2024年11月30日土曜日

若い店員さん

最近、己の加齢が進んでくるとモールなんかに行った時に多くの店においてその売り場の店員さんは自分よりも若い人ばかり。

紳士というか、オジサン関連の服が多いLacosteなんかでは売り場の担当者も「自分と同じくらいかな?」と思えるような上品な女性が多い様な気がしますが、他のショップでは基本は家の娘達と同じくらいもしくはさらに若い、私から見れば高校生のバイト?いや大学生かな?と云う位の「女の子」達が仕事をしている事が殆ど。

お店で買い物をする時に向こうから軽く声掛けをしてくる子もいれば、何もせず遠巻きに見ているだけの子も。それぞれの個性が出るという意味では売り場というのはキャラのテスト会場みたいな所だなと感じます。

学校教育では表に出てこない「小さなころからその年になる迄の育てられ方と身に付いた事の集大成」が接客業では出て来ると思うんですが、今日偶々嫁さんと寄って服を買った所の女の子は何だかボンヤリした子で、可愛らしいニャンコのビーンズを頭に被った不思議な雰囲気の天然風の子でした。

その店で「良いな」と思って手に取ってみた服のYKKのジッパーが珍しく変な噛み込み方をしていたので、その女の子に「済みません、これ何かおかしな感じなんで見ていただけますか?」と言うと「あ、これ変ですね」と言ったので、「向こうのマネキンに着せてある同じものを見せて貰えませんか?」と私からリクエストすると無言でそのマネキンから同じ服を外してくれました。

お礼を言いましたが「はい」と言ったきり。おお、塩対応だなと思いつつも野暮な事を言うと嫁さんに怒られるので何も言わずにその服を買わせていただきました。自分の娘が同じ対応したらどう思うかな?等と思う事自体が既に完全親父目線。ウーム。

病院の看護師さん達もそうですけど、若い女の御子達を見てその発言や所作に親としての目線でいろいろ考える事が出て来るのはやっぱ歳喰ったってことなんでしょうね。

野暮な事は言わない言わない。下手したら何を言ってもパワハラになります、今の時代。w

2024年11月29日金曜日

院内での新型コロナ感染拡大止まらず

この二週間ほど他の病棟で火を噴き始めた新型コロナの感染拡大が止まりません。

院内で日常業務をしている間も他の精神科病棟からの内線でのコールが鳴り止みません。正直「本当にどうなっちゃった?」と云う位の頻度で院内の電話が鳴り続けるのでした。orz

通常の自分の業務に完全に支障が出るレベルで、ピリピリと鳴るPHSに「またか」とウンザリする程。感覚的には10分おきに鳴ってませんか?でしたので、私の方でも対策を立てて新型コロナが流行っていなかった頃にスタンダードにしていた熱発後一日経ってから風症状と共に熱が残っていたらコロナとインフルをチェックする、という病棟との約束事を即日チェックに変えてスクリーニングという方式に変更。

ラゲブリオとベクルリーの投与方法を簡潔にまとめたテーブルをササッと作成して各病棟にラミネートして配布し、細かいレベルでの繰り返しの質問を新くても良い様にセットアップしました。

それにしても、コロナの嫌らしいところは静かに拡がって症状として感染者が出現するまでにdelayが長めである事。インフルと比べてその1~2日の感染から発症までのズレが対策、特に初動の遅れを生み、気づいたら既にn人が感染し、その人達が更に感染源となって…という事の繰り返し。実に厄介です。

とは言え、最初の頃とは異なり明確に効果があると思える「投与できる薬」が存在する事が最初の一年目とは大きな違い。高齢者でも希望者にはワクチンを投与する事が出来ており、その点では複合的な種々の疾病を背景として抱え込んでいる活動性のもともと低い高齢者を護れる可能性が高まっている事は良い事だと思います。

恐らくある程度の時間はかかるにしても、AIの高度化に伴う分子間相互作用の大規模シュミレーションがますます高速化されて、一昔前にはSFでしか見られなかったような計算予測に基づく創薬は益々実世界で増えて来ると思われます。

我々がウェットの実験で数十年かかってやっていたような事がシリコンの上で一秒間に数百億回も実行されてはなかなか勝ち目は無くなってきているような気もします。

しかし、この年末の当院での新型コロナの再流行は本当に「勘弁してくれ」レベルです。頼むから早く収束して欲しい、というのが噓偽りの無い本音です。

2024年11月28日木曜日

嫁さんと飲みに出た

息子が何時もの「施設お泊り」に出ていたので、嫁さんと連れ立って二人だけの外食に出ました。

5時半過ぎに家を出て、ゆっくりと歩いて地下鉄東山線へと乗り込みました。二人で黙ってシートに座り電車の中を観察しながらの移動でしたが、何だか周りに居た男の子も女の子もベルボトムのジーンズをはいているのを見るにつけ「ファッションていうのはあんまり代わり映えもしないまま繰り返すんやな~」と思ったのでした。目的地の今池について二人で無言で見ていた若者達の事に話が及ぶと同じ事を考えていた様で、ほぼ同じ感想を述べておりました。

予約しておいた「どて煮」の店に着くと引き戸を滑らせて入店。カウンター席を選んで早速注文をしていったのですが、注文はほぼ100%嫁さん任せ。こういう店に来る前には必ずメニューを研究してから行くという暇人全開のオバサンですからオーダーする時の生き生きした様は特筆ものです。w

さて、注文を始めたのは良かったのですが、いきなり最初の注文品であった「当店自慢のどて串」が売り切れ。おいおい、まじか?と思ったのですが、開店時間が4時からですし、メニューの下の方に数量限定とちゃんと書いてありましたので、まあ仕方ないかな…。orz

飲み物は生チュー。最近はノンアルばかりの嫁さんも珍しく飲みました。しかも流れに乗って2杯!食う方も食う方でドンドコドンドコ頼んで最後はいきなり腹が一杯。コレで二次会に行く気力が急に萎えました。ちょっとした失敗です。^^

という訳で腹を満たし7000円ほど払って店を出た後は吞むことを中心として店を考えたのですが、暫く歩き回ったところで見つけた千ベロも今日は閉店していました。そこで嫁さんに提案したのは禁断の私が何時も行く隠れ家の飲み屋。

自分としては躊躇いもあったのですが、ここは仕方なしという事で地下鉄に乗り直して覚王山へ。たった二駅ですが早く移動するために乗りました。

何時ものように階段を上がっていくのでしたが、後ろに嫁さんが居る事が何時もとは違う事。それでも何時ものように挨拶して入店すると幸いな事にカウンターが空いておりましたのでサクッと座って何時ものように何時ものものを頼み続けました。

嫁さんは珍しそうにメニューを見つめ、いつも私が何をどう注文しているのかを細かく聞いてきました。お店のママさんも嫁さんと気軽に話をしていました。

結局私は泡盛の古酒をロックで4杯飲んで、その横で嫁さんは軟弱なカクテルを…。いい感じで二人で地下鉄に乗って息子の話をしながら家路につきました。藤が丘駅ではミスドで息子用のドーナツを買い込んでいそいそと帰り着いたのでした。

たまには夫婦で呑みに出るのみ良いみたいですね。


2024年11月27日水曜日

再当選したのはいいけれど

なんだか斎藤さんもボロボロですな。

勝手連とN党のTが流したネット動画の大盛り上がりで「弄られ易い方々」が斎藤さんに投票して再当選となったのが今回の選挙の図柄かと思っていたら、勝手連と思われていた連中の構成員が実は金払ったあとのmerchuという会社だったことが判明したというお話。

そもそも、金が無い人間と金が有る人間とに立候補というシステムにおいてなるべく差が出ないように選挙管理委員会がお金を使ってポスター代を払う筈なのですが、斎藤さんの言い訳の中でこれ自体(己がポスター制作代を払ったという説明)もおかしな言い訳になっていることを元鳥取県知事の片山さんに指摘されています。

基本的に徒手空拳では立候補できないように、更に有象無象の立候補者乱立を避けるために供託金という壁(国政選挙では300万円、地方選挙では50万円などとされています)はあるものの、その候補者が本気で挑めばきちんと結果は返ってくるし、10%以上の得票をすればお金自体も選挙管理委員会から返納されますから、かなりリースルナブルなものですが。

さて、斎藤さんの原罪である再選挙に至った罪自体の追求も滞りがちになる中で、馬鹿が百条委員会の委員長などの家に脅迫をかけるという愚行を犯している時点でもう斎藤さんという人物の応援者達の思考回路がスケスケ感満載。衆愚政治ここに極まれリという感想しか出てきません。

誰の説明が正しいのかというのは一旦脇に置いておいたとしても、先ずは肝心の重要質問で「弁護士の説明に一任」などという情けない行為はさっさとやめて疑惑の渦中にいる折田という人物と弁護士三人で雁首揃えて合同記者会見で正々堂々と説明すればよいだけの話。そうすれば互いの説明の矛盾点は「誰かが嘘をついていない限り」解消されるはず、簡単なことです。何故それをしないのか…という時点で疑念が収束しないのは無理からぬことではないでしょうか?

