病院内に福利厚生施設を導入してもらおうと考えています。
こういうことは寝技の部類ですが、あちこちを擦り合わせる素振りは見せず(だけど充分に利害関係を前もって調整しておいて)一気にトップにその計画案を持っていくのが私の毎度のやりかた。
それぞれのエリアの責任者に」”それとなーく”らしい話題を振って探りをいれつつ、反応を調べた上で成否を占うのが最初のステップ。
それがうまくいきそうだったら、次はそれぞれの部門のトップの人達のメンツが表に立つようにして最後は自分自身はただの司会者として振る舞っていき最後はそれもやめて各部署の責任者に頑張っていただき、自分は裏方として全体の調整を愉しむという方向で、というのであとは勝手に色々なことが動き始めます。
今回の案件はリハビリ室を利用した職員の体力増進、健康維持のための運動の導入です。もっと簡単に言うと「肥満の改善!」w
結局、今回の私と嫁さんの体重減少競争のextensionとして敷衍されたものなのですが、これが最終的に職員の健康管理に役立てばしめたもの。一石何丁になるか計算もできません。
実際、病院というところは職員にとっては非常に不健康な場所になりがちなところでして、人の健康維持・改善と増進に努める場所でありながらも、そこで働く職員は激務に追われ朝昼夜の関係なく人の正常な生理的周期とは無関係なおかしな時間割で動き、かつ食事をするものですから長きに亘ってこの仕事をすることで実際に腰痛、肥満、不眠症、認知症、心疾患、高血圧など様々な形で無理が出てきます。
リハビリ室には患者さん達のためのリハ機器が沢山おいてありますがそれは日中のみに使用されるばかりでその他の時間には誰にも使われません。
この「通常日勤の終わった時間をどう使うか」ということに関しては誰も現有したことがありませんでしたし、これを名目として十二分に福利厚生費を申請するベースを作ろうと考えています。
さあ、これがうまくいくか否か・・・。
実のところ院内に「放流」という形で噂を流し始めましたら、既に多くのポジティブな反応が返って来ておりまして、こっそりと私に「何時からですか?」などと聞いてくる人も。w
第一回目の会合は一週間後です。それまでに下拵えを充分にしておきましょう。
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