2018年6月23日土曜日

娘が家庭教師をすることに

以前から探していた夏のバイトですが、娘の滞在期間が短すぎて「長期」の仕事継続を望む相手側は「3ヶ月」程度の長さでは仕事を依頼できないと言ってきます。

ところが、この短期間でも・・・ということで依頼をされてきた方が出てまいりました。

子供さん達の教育に熱心な方で、上の娘さんは既に大学一年生。下の娘さんは中学生なのですが、医療関係の仕事に将来就きたい上に、可能であればアメリカでの勉強もやってみたいという大変意欲に溢れる子供さんです。

私は学習をする人間のことを何時もこんなふうに嫁さんに例えます。「馬を水飲み場まで連れて行っても、その水を飲むか否かは馬自身」というものです。
結局自らがモチベーションを持たないものは幾ら金や時間や労力をかけても全く無駄というのが私の考えです。しかし、この娘さん達はどうやらそういった駄馬とは反対の駿馬のようで、親であるその方も今日の今日まで娘さん達がそういった夢をこっそり持っていたことを全く知らなかったという話。

今どきの日本、親が大変な金をかけて一から十までセットアップしたレールの上を走って大学に入り、卒後に何らかの職業に就いてもそれでその人物がどこまで成功するのか・・・今の日本の高学歴の方々の中で、この親に受けた「害」から逃げ切れないまま大人になってしまっている人々のなんと多いことか。

兎にも角にも、今日の夕方は娘さんの家に私が次女を送りに行ってまいりました。

娘の話ではまず夕食を摂った後それから二時間半ほど娘さん達と英語を使っての話をずっと続けたそうです。
これから娘が帰国するまでの間に、二週間に一回の割合で後七回ほどのtutoringを行うとの事です。

娘の話が良いrole modelとして何らかの更なる夢を産む起爆剤になれば良いのですが。

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