昨日からの次女のリクエストに応えることにしました。
それは次女が以前行った日間賀島での体験が余りにも彼女にとって素敵だったらしく、今回も先ずは食べることを最優先して再体験したいということで乙姫に行ってタコ飯とシラスの天ぷらなんかを食べに行くことに。
乙姫に前回行った時にはシラス飯を中心として食べましたが、今回はタコ。例えば他にも有名なフグなどはこの時期が旬ではありませんので、今食べるべきは何かを考えるとフグは無し。という訳で日間賀島に渡るための師崎漁港のフェリーまで家から50分もかからずに到着しましたが、予想通り問題はここからでした。
大きな問題では無いのですが、ここはいつも駐車場がすぐに満杯になるのです。立体駐車場も4層くらいの立派なものがあるんですが、もう一つの近場にある側の駐車場が平地にある単層のものでキャパを全く稼げていません。ここを多層式にするだけでみんな待ち時間も劇的に減ってくれると前から思っているんですが、お金との相談なんでしょうかね。長期的にはかなり損をしているという気もするんですが、部外者の言うことではないでしょうし、お金を貯めるステップを自治体が既に何年もかけて行っているのかも知れませんし…。
さて、最終的に車を駐車できたのは到着50分ほど後でしたが、すぐにフェリーも港を出て篠島に寄った後、日間賀島の西港に到着。今日は日焼け止めを塗ってきてよかったと十分に思えるほどの日差しでした。船の乗客も前回の8月のコロナ禍が収束しきっていない頃とは大違いで、小型フェリーを臨時便で継ぎ足さないと無理というレベルの混み具合。地元の人や釣り客、我々のような観光客まで入れると一杯一杯の運行でした。
到着して直ぐに目に入る乙姫を眺めてみると、悪い予感があたってしまい店の前に30人ほどが列を成して待っていました。それでも「ここ」で食べるために来たのですから待ちました。結局、一時間ほど日差しのもとで「立ち待ち」をして入店。すぐにオーダー。
実は日間賀島のここに来た理由のもう一つは、個人的に購入したかったお店特製の岩海苔なんですね。この店のゴッド・マザーであるおばあちゃんが仕込んでいるらしいのですが、入店してすぐにいつも置いてあるはずのガラス引き戸の冷蔵庫に海苔が全く見当たりません。心配になって従業員さんに伺ったら「朝から全部出ちゃって、もう無いんです…。」との衝撃的な御言葉。
ガックリ来ていたら、にこにこ顔の元気なおばあちゃんが登場。エビの剥き方を教えながら我々のテーブル周りで笑顔を振りまいていましたので、コッソリとお母様に相談。「あの~、さっき愉しみにして買いに来た岩海苔がもう無いんですけどやっぱ無理ですかねえ。」と伺ってみると、「あるよ!何本!?」とニッコリ笑顔を返してくれます。内心では欣喜雀躍しながらも顔には出さずに「出来れば4本頂ければ~」と話すと「待っとって」との力強いお言葉!そしていつものアレが出てきました。
一本500円ですが、それ以上の価値があります。 |
帰った直後からまたまた行きたいなと思った日間賀島です。
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