無理筋の説明にはいくらスマートに見えたところで、必ず時間とともに矛盾点が積み重なっていくのはサイエンスでも同じこと。

テレビの悪役面したポンコツ司会者の言がどうであろうと、真実はデータと説明さえあれば全て見えてくるのです。白旗上げてサッサと全部出しなさいってところですかね。w

2024年11月26日火曜日

南海トラフで大揺れしたら?

夜に嫁さんがふと呟きました。「今、揺れんやった?」

直ぐに輪島が震度5である事が判明しましたが、正直な感想は「能登半島の北側にこれから気持ちが折れずに住めるのか…」というものでした。そしてもう一つ、今住んで災害からの復帰に当たっている必死の人達の所に何でこんなに何度も何度も酷い地震に襲われ続けるのか、自然災害とは云え強い憤りが込み上げてきます。

私の住むエリアは速報では震度1だったのですが、良く気づいたなという感じ。それでも考えたのは、何時かは「必ず」自分達のエリアにもやって来る巨大地震のこと。

東北大震災の時には私は日本には居ませんでした。それでも、大きな地震というのは小さい頃に経験していますが、九州の婆さんの家で経験した木造平屋建ての震度5というのが最も大きいもの。震度6、ましてや震度7等というのは南海トラフでは確実に発生する震度。おそらく個人として幸運にも生き延びることが出来たとしても、日本全体では語るに恐ろしい程の事が無数に発生する事でしょう。外れて欲しい予測ですが、これは残念ながら外れそうにも無い事。

名古屋の様に浸水予想地域の広大な大都市かつ重要な工業インフラが固まっている地域ではどれほどの惨劇が展開するのか、しかも今判明しているだけでも東西を結ぶメインストリートの一つである広小路通りに立ち並ぶ中小ビル群の半分ほどは新規の耐震基準に及んでおらず、恐らく地下に潜む無数の断層への距離によってはポキリと折れたりするビルが発生する可能性があるようです。

そんな日が来ない事を祈るのではなく、交通事故と同じで「起きたらどうするか」という事を考えての行動をしていくしかありません。

家の中にはその「万一の日」に備えた色々な物がストックしてありますが、今年中にもう一回レビューし直しておこうと思います。食料、水、薬、調理道具、燃料、簡易トイレ、クリーニングタオル、緊急連絡方法等は整っているとしても、今足りないと思っているのは安全シューズだと思っています。

今度ワークマン・プラスに行こうかな。

2024年11月25日月曜日

どうしてこういう蛆が湧くのか…

環境テロという言葉があります。

日本人にとって歴史的に最も身近で頭がオカシイこの手の連中の代表はシー・シェパードでしょうか。

ここ数年は確かあの黒い船がぶっ壊されたこともある上に、あの基地外白髪船長のワトソンが逮捕監禁されていた事もあり、この連中のニュースは最近あまり聞いていませんでした。ところが最近デンマーク警察に急襲され日本のレッド・ノティスで逮捕されたこのオジサンがフランスへ亡命申請したとかしないとか?

マクロン大統領は最終的にどう判断したんでしょうかね。一生ぶち込まれる可能性もあるという話ですが、自称「環境保護の騎手」しかしてその世間的認識は「テロリスト」そのもの。まあ、神は偉大なりと言ってビルに突っ込んでいったアノ人達と何も変わらん訳ですが、御本人達は仲間内ではヒーローですから。どこにでも転がっている良くある話です。w

たちが悪いのはこの連中の親分であるグリーン・ピースに資金提供をしている巨大企業が結構いるという事。以前からこの連中のバック・ボーンになっている企業の製品は買わないようになっています。そもそも環境団体の名を騙った犯罪者集団なのに脱税を繰り返しながら各国で大問題を起こし続けている基地外共です。

こいつらの亜種が最近流行りの美術館で世界的に有名な絵画・美術作品にペンキや油を投げつけるというクソ共。天才の発想は無限ですが、馬鹿の発想も下限にキリが有りません。^^

そして今回、日本では別のタイプのバカ連中が大事な大事なWRC・ジャパンラリーにおけるWRCマニュファクチャラー・チャンピオンを決める戦いで「一般車両が検問を突破し交通規制エリア内に進入したことによりSS12がキャンセル」という事件を起こしました。

ネットの伝聞では時速35キロ以上で走ると昆虫が車に当たって死ぬからその非を訴えに来たという頭のオカシイ連中らしいのですが、横浜ナンバーで愛知まで来るのに時速35キロを終えずに来るのは交通妨害以外のナニモノでも無いと思うんですが。頭がオカシイだけに説得も通じんでしょうな。orz

結局、FIA/WRCは今回の主催者側に対してこの件を重く見て2400万円の罰金を科したとか。ホント屑ってどこで何しても屑ですな…。

2024年11月24日日曜日

看護師さん達の新陳代謝

病院を辞めていく看護師さんというのは何時でもいます。

辞めていく理由はまさに人それぞれなんですが、他に良い働き場所を見つけたとか違う病院で働きたい、子育てや御主人の関係で引っ越しなども良くあります。そして最近多いのが訪問看護ステーションを展開する問う理由で辞めていく人。

それに対する私の部外者としての視点からは…
  • 今時の介護に対する保険関連の支払いの急激に下がる薄ら寒い状況を理解しているのか?
  • 更には稼ぐのは良いけど、訪問している家庭から時間関係なく連絡があって自分のパーソナルな時間にグイグイと食い込んでくる状況にどのレベルまで耐えられるのか?
  • 最後に今の時代かなりのレベルでレッド・オーシャン化している過当競争状態をキチンと解析できているのか?
等の疑問があるのですが、最後のとどめはもし仮に全部が上手く行ったとしても、事業が個人レベルの延長上にあるとすると、自分の体調、つまりは健康上の問題が収入を大きく左右するという事なのです。そして、一旦自分が動けなくなるとそれは患者さんとその御家庭に迷惑をかけるという事。

それを防ぐためには共同経営者や従業員を雇ったりしなければならないのですが、そうなると運転資金やその他の事が大きな要素として通常業務の中に食い込んできますから心労が重なりそうです。

そういう意味では公的な病院や大きな私立に勤めるというのが裁量が狭い代わりに人生における安全係数が高い訳です。どちらが良いのかはその人次第。しかし、生半可な知識や覚悟で準備不足で海に漕ぎ出しても恐らくは長く続かないでしょう。

それは実際に私の周りの出ていった看護師さん達を見てのお話だから実話として話せる訳でして…。世の中はそう簡単にはいかないみたいですね。

2024年11月23日土曜日

やっぱり熊は恐怖以外のナニモノでも無い

熊というのは物凄く賢くて危険な動物で恐怖以外のナニモノでも無い生物だというのは日本で発生した事件だけでもありとあらゆる記録に残っています。

少なくとも私が目にした記録だけでも江戸、明治、大正の昔から人間が如何に悲惨な目に遭ってきたのかという悍ましい話だらけ、それは昭和になっても変わらずトンデモナイ話は幾らでも出て来ますし小説にもなっています。

そして、その「人の世界」に近づいて来るヤバイ熊に立ち向かってくれるのは各地の猟友会なのですが、今回札幌高裁はとんでも判決を下して猟友会のやる気を大きく下げてくれたのでした。

そもそもこの判決の大本はある人物のクレームが発端になって居る様なのですが、こういう判決を下す前にこの人物のクレームを事件として取り上げる札幌の検察も私的には「あんたらアタマ大丈夫?」という感覚しかありません。そもそも警察というのは日本の民間人から完全に銃というものを取り上げてしまいたいというのが見え見えの本音ですから、熊の捕獲を頼みつつこういう事を考えているのが警察

もとより、警察という組織は己の崩れっぷりは棚に上げて、何かあると猟友会を悪い事にしてきた歴史を持つ組織ですから、猟友会も完全には援助を断ち切らないにしても内心は「これ以上ガタガタ言うなら…」と云うのが本音でしょう。

トンデモ検察、トンデモ裁判官…もうちょっと今回の訴訟の裏を常識的に読み取って現実に即した高度な判断を行えっていう話。札幌高裁の次は最高裁なんでしょうが、正直なところ「お前らときたら何を学んできたんだ?」という感想しかありません。

斉木楠生じゃやないけど一言「やれやれ」です。

2024年11月22日金曜日

名古屋市長選…

ポピュリストの権化たる河村前市長が国会の方に出ていって始まった次期名古屋市長選のレースもあと2日で結末を見る事となりました。

選挙が近づいてきたので、どんな御仁が候補者なのか見てみると出走者は7人。動画や経歴を見てみると実質的な戦闘力を持っているのは広沢一郎氏と大塚耕平氏という二人だけというのが直ぐに解りました。

この二人がどういうバック・グラウンドを持つのかというと、広沢さんはまんま河村のミニ・コピー。特に自分のビジョンや思考様式がある訳ではありません。ではもう一人の極となるであろう大塚さんというのはどういう人かと言えば、これまた大村愛知県知事の推薦する人物で、自民、立憲民主、国民民主、公明各党の推す地元の雄たる旭丘高校卒で早稲田を出てる人です。参議院議員を辞めてこれに賭けてるみたいですけど、日本保守党のハゲ百さんが応援する広沢さんは今の時点でかなりの難敵と思われているようです。

