今年の夏に納涼会のようなものがありはしたのですが、私は特に出席もせずそのまま無視。特に出たいとも思わず、個人的にもっとやりたい事があったのでそちらに集中という感じで過ごしていました。
しかしながら、今年の冬はどうもそういう風にはいかないようです。昨年の冬には自分の主たる病院1件、バイト先の病院1件だけと絞っていた忘年会の件数も今年は既に自分の主たる病院だけで4件。大小個人も全てスケジュールの中で綯交ぜになってはいますが、年末は結構食べ物、飲み物にお金が消えていきそうです。
何よりもこの時期、忘年会で困るのは医師にだけ課される税金のような忘年会費。例えばどこかの病棟で忘年会費が看護師さん一人5,000円だったとすると、私は2‐3万円飛んで行くことが前提になっています。orz
理事長などは各病棟に5万円程度の「寄付」をドロップして居られましたが、それは稼ぎの桁が私たち下々の医師より1つ以上多い訳で、払う税金だけで我々の年収を超える様な人物と一緒にされては敵いません。私もそれくらい稼ぎがあれば何の見返りが無くとも「その程度」の寄付は各病棟に落としたい所なんですが、それは夢物語。見栄張って同じ事やったらおまんま食い上げです。w
それでも、今年は私自身は参加しないにしても障害のある息子の施設には寄付として今年も10万円を納めさせていただき、忘年会費の「足し」という形で一年の労に報いたいと思っています。大変失礼な話なのですが、国は障害のある人達を一年中助けてくれている先生方に対する給料のもとになる支払いを物凄く絞っていて、薄給としか呼べないレベルのお金しか払いません。
国家のレベルというのは弱い人々に対するお金を使う能力の差そのものだと常々思っている私ですが、一番下の部分でいろいろと汗を掻いているこの先生方や補助の方々には国も自治体もお金を使う余裕は本当に無いのです。
どっかの会社の社長や国会議員を務めた人間に勲章や賞状を渡す金と暇は有っても、こういった人達に陽の光が当たる事は滅多な事では無いのです。葬式に飾る勲章や賞状なんぞをしょうもない連中に散らす時間があったらもっとやるべき事は有るやろ?と私は何時も怒っているんですけどね。
所詮はごまめの歯ぎしりレベルです。
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