2022年5月8日日曜日

身近な昭和レトロ

名古屋には名古屋市歴史民俗資料館の言うのが「ひっそり」と存在しています。(名古屋市北区)

中には文献のみならず三階に昭和日常博物館という全国的な博物館関連の金賞を令和二年に取った博物館が存在するのです。地下一階には昭和の名車やバイクなども数台展示されていて、全体的にきれいに(おそらく)昭和の20年代から50年代くらいの時期を中心に整然とかつ興味を引くような形で素晴らしい展示が為されています。

何故こんなところにこんな素晴らしい展示館があるの?とは思うのですが、実際にあるのですから有り難い限りです。どんな展示物があるかというと沢山ありすぎて正直伝えきることは到底出来ないのですが、その一部を写真で見ていただければと思います。

昔のバイク修理をしてくれる店の入口みたいに見えました。
昔のタバコ屋ってどこでもこんな感じでした。
学校では低学年の頃には未だビン牛乳で蓋をこの栓抜きで「刺して」取ることがありましたね~。
明治のキャラメルシリーズ。
個人的に一番好きなのはクリームキャラメルでした。
ある看護師さんにこれを見せた瞬間「あ!懐かし~松坂屋コレだった!」と叫ばれました。
トランジスタのラジをシリーズ。子供の頃は身の回りに普通にありましたけどね。
昭和の部屋のセッティングは10年区切りくらいで中身を変えてある年代別の「数種類の部屋」かあったのですが、この部屋が私の記憶に残る私の子供の頃の昭和の部屋の記憶に最もマッチしました。左の壁を見てみると、1964年の3月の東郷青児の絵のカレンダーが見えていましたので、昭和39年のお部屋の設定というコンセプトなんでしょうね。
さて、この展示群を見たあとでここのHPを家で調べてみるとこの博物館を使用しての「回想法」を用いた高齢者や認知症患者さんの治療にも使っていけるのではないかと言う提案が書いてありますが、私自身もココに両親を連れてきたいなと強く思いました。

隠れた博物館、展示室、名古屋程の場所になると色々と隠れて存在しますね。今後もいろいろと訪れて見てみたいと思います。帰りしなに受付の方に「展示物はどうやって収集されたんですか?」と伺ったところ、地元の方も多かったけれど全国からも沢山のご寄付があったとのことでした。捨てるばかりが能じゃないですね。

あ、ここの民俗資料館は入場無料でしてかつマンホールカードが配られておりますので、コレクターの方は一枚頂くことをお忘れなく!

ここの帰りにはmozoに寄って昼夕兼用の食事をたらふく摂りました。


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