果たしてどちらのオジサンが名古屋市長に相応しいかという話になるのですが、最大の問題は名古屋市民にとっては河村というポピュリストの持つ表立っている理解できる瑕疵が見え辛いという事。これは私の場合はまず第一にパピローマ・ウイルスに対するワクチン接種の名古屋スタディから始まった話で見えてきたその俗物ぶりからだったんですけどね。

その後、知れば知るほど河村たかしという男の徹底したポピュリストとしての本質が見えてきてウンザリという状況。このオッサンも大塚さんと同じ旭丘高校卒。この中で旭丘に関係していないのは広沢さんだけですね。広沢さんは大学は慶応らしいですけど、こういうのは後援会としてどう関係して来るんでしょうか。全く判りませんが。

広沢さんを語るには結局河村たかしを語るしかない訳ですが、このオッサン日本保守党に入ってはいるもののウィキを見ると全くその政策は右往左往。ビックリするほどポリシーというものがありません。まあ、ここまで何も信念が無いと潔いレベルですが。w

二日後の日曜日の投票は反河村で行くつもりですが、まあ難しいでよしょうな。




2024年11月21日木曜日

特に何もない結婚記念日

32年も経つと結婚記念日とかもタダの日付け。

家の中にオジサンが2人住んでいるようなもんです。ただし、そのオジサンが違うのは一人は外で働き、1人は家の中に居る事でしょうか?w

私も生まれ変わったら家の中で鼻糞ほじくっていれば金を貰える身分になりたいものですが、御本人は洗濯と夜食の準備できっと忙しいのでしょう。だからと言って来世でそういう生活をしなさいと言われても恐らく絶対拒否しますが。

この歳になると昭和の昔は家で夫婦が茶を啜って日がな会話も無く一日が過ぎていくという感じの日常があったみたいですが、今の時代そんなのはまさに絵空事。よっぽどの暇人でもなければ日がなテレビを見たりして日々を過ごすなどという事は有り得ません。(我が家はどうなのかというのは私自身は気にもしておりません)

看護師さん達を見ていると、パートの人以外はみな毎日忙しそうに走り回って働いています。まあ、これが本来の「フツー」の令和の主婦の姿なんじゃないかと思うんですけどね。そもそも家に居てゴロゴロするという事自体が私には耐えられないレベルの生活パターンですので、やれと言われても無理ですが。^^

結婚と言えば、今でも人生最大の「不本意」として残っている結婚披露宴。あんな恥多き行為は元から絶対のレベルでしたくなかったのですが、蓋を開けてみればあれよあれよの平成初期のアリガチ大規模結婚式。今でも悪夢として甦ります。あれ以来、自分の人生の大方針は絶対に他人に左右されないという事を大切にするようになったと思います。

さて、何年目まで結婚記念日って続くんでしょうね?

2024年11月20日水曜日

年末年始の当直

取り敢えず忘年会などの年末の予定は決まりましたが、年末年始の当直に関してはまだハッキリとはしていません。

そもそも外部の人達からは病院の当直体制というのは全くどうなっているのやら…というか関心も無い事でしょうが、実際は病院によっていろいろと少しずつシステムが違います。ある程度のポジションになった時点で当直免除になる所、年齢でポジション免除になるところ、そしてマイナーな診療科目の先生は当直の能力が無いという事で免除されたりとう事でいろいろと不公平感が出る場合があって不満のもとになったりする事が多いのです。

実際、心筋梗塞の患者さんが来て当直が眼科の先生だったり泌尿器科の先生だったりすればまさに患者にしてみれば「知らぬが仏」となる訳で、倫理的にもちょっとね…となる訳です。シリアスな外傷の患者が来た時に呼吸器内科の先生が当直をしていても困りますし、眼の怪我をしたした人にはやはりそれなりの眼科のエキスパートが必要という訳。

さて、多くの病院では世間的にはそれなりの当直費を出すのですが、これって正直何十年も変わっていないんですよね。この点は世の中の物価に全く連動していないという事で、医師の相対的収入の低下の典型的な傍証例などと身内では言われています。

もう一つの不公平感の元は男女差。男女差別という事が声高に言われているのは病院の外の世界。病院の中では女性というだけで例え育児が終わっている先生でも「何故かそのまま」当直免除が許され続けているケースも稀ならずあります。

さて、冒頭の話に戻るのですが、今年は除夜の鐘を聞きながらの当直なのか、それとも明けましておめでとうと言いながら病院の門をくぐるのか?副院長とお話をしながらの考察になるとは思うんですが、今年はちょいと熱田神宮一人参拝とその後の酒飲みと洒落込もうと思っていますので、なんとか31日だけは避けたいものです。

まあ、無理でしょうが。w

2024年11月19日火曜日

忘年会が戻ってきた

遂に忘年会が「フツー」の状態に戻ってきました。

今年の夏に納涼会のようなものがありはしたのですが、私は特に出席もせずそのまま無視。特に出たいとも思わず、個人的にもっとやりたい事があったのでそちらに集中という感じで過ごしていました。

しかしながら、今年の冬はどうもそういう風にはいかないようです。昨年の冬には自分の主たる病院1件、バイト先の病院1件だけと絞っていた忘年会の件数も今年は既に自分の主たる病院だけで4件。大小個人も全てスケジュールの中で綯交ぜになってはいますが、年末は結構食べ物、飲み物にお金が消えていきそうです。

何よりもこの時期、忘年会で困るのは医師にだけ課される税金のような忘年会費。例えばどこかの病棟で忘年会費が看護師さん一人5,000円だったとすると、私は2‐3万円飛んで行くことが前提になっています。orz

理事長などは各病棟に5万円程度の「寄付」をドロップして居られましたが、それは稼ぎの桁が私たち下々の医師より1つ以上多い訳で、払う税金だけで我々の年収を超える様な人物と一緒にされては敵いません。私もそれくらい稼ぎがあれば何の見返りが無くとも「その程度」の寄付は各病棟に落としたい所なんですが、それは夢物語。見栄張って同じ事やったらおまんま食い上げです。w

それでも、今年は私自身は参加しないにしても障害のある息子の施設には寄付として今年も10万円を納めさせていただき、忘年会費の「足し」という形で一年の労に報いたいと思っています。大変失礼な話なのですが、国は障害のある人達を一年中助けてくれている先生方に対する給料のもとになる支払いを物凄く絞っていて、薄給としか呼べないレベルのお金しか払いません。

国家のレベルというのは弱い人々に対するお金を使う能力の差そのものだと常々思っている私ですが、一番下の部分でいろいろと汗を掻いているこの先生方や補助の方々には国も自治体もお金を使う余裕は本当に無いのです。

どっかの会社の社長や国会議員を務めた人間に勲章や賞状を渡す金と暇は有っても、こういった人達に陽の光が当たる事は滅多な事では無いのです。葬式に飾る勲章や賞状なんぞをしょうもない連中に散らす時間があったらもっとやるべき事は有るやろ?と私は何時も怒っているんですけどね。

所詮はごまめの歯ぎしりレベルです。

2024年11月18日月曜日

やった~!斎藤前兵庫県知事再選w

さすがは兵庫県民。

充分にネットとダンスしたようです。出てきた対立候補の乱立具合を見てこういう結果になるだろうなと密かに期待していたのですが、ちゃんと兵庫県民勝手連の皆さんが兵庫を別の高みに導いてくださったようです。^^

N党のいつものお騒がせトンデモ野郎のアイツが大量の投稿を行っていたようですが、大量の再生回数を稼いでいた様で、おめでたい事です。そもそも斎藤前知事の問題はパワハラ云々もさること乍ら、(後に死亡した)県民局長の男性が配布したとされてますけど、その時に県から三か月の停職処分を受けたことに対してその中立性が担保されていないとして百条委員会を設置して調査を始めた訳です。

橋本さんも言っていたんですが、この手の「県知事である自分に対する疑惑」への対応として①文書を後期通報窓口に渡して担当者を委縮させないようにコメントを控える
②自ら文書の作成者を探す
という選択が有り得ると発言しています。

つまり、県のトップであり権力者である己を告発するペーパーは十分に「公益通報」である可能性を含む訳ですから、それを副知事と幹部が一体となって組織に指示して犯人潰しに行ったという拭い難い権力の濫用こそが恐るべき間違いだった事実であった訳です。

ここだけは揺るがし難い事実であり、権力を持つ者が間違えた恐ろしい真実。

権力者としての最低の行為は直接の指示によるこういった行為であって、私的に使用されたパソコンの内容を隠匿する為に知事のパワハラを刺したという事であたかも権力濫用の事実は二の次の話題に落とされて、選挙期間中に「腐った兵庫県庁の組織とその陰謀の犠牲になった斎藤」という単純化された構図に色の塗り替えがされた訳です。

全体の半数にも行かぬ45%の得票で再度元の鞘に収まった訳ですが、果たしてあれだけ出されたパワハラ・アンケートの結果は嘘だらけだったんでしょうか?

