できなかったこと、そしてCPAP用のマシンの使い方がイマイチ理解できなかったこと、更にはマシンの使用に当たってあちこちの部屋にある看護師さんに付いていくことで説明を受けるはずだったのに、なかなか廊下で立ち話をする看護師さんの話が終わらないので、その人じゃないと思って別の看護師さんに付いて行ってしまったとのこと。そして最後のトドメは病院から帰る時におのれに渡された筈のCPAPの検査用のマシンを持って帰らなかった事でした。w

最初の2つは、私には親父が戸惑う様子が目に見えるように解ります。おそらく耳が遠い上に昔からスマホのある「一定レベル以上の使い方」にはなかなか理解を示さなかったものですから、私がセットアップしあげて使い方も教えていない「いびきラボ」のソフトのデータ提示が出来なかったのは無理もありません。その上に専門的な無呼吸チェッカーであるcapnometerの使い方もなかなか装着とボタンのセットアップは一度では理解できなかったであろうことも「先生には」心配だったのでしょうが、確かに85の爺さんには難しかろうなと言う気がします。

その上で3つ目のエピソードですが、そそっかしくせっかちなオヤジならではのエピソード。オヤジを知る私からすると「やりそう」とも思うのですが、当然病院の方はそんな天然の親父のボケを知りませんから、自然に認知機能障害と思ってしまうのは無理からぬところです。

ところが、最後のエピソードは流石に・・・という訳で、今回の電話連絡と相成ったようです。私自身が「電話をして下さい」と言われていたドクターに電話をして「確かにそうでね、親父の認知症も始まっているかも知れません、云々。」と相槌を打った後、今度は親父に電話をかけて今回の種々のエピソードのことを話して「先生が随分心配しとったよ!」と話すと、実はその時点で既に病院に戻ってきてマシンを渡してもらおうとしたら一旦ダメ出しが入ってしまって渡してもらえん!」というような状況だったみたいでした。先生が心配されたんでしょうね。

さて、親父側からいろいろと診察時の事情を説明した後に、私が「先生を安心させたかったら年一回やってる認知症の検査をやってもらって点数を見せればいいんじゃない?それで天が低けりゃ止めとけば良いし」と言ったところ「俺もボケてきたかな~」と笑っていました。

一心に考え事をしていて、コンビニでいろいろ買ってお金を渡した後に買ったモノの入った袋を置いてそのままコンビニを出てしまうことを大学時代から何回もやらかしている息子の私には親父のcapnometer置き忘れの件を笑う資格は全く無いのですが…。

あ~、親父の方もボケが強まってきたら如何対処いたしましょうか…。それなりの計画は既に持っているんですが、その時は又田舎に飛ばなければなりませんね。orz

まさに烏兎匆匆です。 

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