2021年1月27日水曜日

コロナの時代のマスク美人

今の時代、普通に皆さんマスクをしております。

男も女も若人も老人も皆が皆、「普通」にいろいろなマスクをしていますが、病院では普通、病院が支給したり個人で持ち込んでいる不織布で顔を覆っているわけです。それは私が外に出て仕事しているバイト先でも同じ。コロナの流行が始まると同時にほぼ全員が確実ににするようになりました。

こういった人達の「素」の顔も勿論、以前から知ってはいるのですが、これも一年経つと長い間に元の顔をなんとなく忘れがちになってしまいます。しかし、それでも昼に各病院の食堂で出会う時にはその滅多に見ることのできない素顔をお互いに観る事のできるチャンスなんですが、まあ、正直「お互い」観るほどのものではないことが9割。当然といえば当然ですが。

それでも、残りの1割弱の中には観る価値のあるほど美しい方も居られます。しかし、しかしなんですが~マスクから上の部分だけが美しい方というのも居られまして、これを「マスク美人」と呼ぶのかな?等と考えてしまいます。マスクをしようとすまいと美しい方は美しさにおいては「完全体」と言うべきか、「通常美人」と呼ぶべきか迷いますが完全体からみるとマスク美人はいわゆる部分美人というべきでしょうか。

マスクをしている時には「おわー、きれいな目をしてるな~。」と思うような人でも、マスクを取ると「・・・」となってしまう時がやはり多いのはなんでか考えるのですが、やっぱりパーツのバランスの妙というやつでしょうか。確かにパーツがそれぞれ良くても配置が悪かったり組み合わせが悪いと残念なことになってしまうもの。きれいなパーツ同士でも、その配置の感覚がほんの少しズレただけで「アレ?」ってなことに。

そもそも人というのはどうしたらある人の顔を美しいと判断したり、そうでないと分けるのか、そしてある人にとっては美しい、好ましいと思われる顔が別の人にとっては「無いわ~」というような事になるのか。パターン認識の謎というべきこの質問の生理学的な理由が判明した暁には必ずやAIが人を騙すための画像を次々に合成してくるようになるでしょうね。

下手をしなくても、ネット上、画像上のみで存在する「話して・動く」合成された俳優というものがやがて大量に登場して、それに惚れ込む普通の人間がこれまた普通に登場することでしょう。結局AI技術が下々の方にまで降りてくれば、初音ミクどころではない人そのものの人工アイドルが画面上を闊歩することになるのでしょう。その時、本物の人間の女優・男優の相対的な格付けってどうなるんでしょうかね?

特にCMなんかでごく普通にそういったAI合成俳優達がネットやテレビの画面を埋めだしたら、リアルな芸人たちの価値はどう上下するんでしょう。マスク美人達はコロナ禍が収まってくれば激減していくでしょうが、完全体の美人はリアルワールドではその価値を高いまま残して人生で有利に生きていくのでしょうか?

まあ、人生「美醜」だけで決まるほどシンプルなものではないことは誰でも理解はしておりますし、それだからこそ我々非モテ系にも勝負のしようもあるのですが。w


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