まあ、私には特に仕事が出来る訳でもない、何かしたい訳でもない東大卒のフツーのパワー大好きオッサンに再度の勘違いをさせただけ…にしか見えないんですけどね。コレって意外と兵庫の外に居る人のフツーの選挙戦の結果の見え方にはなってないのかな。

兵庫県知事選。ネットを視てモノの見方を「判り易く」単純化させて人を囲い込んでいく。どっかの国の大統領選と一緒だな~と微笑ましくなりました。w

2024年11月17日日曜日

靖国神社参りとか

朝ははよからベッドの下段の「顔の見えない誰か」がゴソゴソしていた所為で5時に一旦目が覚めてしまいました。

そもそも二段ベッドが金属製のフレームでしたので、ちょっとでも床から起き上がって朝の準備をするだけでキコキコ忙しないきしみ音が鳴るのでした。実際、下の「誰か」が去った後再び私は眠りに陥り次に目が覚めたのは8時ちょっと前でした。

私自身もそこで直ぐに起き上がりシャワーを浴びて今日の行動の準備です。ササッと荷物をまとめて一回へ下りました。トーストを焼いてバターを塗り、ブルーベリー・ジャムを乗っけてかじりつつ、淹れたての紅茶を飲みながら胃袋を満たしました。

直ぐにカード・キーを返却して本日の行動を開始。折角東京に出てきたのであればいろいろと東京の面白げな所を巡るのが私の愉しみです。今日は昨日から狙いを定めていた場所を数か所まわります。先ずは生まれて一度も行った事のないアノ靖国神社。

九段下を通り過ぎて靖国通りの歩道橋を渡るとあっと言う間に靖国神社の入り口。
超巨大な鳥居。
別の場所で見つけた説明書きを読むと理論上は1300年ほど立ち続けるとの事!( ゚Д゚)
ココが何時も中国に難癖をつけられる神社の入り口です。
境内にアプローチする途中で黒尽くめのスーツの男達が街宣車の周りに集まっていました。w まあ、そういう人達が居てもおかしくは無いですわな。しかし、それを見て英霊達はどう思われるのかという事をふと考えてしまいました。
さらに奥に進んで行くと境内がすぐそこに!
二礼二拍手一礼し、手短に参拝。何も考えず一言、心の中で「有難うございました!」と呟きました。そのあと遊就館に行こうと思ったところ…。
まさに「ガーン」でした。しかも今日から!
あああああ、と声にならない声を心の中であげながらも「ま、仕方ない」と諦めて次へ移動するなかで、靖国の中の御土産屋やさりげない展示物などをコソコソと見ていたらすぐ脇にあの有名な暁星中学・高等学校が脇にある事に気づきました。そこの入り口を通って次の場所へ移動。
ここは昨日知り合ったもう一人の人物に「ここは行く価値があります」と言われて来てみました。実際、中に入ってみると戦争で当然の様に発生する戦傷病者の様々な苦悩が「息遣いが聞こえてくれるレベルの現実」として展示されていました。偶々だったのですが、入り口の所にシベリア抑留者として生き残って帰ってきた方の息子さんが亡くなった親父さんの出征時の幟やゲートルその他の貴重な品々を資料館の方々に寄贈して目録を作っているところでした。

この方々に展示物の脇でいろいろと話を聞く機会があったのですが、この爺さんは日米の砲弾の到達距離や威力の差を開戦初期から熟知していて「これで勝てというのが無理。この戦争は負ける」と最初から家族の中では呟いていたんだそうです…。

一時間以上ここには居たのですが、改めて戦争というのは人間の幸せを完全に叩き壊す過程なのだという事を再確認した次第でした。水木しげるの展示物もあって、その中に「ヒットラーさん」という漫画があったのが印象に残りました。

ここを出て次に向かったのは目黒寄生虫館。昔から名前は知っていたところでしたが、ここは行かねば男が廃ると突撃。
そもそもここの設立者である「亀谷了」先生は私の母校の大先輩。寄生虫学の世界的権威で偉人中の偉人です。中に入ると私の大好きな世界が待っておりました。
これはある先生の記された寄生虫学の世界的に有名な古典の下書き原稿。
恐ろし舗殿加筆訂正が繰り返されています。
寄生虫の標本が山のように展示されていて、昔の寄生虫学の授業を思い出して懐かしくなってしまいました。ロマンがありますね~こういう世界は。^^ 寄生虫学はまだまだ研究する世界は山の様に残っているなと思いました。所謂ブルーオーシャン戦略が使える世界ですね~。

終わって外に出たら何だか縁日風に大量の屋台が出張っていました。何かと思えば酉の市との事。あとで調べてみると、目黒寄生虫館は大鳥神社というところの真隣に建っていました。今日は二の酉の日という事でしたが、下の写真の様にあちこちで買い物成立後に一本締で祝っていました。
ココから後は生まれて初めての東京バス体験。前から乗って後ろから降りるのですが、東京駅南口まで一直線です。慶応大学の前や白金台などという田舎者でも知っている場所を経由してSuicaで楽に移。。バスはバスで楽ちんですな。コレもアリかも。^^

東京駅ではラーメンでもと思っていたら、並んでいる人間が多すぎて急遽中止。コンビニに寄っておにぎり二個と豚まんとお茶を買って駅の外に出て一人飯を愉しみました。五時きっかりののぞみに乗って名古屋へ一直線。

家に帰り着いてホッとした私でした。今度東京行ったら何を観ようかな?

2024年11月16日土曜日

これでタダとか有り得ない

今日は日本武道館に行って参りました。

目的はただ一つ。自衛隊音楽祭2024「音」に出席する為です。最初は全くこの行事自体の存在も知らなかったのですが、毎年やっているそうで日米合同+同盟国から一か国が招待されて合同演奏というのが毎年の平均パターンなんだそうです。

この存在を教えて頂いたのは何時も歌舞伎の事を手取り足取り教えてくれる東京の方。今回はこの方の友人の分も含めて3人分一組で申し込みをする事になりました。私のクジ運というのはほぼ最低レベルでして、日常のあらゆるシーンで人知を超えたツキの無さを誇ります。w

今回は相手方の歌舞伎の先生から「宜しかったら私達の名前を書き込んで応募して頂けませんか?」とのリクエスト。私自身は二つ返事で「ハイハイ、じゃお名前二人分教えてください」との返事と共に応募しておきました。そもそも当たる筈もないや~とは思いつつも当たらなかったら申し訳ないなという程度の気持ちでした。己のクジ運の事も予め伝えていたのですが、その発表がなされ始めているという事をXで見つけたその歌舞伎の先生が、メールをチェックし始めてみてと言われたその日に当選の通知!有り得ませんがラッキーでした。そのあと、五月雨式に三人分の入場券がメールで送られてきました。

さて、新幹線に乗って安宿の九段下の直ぐ傍にあるホステルへチェックイン。すぐ近くにあるあの有名な九段会館を左手に見ながら昭和館というビルを過ぎるとすぐにあのサンプラザ中野の歌で有名な玉ねぎを頭に抱く武道館が見えてきました。
生まれて初めて中に入るとまたまた巨大なドーム内の構造物。開演の二時間も前の三時半に待ち合わせて久しぶりの歌舞伎の先生との再会。暫くしてその友人も集合となりました。
ココでいろいろなコンサートや大会が行われてきたのかと思うとちょっと胸アツでした。
さて、開演時間になるといきなり会場が暗くなり第一章の幕開け。
先ずはパリ・オリンピックに出た三人の自衛隊の銀メダリスト。
近代五種、レスリング、柔道団体だったかな?若々しい!当然ですが。w
そして出て来るドリルの素晴らしい出来具合い、更に自衛隊、そして沖縄の海兵隊、そしてヨルダン軍楽隊の勇ましい演奏と次々素晴らしい演奏が続いて出て来ます。
これは3軍+海兵隊での合同演奏。コレも良かった!
そして、三軍それぞれに有名な自衛隊の歌姫たちが登場して歌ってくれましたが陸の歌姫が一番声が出ていた気がしました。
恐らく一番有名な歌姫さんですね
途中歌姫三人衆から「スマホのライトを振って」と言われて会場は幻想的に!
そしてその後は恒例の色々な自衛隊基地からの太鼓連が素晴らしい迫力の出しもの。素晴らしい演奏で鳥肌が立つばかり。物凄い音の波が会場を揺るがしました。
これだけでもお金を払って観る価値のある演奏でした。
最後のほうは皆さんのスマホから投票された最終選考に残った曲が二曲演奏され、更に全員が出てきてグランド・フィナーレ。いやいや、これが無料とか無いですわ。^^

最後は会場周辺に出ていたミリタリー・ショップに行って取りあえずはデジタル迷彩の海自のタオルを買いました。本当はTシャツも欲しかったのですが、サイズ無し…。残念でした。

夕食は近場の焼鳥屋とBARに行って12時直前まで飲み食いしていました。夜はbunk bedの上の段でスコッと寝落ちしました。

2024年11月15日金曜日

9連勝!

