今日は外のバイトで知り合ったテスラを持っている先生からオファーがありました。
何かというと「テスラ、帰りがけに運転してみませんか?」というもの。おおっと思いながらも数秒悩んだ末に「運転してみます~」とその魅力には勝てませんでした。少し前に先生と飲みに行ったときに、車の横に乗せて貰った時の異様な加速感が、実際にどの程度の踏み込みで発生するのか、自分の足で確かめてみたくなったのでした。
駐車場を出て、千種から大須の方へとゆっくり走ってみましたが、アクセルワークが独特で、普通のエンジン搭載車とは「全く」違う感覚。実質的には止まるときにブレーキを使わないで止まることに慣れる事が全てだという感じです。回生するためのドラッグというか抵抗感が色々とレベルを選べるらしいのですが、それに合わせてどの程度の速度でアクセルを離せばどの程度の距離で止まるかというのが一日も乗れば解るということだそうですが、私自身は10分程度の運転でしたので、なかなか勇気を持って前に停まる車の後ろでアクセルだけで止まるのは勇気が要りましたね。
では加速はどうかと言うと、それはそれは以前経験した通りの「やはり」恐ろしいものでした。先生曰く「加速競争で負けるのはテスラだけ」とのことでしたが、「そりゃそうでしょう」というのが私の正直な感想。もう、恐らく5000万以下の如何なる車もこの加速には勝てないだろうなと考えます。このテスラ、購入時には500万だったとのことですからモーターの持つ加速という世界における可能性は絶対だなと思いました。
信号が青に変わってからエンジン車と同じ普通の感覚でアクセルを踏み込むと、普通の車であればスーッと出ていく所がこの車ではブッ飛んでいきます。文字通りのブッ飛び。慣れてないと危ないレベルですが、オーナーになってしまうと直ぐに慣れるんでしょうね、きっと。四輪のどれもが滑ることなく全力で交差点から脱出したりする感覚は車好きなら一度は味わって欲しいなとも思います。ただし、テスラの運転感覚は人間のもつ自然な感覚からは少し乖離していますね。オーナーさんのお話もここに載っていますが。何れ時間の経過とともにもっと滑らかになるのでしょうが。
それにしても、もしもバッテリーがこれから大幅に改造されていって、出力も相当に増大して、充電の時間も劇的に短くなって、バッテリーの容量も一回の充電で平均して1000キロ位が標準になって、充電スタンドが何処にでもコンセントを準備できるようになったら、そして何よりもEVが標準的車になって手頃に買える車になったら・・・よっぽどの事がない限りガソリン車が世の中に残ることはないんじゃないんでしょうか。
上に書いた「もしも」の部分は今現在世界中で莫大な金が投入されまさに日進月歩状態ですから、そのもしもは意外と敷居が低いものなのだろうと私自身は感じています。これらのもしもは核融合発電なんかとは二桁くらい敷居が低いでしょうから、確実にこの10年は大きな変化を見ることになる時代が来ることになるだろうと信じています。
先生から頂いたチャンスを通じて、今後もいろいろなEVを見てみたいなと改めて思いました。
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