やっぱ日本の野球は底が固いですね。

昨日は原駅の傍にある鉄板焼き屋に行きました。最初は何時もの覚王山で呑もうと考えていたんですが、出かける直前に嫁さんに「また覚王山?」と尋ねられて、ふと「そう言えば今日はちょっと風向き換えて別の所にすっか」という気持ちが頭の中を過りました。

しかも、頭の片隅から(確か今日は野球かサッカーのナショナル・チームの良い試合があったはず~)という情報があやふや乍らも流れ出してきました。

そうなるとネットで一発。そのどちらもが同じ日に試合です。一方は韓国戦。もう一方はアウェイでのインドネシア戦という充実ぶりでしたから視ない訳にはいきません。日韓の野球対決というのは親父達の世代から因縁が絡みつくようなゲームばっかりで、あのイチローをして「千年発言」が出て来るような国同士の心理的代理戦争みたいなところがありますんでね。w

一方サッカーのインドネシアの方はオランダ人の血が混ざった連中をインドネシアに帰化させてチームを組みなおしているとはいえ所詮、今の日本の敵で無い事は明白。幾らアウェイだのなんだのという異様な雰囲気があろうともその程度の雰囲気には毎試合慣れっこのヨーロッパ組にしてみれば「屁」でもありませんので、これは視る迄も無いこと。

という訳で、酒を呑みながら小鉢を摘まんで野球を観れるとすれば「てっぱん侍」しか知りません。原駅で降りて店の戸を開けてカウンターに座ると、期待通り広島カープファンの店の親父がきちんとテレビつけて日韓戦を観ていました。w

熱中するあまり作業する手も止まりがちな大将でしたが、それは注文した後の自分も同じ。料理どころではありません。試合の流れを手許のスマホのアマゾン・プライムのネット中継とテレビの画面で眺めながら一喜一憂。

それでも最後には決めるべき人間が期待通り決めて、何の心配も無い素晴らしい結果で日韓戦9連勝を飾ってくれたのでした。大谷も居ない、その他のメジャー級も居ない、確かに素晴らしい面子だけどトップ中のトップとは言えない選手達で構成された日本チームでも十分に勧告を叩きつける強さがある事に安心しました。

寧ろ怖いのはアウェイの台湾ですわな。^^

さて、サッカーの方はというと…4-0という野球のようなスコア。今の日本に対してインドネシアに勝て!というのはちょっと酷というものでしょう。

2024年11月14日木曜日

精神科の患者さんの治療

内科や外科と違って精神科の治療は一種独特の難しさがあると強く思います。

そもそも診断が医師によっていろいろ異なるのを日常目の当たりにします。何というかいわゆるポンコツレベルの医師も名医も一見すると同じような診断を下すこともあれば、全く異なる診断を下すことも当然あるのですが、果たしてどちらの診断があっているのか?内科や外科の診断の様に画像や数値による客観的な指標に欠けるのが最も悩ましいところ。

更には治療にあたっては一見表面的には同じように見える病態であっても中身は全く異なる事があるのが内科や外科以上にあって、精神に影響を及ぼす要素が細胞表面のレセプターレベルの検討から始まるにしても、それが及ぼす要因の広範さは実に多岐にわたるため、どの薬を使用するのが良いのか、結局は経験則に基づく観察とその対応によるものが中心の様にしか思えないからです。

問診を詳しく行ってその患者さんの状態を把握するのは内科も一緒ですが、内容のおかしさや病院での診察に至る迄の生活歴やイベントの問題を詳細に検討分析してそれを統合する過程は「本当は」最高級の頭脳を必要とするのではないかと思うんです。

ところが精神科医の実態はまさに玉石混交で、他の科に属していたけれども結局のところモノにならなくて精神科に転科してきたという人がゾロゾロ。あと、歳とって体を使わない科を選んでおこうという事で初期投資をたくさん必要としない「駅前お気軽クリニック」の開業という選択で仕事している人も残念ながら混じっているのでした。

結局、もとより知的レベルの高い人で症状の詳細を素早くきめ細かく分類出来た上で、正しい方向性をもって投薬を行っていけるハイレベルの精神科医は実際にはかなり絞られてくると感じています。

治療結果も日常生活への戻り具合や精神状態の評価などである程度はスコア化出来はしますが、所詮内科や外科の様に数値化が出来ない点ではなかなかその治療のレベルをスコア化しづらいのも事実だと思います。

その上、精神状態が多種多様な患者さんを家族さんが納得できるような状態で共に治療できるという高みに居る先生は更に絞られてしまうと私は個人的に思っています。

こういう精神科における治療の日常を真横で見る機会が多い私にとっては、精神科医になるというのは「なる事自体」はそれほど壁は高く無くとも、なった後の責任と信頼を患者さんと共に築けるレベルの医師と評価されるのは恐ろしく困難な事だなと思うのでした。

という訳でワタシには精神科医はとても務まりません。w

2024年11月13日水曜日

冗談キツイぜ

!ミリオタ、鉄オタ、アイドルオタの目付きのヤバい変人がトロい組閣してくれました。

これはまあオッサンの総理としての専権事項ですから誰もそれ自体を止めることは出来ませんが、その中身が酷すぎ。特にオタク丸出しの組閣の内容が組閣の人事としてはほぼゴミレベルではあるものの無能の元アイドル二人に政務官!という地位を与えてしまいました。

一人目はフランスへショッピングと遊びに行って楽しそうな観光写真をネットにあげて非難轟轟状態になった後「無駄な外遊では無い」「追って活動報告します!」と強気の捨て台詞を残してそのまま説明責任を果たさず、というか果たせるはずも無い空約束。

外遊費も給料も通信費、交通費など「こいつに掛かる全てがムダ」そのものの税金泥棒の元糞アイドル今井絵理子。

二人目は伝説の「無回答」連発オバサンこと生稲晃子。仕事・育児を両立して乳がんを乗り越えてきたというのが売り文句なんだそうですが、そんな事は売りにしなくとも日本中に数百万人単位でそんな女性は居ます。敢えていう程の事ではないのよ、オバサン。

政治家というのは政策、立法等の議論が出来てナンボ!不勉強を理由に人から問われたことに回答が出来ぬ状態ならそもそも立候補するなバカ!という話です。医者が免許を取って実地で鍛錬していく前には十分に高度な訓練を受けてから出撃するように、司法修習生が現場に散っていく前に長い研修を受けていくようになっています。

ではお前ら政治屋は?と問うと何も答えられないのでは無いのでしょうか?

無論、官僚から成り上がったり法曹資格を有するレベルの人間であればまだある程度の見識や知性は期待できるのでしょうが、上に書いたような低レベルの連中にどれだけのソレを期待出来るのでしょうか?

前にも書きましたけど、本当に政治家になりたいんだったら最低限の試験を行って高校生レベルの政治の知識がある事はクリアにしてから当院させて欲しいものです。

全く何考えてるんだかこの鳥取のオタクは…。

2024年11月12日火曜日

訪問診療の医師達

日本に帰ってきた私がバイトで訪問診療を始めてもうすぐ9年になります。

その間に私がお手伝いさせて頂いた病院はどんどんどんどん大きくなり、最初は理事長先生を始めとして(私を含めても)本当に6-7名の先生方から始まった感じでしたが、今では常勤だけで20人ほどまで増え、バイトまで居れたら50では済まないほどの充実ぶりを見せています。

しかし、ここに至る迄は理事長先生がまさにスマートさを十分に行使させつつも、眠れない日々も過ごしてきたとの間接的な話をいろいろと聞いてきましたのでよく頑張られたもんだと感心すること頻りです。まあ、ここまで大きくなった訪問診療のシステムを見ると立派な経営者ですわな。

恐らく教授になって教室を引っ張る大学人になったとしても充分に通用した人物だと感じているのですが、しょうもない教室運営をするくらいなら…という感じでこちらの人生を選んだように思えます。(実は研究者としても立派な業績を残されています)

さて、そんな先生が経営しているこの病院。実は訪問診療においては本当にいろいろな先生方が常勤、非常勤ともに毎年出入りが激しく異動されております。しかし、医師の訪問診療業界というのは本当にこんな感じが極普通なんですよね。

看護師さん達の出入りもなんですけど、医師も出入りが激しいのがこの訪問診療。なかなか落ち着きません。辞めた先生、辞めさせられた先生。私の居たこの10年弱で本当にいろいろなヤバい先生、素晴らしい先生、面白い先生などを見てきましたが、最近は今までのようなある程度歳を重ね経験を積んだ先生方によって構成されていた時代と違って、大学を出て数年も経っていないような若い先生が医師としてのトレーニングもそこそこにこの業界に入ってくる時代。

何だか様子が変わってきているのですが、この先生方はこれからの訪問診療業界がその厳しさをズンズンと増していくのを知っているのでしょうか…。個人的には大変心配です。

まあ、訪問診療の世界は幅の狭い専門医というのはあんまり常勤としては歓迎されなくて、なんでもそこそこにこなしてコミュニケーション能力の高い人が好まれます。

そういった点に自信のある方々は挑戦されるとよろしいかと思います。どうなるかは全く保証できない時代になってきているのではありますが…。

2024年11月11日月曜日

健康診断の結果

年二回ある健康診断を今月やりました。

取り敢えず通常の病院がタダで提供する項目に自前で金を払って項目を追加することで気になる項目を毎回フルカバーします。何と言ってもアラ還ですから、少しくらい金を使ってでも己のデブ・ボディに異常が無い事を確認したいのです。何時も副院長先生にオーダーして貰っています。

とは言え、こういうのは所詮「数値」として出て来るものばかり。後ろに潜んでいる腫瘍やその他の疾患の多くはカメラやその他の画像で無いと確認できませんし、画像で視ても100%見つからない疾患も数えきれないほど沢山ありますしね。

まあ、そうは言っても血液が語る事は沢山ありますし、HbA1cやBNP、PSA等の今の年齢くらいからいろいろと気になり始める数値も自前で払って確かめています。これも数年間分積み重なってくるとほぼ加齢と体重の関連データも含め「疫学調査」の世界になってきます。何にしても医者として自分の数字の変化を眺めるのは面白いですね。

しかも、自分の勤めている病院では院内の検査や投薬に関しては6割の医療補助があるので、最終的には保険でカバーされない分もそうやってかなり還って来るので健康管理に使えるわけです。

とかなんとか書きましたが、数字がどうだろうと結局は歳とって死に向かって毎時間毎時間突き進んでいる訳なんですけどね。まあ、それまでのエンタメと思えば老いてゆくダメな自分を客観的に視る一助としては愉しめる訳です。

さて、そう言って書いてきた己の健康診断の結果ですが「取りあえず」今回の生化学検査のデータは全て正常でした。とりあえず目出度しメデタシ。^^

2024年11月10日日曜日

息子の作業所でお祭り!

コロナが壊したいろいろな行事が息子の通う作業所でも戻って参りました。

新型コロナが流行り始めてから病院への御見舞はもちろん、最後の最後に至る迄、患者さんと家族さんが会えないままに最後を迎える等というとんでもない期間が年単位で続いた碌でも無い期間でした。

国の分類上は2類から5類に変更になっても体力の低下した高齢者の死亡率はやはりまだ高いのです。それでも、若い人達の集団を中心にいろいろな年中行事が戻って来ています。そう云った中での息子の作業所でのお祭りはナント4年ぶり!

息子と嫁さんはかなり前から今日の日の為に何度かミーティングを開いて綿密に練り上げたスケジュールのもとに今日を迎えたという訳。嫁さんはともかく、果たして息子がどの部門でどう働く予定なのか?と思ったら、嫁さんによると縁日・屋台形式の所で何か仕事をする、とかポップコーン売り場に居るという話だったのですが、私が行った時には嫁さんに手を引かれて休みに入ろうとしている瞬間でした。

私は直ぐに嫁さんから息子の手を引き継いで、既にお祭りの中で買ってあった肉まんと焼きそばとポテトのフライを持って3階に上がってむしゃむしゃと二人でいきなりのハッピー・アワー開始。

その後は手を引いたままバザー会場をウロウロしたり、ボランティアの大学生の皆さんが仕切ってくださっていた縁日形式の釣りモノやカーリング遊びなどを見ていました。しかし、良く考えると息子が割り当てられていた仕事は???という感じでしたが、唯一それらしい仕事と云えば二階からお菓子を3個だけ撒いた事でしょうか。w

まあ、息子と私は何時もこういうところではウロウロするだけというのが定番なんですけど、毎度の男軍団役立たずの巻でした。^^

そうこうしているところへ長女も合流し一時間以上更に時間を過ごしました。最後の最後でビンゴ・ゲームがあったのですが、確実に100人以上いた中で先ず嫁さんが3等賞、息子が4等賞、私が5等賞という碌でも無い当たりの連続で、実に周囲に申し訳なくコッソリとアタリのお米、油、手指消毒用アルコールなどを頂きました。

最後は私と嫁さんでガンガン片づけを手伝っていろいろなものを奇麗に何時もの場所に戻して終了。今年4年ぶりのお祭りは大成功だったと思いました。

それにしても憎いのは新型コロナですね…。

2024年11月9日土曜日

酒場で出会ういろんな人

自分の日常の生活範囲に居ない全く違う世界の人と出会う事は大切だと思っています。

なによりも自分の知らない世界の話というのはシンプルに「興味深い」という事です。病院に居る患者さんに限らず、旅先で出会った方であっても未知の人が行っている私の知らない世界の話にはいつも興味津々です。

そもそも、医者同士の世界でも「診療科目」が異なれば、知っている知識や同じ疾患を診た時の視点が大きく異なってますので、人の話を聞いて「へ~、そうなんだ」という事がしばしばどころかいつでもです。

それが他の業種の世界に住む人達の話というのは本当に何度話しても月の裏側のような話が多くて楽しく聞くばかりです。いろいろと知らないその業界の掟なども、相手にとって私という人間に利害関係が無いからこそ次々と面白い話が聞けるという訳です。

最近その手の話を聞くことが出来るようになった場所の一つが一人呑みに出かける居酒屋。カウンターに限らず、4人席などでも時々全く知らない人との相席を「居酒屋の姐さん」に勧められてそのまま話すというパターンが、上に書いたような自分の知らない世界の人達との交流を増やしてくれているのです。

先日は隣に座ったのは「光の研究」をしていた方のお話でした。これまた興味深い話が次から次へと出て来るんですが、酔いが進むと話している本人が何を言っているのか段々と怪しくなってきて最後は必死に立ち上がる感じで奥様の待っている家へと帰って行かれました。

酒の入った席で花開く物理の世界の話は遠い昔の私の高校時代の記憶を呼び覚ます一連の知的バイブレーション。ブルーバックスなどは今でもよく読んでいるので、その手の話の「外面(そとづら)」というのは何となく見えるのですが、本職の話す深い話は今その業界で何が起きているのかを知る愉しいひと時でした。

これまた予定時間を大幅に超えて飲んでしまった私は終電を逃して3時過ぎに家に帰り着いたのでした。

2024年11月8日金曜日

変態は治らない

年端もいかない女の子の腹を刺してその血を見て性的興奮を得る…。

タイプしている自分自身がその文章に悍(おぞ)ましさを覚えるレベルの行為。純粋に性的な変態です。快楽殺人の要素も入っているのかもしれませんが、今までこの手の殺人と性的快感の回路が繋がっている変体共の記録は枚挙に暇が有りませんが、こんなのに自分の娘を殺された親御さんはこの勝田という男を磔にして焼き殺してもその怒りが消える事は決してないでしょう。

警官ファミリーの息子だったとの報道ですが、こういう輩は親の職業とかなんとかに関係なく変態は変態。野に放っておくと必ず同じ犯罪を繰り返します。

実は私の勤める病院にも以前、前に勤めていた病院で性犯罪で(しかも2度も!)捕まった変態医師が転入してきたことがありました。私自身は「ヤバい奴が来た、理事長こんなの入れて大丈夫か?」と内心思っていたら、1年もせずやらかし発覚。未成年との金銭関係のある関係が発覚。

あっと言う間に休職になったと思ったら数か月そのままになった状態で顔を見ない状態が続く中で、今度は更に追加の一発のやらかし発覚…。

そして当然の様に馘になりました。w

しかし、この手の犯罪を犯しても何故か医師免許というのは剥奪になりません。要するに告訴という形で訴訟に持ち込まれに様に金が動いているとみられ、和解金という形で訴訟への持ち込みを消し去っている可能性が高いのです。

それにしても最初に書いた少女の腹を刺して出血を見たいという異様な、狂った性衝動の為に犠牲になった女の子達の事を考えると、そもそもが無期懲役というのが間違いであって、最初から死刑にするのが最も正しい判断だったと思います。恐らく次に出される判決は死刑でしょうが!

この男に対してはアメリカの様に化学的去勢を行った上で、塀の中で最後の日を迎える日をカウントさせるのが最後の償いには最適かと。

あ、そう言えばこの元同僚、暫くしたらもう一回捕まったと風の噂で伝え聞きました。変態は治りません。日本では有名な宮崎勤の例もありますし。orz

2024年11月7日木曜日

ギンナンを食いすぎると・・・

バイトで週一回だけ訪問診療に行っています。

以前からその事実は時々ここでは書いていたんですが、毎回訪れるお宅の中の一軒でお婆さんが私の訪問を待ってくれていました。そこでは帰りしなにいきなり私に紙袋を渡してきて「先生、これ銀杏なんやけど皮剥いたばっかりやから少し臭いけど食べて~」との一言。

おお、と戸惑いつつも有り難く押し戴き家を辞しました。

仕事が終わって夜にアメリカ大統領選でのアノ結果を横目で視つつも100倍気になるのはこのギンナンの実のほう。私としてはこのギンナンの実をどうすれば美味く食えるのかという事が焦眉の急でした。w

そもそも私にとってギンナンの実というのは小学校低学年の頃に見た親父のギンナン狩りから始まる記憶です。農学部の隣に住んでいた私達。親父の仕事の休みの日に「ついて来るか?」と言われた私は農学部内に生えていた銀杏の大木の下に毎年撒き散らされるメスの銀杏の木の事は知っていたのですが、そこでギンナンの実を拾うという事に驚かされました。

そもそも、子供の私にはこんな臭いものが食べられるものだと知らないという前提がありましたので、大きな銀杏の木の枝にスルスルと登って行ってユサユサと木の大枝を揺らす度にドサドサと実が降ってきたのをせっせと集めているのが不思議な感じ。
しかも家に持って帰って猛烈な臭みを振りまく皮を剝いては捨てを繰り返し部屋が臭くて辟易した覚えがあります。

今回、好みを下さったお婆さんは「1分間レンジでチンしてくださいね」と仰っていたので、その言葉に従って作ったところ美味しいギンナンの実の完成。1個ずつ皮を剥きながら淡々と食べていたのですが、横に居た嫁さんが急に「食べすぎたらイカンらしい」との一言を呟いたのでした。ギョッとした私はその件に関して尋ねるとどうやら一気に20個以上は食べないほうが良いとの事。その時点で10個ほど既に食べていた私は何となく心因性の胃の痛みを感じたような気が…。w

そこで調べてみると、子供などでは6個くらいで腹痛などを起こすような子もいる等と書いてあったのですが、その理由は脳内の神経伝達物質の生成に重要な役割を担っているB6に対して、構造の似た4'-メトキシピリドキシンが恐らくホモログとしてビタミンB6の働きを阻害し、数時間のうちにビタミンB6欠乏症となって中毒症状としての嘔吐や痙攣、興奮等の神経症状を惹起すると考えられているとのこと。

まあ、何事も過ぎたるは…という事なんでしょうね。

ギンナン好きの親父に食べ方の件を確認する為に電話をしたところ「一遍に沢山は食べるなよ」と言った後、当時ギンナンを取った後の話を一くさりしてくれたのですが、当時皮を剥いて処理した後で誤って己のちんXを触ってしまったとの事で、その後「大変な事」になったそうです。w

電話口でその話を淡々と親父がしたのですが息子の私は大笑い。逆に「何でその話ムカシ俺にせんかった?」と聞いたところ「恥ずかしいやろが」と返してきました。

息子の私も間抜けですが、その親父は親父でまたアレな人です。orz

2024年11月6日水曜日

アメリカ大統領選…とか正直どうでも良いw

日本時間の昨夜から始まったアメリカ大統領選挙。

今迄の経過の中で最も最近のセンサスでは共に48%前後と聞いていた時点で、個人的には「あ、負けるわ」と思っておりました。なんか132年ぶり?とかいう1回負けて次の選挙で返り咲いた大統領になったらしいのですが、いろいろあるにせよあの程度の、あんな出鱈目な爺さんを論戦その他でもっとコテンパンに出来ないような選挙チームと論戦能力では所詮勝ち目は有りません。

邪悪というレベルのサイコですが、それにも負けたという事実は覆せません。時と場所を選んで右に左に迎合している様は「Unstable」という言葉が最も相応しかったと思います。まさに右往左往。女性だから、黒人だからサイコよりずっと若いからというだけではやはりダメだったという訳です。

という訳で、最初から判っているゲームがどんどん結果開票でそのパズルのピースが埋められていくのを見ただけという感じで、内心は何の心の動きも有りませんでした。面白かったのはBYDの株価の動き。

時間の経過とともにズコズコ下がっていく様は中国叩きと貿易障壁形成で悪名高いトランプの勝利をあっという間に市場が織り込んでいたという事です。投資家達にとって今日の中国売りくらい濡れ手で粟の株式空売り相場は無かった事でしょう。w

これからの4年間。またアノお爺さんが戻ってくるという漫画のようなアメリカが続くわけですが、恐らくは周りの人間ががんじがらめにこのサイコの自尊心をくすぐって操縦してくれる事でしょう。

America FIRST! AGAIN! lol

2024年11月5日火曜日

運動会:競争には晒す?それとも晒さない?

小学生の子持ちのお母さんから聞いた話でちょっと呆れてしまいました。

それは運動会の「かけっこ」のシステム。平成の頃から皆が差が付かないように手を繋いでゴールするというような所もあるという「競争」という概念を抜き取ったような何かをしているという話がある事は話としては有名でした。

しかし、私がここ数年近所の公立小学校で見かけた運動会はどう見てもただシンプルにごちゃ混ぜの集団を順不同で走らせている感じ。激速の子もいれば鈍足の子もいて、まあこれが私の知っている何時もの運動会でしたので、伝え聞いたタイプの運動会は必ずしも通常のものじゃないんだろうなと思っていました。まあ、伝聞は所詮伝聞です…というのがこれまでの私の認識。

と思っていたら…やっぱりこのお母さんの子供さんが行っている小学校のかけっこでは速さの同じような子達を層別に寄せての競争という話をしていたのでした。だから身近にも有ることは有るんだろうなという程度の話に認識を改めました。

小、中学校の頃は運動会のヒーロー=学校のヒーローでした。正直あんまり勉強は関係なし。学年リレーや全校リレーに出場して、後ろから一気に全員をゴボウ抜きにするような奴は超人扱いで、スーパー・ヒーローとしてヒーローの中でも別格扱いでした。

そういうのを見ていると、幼いながら十分に解る事が一つあります。それは「何かの分野において突出した天賦の才と言えるもの」を与えられた人物が存在するという事。しかし、それが悪い経験なのかというと長い目で見れば逆だと思うんですけどね。個人的には。

詰まるところ、だからこそ己はココではない別の何かで頑張るしかないという話。ベストでなくともベターな何かを探しながら前に進む旅。

しかもコレは大人になれば個人個人の種々の得意分野はあちらこちらに枝分かれしていくのが常で、そこにどういう磨きをかけていくかで人生のバリエーションが生じていくというものじゃないかなと。勿論、得手不得手なんてなかなか判るもんじゃないし、得手に帆揚げて等という状況で人生を謳歌できる人は極々僅かでしょう。それでもみんなえっちらおっちら頑張って生きているし。^^

しかし、話を運動会に戻せば運動会なんちゅうのはそもそも日本人が当たり前と思っているだけの季節の行事で、アメリカは勿論、その他の国もほぼ無くて旧日本軍が一時占領した国々に残っているくらいじゃないんでしょうか。そういう意味では運動会云々という事をあんまり大げさに考えなくてもいいんでしょうね。

とは言え運動会は例えの一つであって、子供達をどういう形であれ競争に晒さなくとも何れは強制的に人生という競争社会の中に自動的に押し出されていき、好むと好まざるとに関係なくその荒波の乗り切り方でいろいろと人生が変わっていく訳なんですが。

時計の針は止められず、結局は自分を取り巻く現実には何時かは向き合わなければならない子供達。大きくなる過程で耐えきれない時は家に引き籠るのでしょうか?私の子供時代には不登校の子供というのは知る限り前項に1人もいなかったもんですが、学校に行かない事情も今の時代とても複雑なんでしょうね。

2024年11月4日月曜日

iOS18の日本語変換オカシイよね?

ここ最近強いフラストレーションが溜まっているのがiPhone15で日本語を入力する際の仮名変換です。

どう考えても今回のiOS18にアップデートしてからは日本語入力の変換表示候補がメタメタ。今までの学習分は何となくは出て来ますが、余計な変換候補がズラリと出て来るし、殆ど「なんじゃこれ?」状態。

英語の予測変換は何時使っても常に猛烈に優秀やな~と思うんですけど、日本語入力に関しては出すべき感じの候補も、誤入力に対する変換予測も、文章の区切りに見合った正しい漢字やカタカナへの変換等の何れをとっても本当にダメダメが多いと思うんですが、このiOS18アップデート後は特にぶっ壊れた?というレベルで駄目だと思います。

これに対しては変換学習のリセットや日本語キーボードの削除と再インストールをすることで解決する「場合も有る」とのネット情報ですが、どうやら毎回それで全てが解決する訳でもないようで、結局は全面的なOSレベルでの改善しかないというのが最終的な回答の様です。

それにしても、昔から日本語OSの変換能力ってあんまり劇的に良くなっていないような気がするんですけどね…気の所為でしょうか?

逆に最近になって驚いているのはGoogle経由の音声変換の精度の異様な高さです。2000年ぐらいの頃はまだまだIBMとかでそういうシステムが結構な値段で別売りソフトという感じで売っていたんですが、まだまだポンコツという感じでとてもじゃないけど金は出せんよというレベル。

しかし!技術の進歩は凄いもんです。最近はかなりとんでもない難しさの文章を口述しても全くのリアルタイムでゴンゴン変換していくのでこっちが驚くのでした。太古のムカシを知るこちらにしてみれば「マジかよ…」という精度なのですが、今の人はこれが当然と思っているんでしょうね。時代は変わりました。orz

それにしてもアップルよ、いい加減日本語の変換システムを大改良してくれ!

2024年11月3日日曜日

ジブリ・パークじゃ無くてモリコロ・パーク

息子と嫁さんと私の三人でグリーン・ロード沿いの長距離歩行にチャレンジしました。

散歩というよりも最近肥えてきた私と油断するとこれまた直ぐに太る傾向を持つ長男、そして三人目は嫁さん。この方に関しては説明は省きますが、ちょっと聞いたところによると最近次女に藤が丘近辺のスポーツ・クラブの会員権をプレゼントしてもらったそうです。知りませんでしたが、それなら恐らくは私の知らないうちに体力はついて体型も保たれているのでしょう。きっと。知りませんが。

さて、出発は軽いブランチを食べてから。息子と私は首の周りに白いタオルを巻いて日焼けと汗の流れ止めとして使用。更にはお互いのバック・パックにそれぞれハイドロ・フラスクを麦茶で満タンにして出発しました。

凡そのターゲット時間は出発してから一時間半程度を目途にして出発。何時もは私一人で歩いてトヨタの八草まで歩いてまた戻ってくるというのがパターンなのですが、これだと片道だけでも二時間はかかるので、モリコロパーク迄なら一時間半というのがいつもの予定時間。

ところが、今回はてんかんを発症する事もある「運動とは通常縁の無い息子」が一緒に付いて行きますし、最近は運動をしていると呟く嫁さんの体力も未知数ですので、慎重に行くというのも大事。それなりのゆっくりスピードで出発しましたが、手を繋いで歩く息子もそれなりに元気でしたのでサクサク歩きながら短めの大休止を一回入れる等をしつつ水の補給やお菓子をちょこっとだけ食べさせる等の工夫をして息子のテンションが下がらないようにしながらモリコロ・パークに到着しました。(地元民はジブリ・パークとは決して呼びません!)

何時もは使わない公園西口から入っていきました。息子への御褒美でもあるモスバーガーのお店へと直行。ドーム・テントの下で三人でそれぞれが異なるハンバーガーのセットをゆっくりと食べました。ここには良く犬を連れてきて散歩をしていたのですが、その事を想いだした嫁さんが目を真っ赤にして泣いておりました。俺が死んでもこんなには泣きはしないだろうなという感じ。w

一息ついたところで嫁さんが知らない・・・と言った愛・地球博記念公園駅のほうへとわざと移動してその目に新しい姿を焼き付けて貰いました。

それからは直ぐに家へ戻る下りの道をサクサクと歩いて行きました。流石に戻り路は息子のテンションも下がり気味でしたが、軽く手を握ってラスト・スパート!幸いにも最近は疲れてもてんかん発作を起こす事無く頑張れている息子ですが、今日もしっかり往復三時間以上の歩行を頑張ってくれました。^^

帰り着いた息子は夜の床では流石に泥の様に寝ていたのが何とも微笑ましい光景でした。私はと言えばちょうど一キロの体重減でしたが、まあまた直ぐに戻る事でしょう。w
 

2024年11月2日土曜日

長女の趣味に付き合わされる

今日は昼から長女の趣味の為に運転手として動員されました。

長女の好きな古着、カメラ、フィギュアその他のアニメ関連のグッズ探索の為にブックオフ・バザールという結構巨大なブックオフに行きました。

名古屋にはブックオフのみならず中古の様々なものを売る店が大量に点在しています。知らない人にしてみれば「そこにそんなものがあったの?」という様な感じなんでしょうが、ググるのとは別に頭の中にあそこにあるのはこんなモノ、ここにあるのはあんなモノというラフなデータベースが存在しています。

服が中心でバッグや靴は余りないところ、服はそこまで沢山は無いけれど本やCDやカードは大量に置いているところ等、その展示物に個性があるという事でしょう。

ビレバンではそこに居る店長とそれぞれのコーナー担当者の裁量が全てで、それに合わせてモノを揃えていくと言いますが、こう云ったセコハンを揃える店というのもそういった裁量権が大きいのでしょうかね?一度話すチャンスがあったら話し込んででも知りたいものです。

高針の方の店に到着して娘と嫁さんとは別々に行動したのですが、二階のフロアが全てそのバザールでした。私達は到着して直ぐに三人ともバラけてそれぞれの気になる所へ散っていきました。

結局、私が落ち着いたのは長女の趣味の為に運転手として動員されました。

長女の好きな古着、カメラ、フィギュアその他のアニメ関連のグッズ探索の為にブックオフ・バザールという結構巨大なブックオフに行きました。

名古屋にはブックオフのみならず中古の様々なものを売る店が大量に点在しています。知らない人にしてみれば「そこにそんなものがあったの?」という様な感じなんでしょうが、ググるのとは別に頭の中にあそこにあるのはこんなモノ、ここにあるのはあんなモノというラフなデータベースが存在しています。

服が中心でバッグや靴は余りないところ、服はそこまで沢山は無いけれど本やCDやカードは大量に置いているところ等、その展示物に個性があるという事でしょう。

ビレバンではそこに居る店長とそれぞれのコーナー担当者の裁量が全てで、それに合わせてモノを揃えていくと言いますが、こう云ったセコハンを揃える店というのもそういった裁量権が大きいのでしょうかね?一度話すチャンスがあったら話し込んででも知りたいものです。

高針の方の店に到着して娘と嫁さんとは別々に行動したのですが、二階のフロアが全てそのバザールでした。私達は到着して直ぐに三人ともバラけてそれぞれの気になる所へ散っていきました。

結局、私が落ち着いたのは古書のコーナー。岩波文庫で「回想の明治維新」と「ラ・ロシュフーコー箴言集」の二冊を買い込んで後はする事も無く店内をウロウロ。私自身には何かを買おうという欲求は何もありませんし、店内に私の購買意欲をそそる様なモノは何も有りませんでしたので、時間だけが過ぎていく感じ。

暫くすると娘も品定めを全て終えた様でやっと帰る事になりました。言いませんでしたが疲れました。しかし良い本が手に入ってそこは満足。w

家に娘を降ろした後で今度はいつも病院でお世話になっていたお婆ちゃんの定期買い物への連れ出し。重い物や嵩張るものはお婆ちゃんにはとても無理なので、それを定期的に手伝う事にしていますが、取り敢えずはしのつく雨の中をカネスエというディスカウント・ストアに連れて行っての一時間弱のショッピングを終えて家へ送り届けて一日の仕事を終了させました。

2024年11月1日金曜日

比例代表制は衆議院の奴はかなりあかん

今回の解散総選挙の後で国民新党が何だかチヤホヤされています。

今回の選挙戦において国民新党というのは「非自民」というカテゴリーにおいてさえも私の視野の中には全く入って来ていない政党だったのですが、結果を見て気づいた時点でいつの間にか政局のキャスティング・ボードを握っているという状況になっていました。

まあ、こういう事もあるんでしょうが国民新党や大量得票をした事や立憲民主党の躍進も実際には「選挙にはいくけれども自民党は懲らしめる」という暫く前の日本で自民党がボロボロに負けた時と同じ現象だとしか思っていません。

恐らく、次の選挙までの間に政権運営という意味で実績を残せなければ再度弱小政党へと落ちていくだけでしょう。しかし、今回の選挙で少なくとも一つは良い事もありました。それは公明党が明確な退潮傾向を見せ始めた第一回の国政選挙になったという事でしょう。

別名「集票マシン」と言われ、コンスタントに800万票前後の集票力を誇ったこの池田犬作を頭と仰いだ新興宗教団体も、教祖の死と信者の高齢化と死去の進行に伴って年々歳々弱まっていると思われます。
Nikkeiより
30年ほど前には病院の中にまで「創価学会の人間」がやって来て、病床の判断力の無い人間の片手を取って期限前投票をしているのを見たことがありましたが、さすがに最近はそんな事はせんくなったなと思っていましたが、恐らくは人手不足なんでしょうね。

宗教二世問題の事もあり、親が学会員だからと言って子がそうならないパターンも自然に増えてきているでしょうし、犬作亡きあともう学会には…という人達も恐らく少しは居るでしょうから、新聞の購読者数と同じで確実に減ってくれる事でしょう。このミニ自民党と化していた集票マシンも力が無くなってきたら最後は共産党みたいに「居るけどただ五月蠅いだけ」の党になっちゃうのか、それとも消えていくPL教団の様になって社民党のように消えるのか?どっちかというと理想は後者ですが。w

しかし、今回の選挙結果を見て思ったのは比例代表制の悪いところばかり。少なくとも参議院のような非拘束式名簿にしないと、小選挙区で箸にも棒にもかからなかったような輩がその小選挙区で3位であったにもかかわらず、2位は落選、3位は当選で国会議員へなんていう事になります。どうしようもない輩、例えば今回は絶対敗戦と決まっていたずる賢い杉田水脈のような連中でさえもし安倍ちゃんが生きていて名簿順位が上なら通ってたわけです。(とは言え、来年の参議院選で戻ってこようという不穏な動きがありますので、当選絶対阻止の為にもこいつが出るならそれだけで再び自民党に入れませんが!)

批判票が「れいわ」のようなクズ集団に零れ落ちた事も痛いのですが、野田さんは信じても他の金魚の糞達には…と思っていた投票者達の受け皿が立民しかないというのもな…というのが大方の投票者達の本音でしょうね。

だから、本当は立民なんかに居てはいけない野田さんはそこが見えているからこそ、他の浮かれ当選者達とは異なり「笑っている場合ではない」という事実をしっかり認識できていたのでしょう。

野田さんって見識は有ってもそれを囲む人間の選択を間違っているんでアカンのですわな。