2022年2月16日水曜日

「お薬大国」ロシア

もう肯定的なコメントはとても出せません。

ロシアの女子フィギュア選手「ワリエワ」が競技後の尿検体検査で禁止薬物が検出されたということで、残りの選手達への表彰のセレモニー自体が無いという茶番。そもそも禁止薬物が出た時点で「即座に」競技から叩き出すべきであって、その言い訳を聞いた挙げ句にまだ滑らせるというのはもはや意味不明。

競技を行うための公正・公平な土台の上に立っていない訳ですから、実際のところ競技自体が別物です。ボディービルではそもそもナチュラルとユーザーのカテゴリーにきちんと分けて戦う別競技なんですが、スピード・スケートは勿論、フィギュア・スケートだってその回転のための筋肉と4分間を息切れさせずに疲れを減らして戦わせる為にクスリを使ってはいけません!当たり前ですが!!

禁止薬物1種類(トリメタジジン)と、禁止はされていないが薬物として認められた薬を2種類も検出されている時点で何をか言わんやです。心臓病の爺さんの薬をコップを共有してモノを飲んで間違って服用したとかいうロシア人弁護士のダーク・ファンタジーを誰が信じろというのでしょうか?(しかも、速報によると、通常のサンプル汚染の場合と比べて約200倍も濃いというお笑い草。)

そもそもが、薬物汚染が酷すぎてメダルの名誉を腐らせている国が個人として「お情け」で出場させて貰っているのに、そこでもう一丁やらかすとか本当に全く反省の無い国です。ザギトワは19で引退したらしいのですが、こういう国から出場するということ自体がもう疑惑の塊でしか無い訳で、ロシアから来た選手が1番取ろうが2番取ろうが、皆疑われますよね。

本来、間違いであろうと何であろうと「検出された事自体」を選手は恥じるべきで、プロ意識が欠如しているという一言で終了です。間違いなく選手をサポートする医師を含めた周りの人間達も真っ黒け。ロシアのように未だにオリンピックのメダルと人生の栄達がダイレクトにリンクしているような国がある限りはクスリの使用とその検出は永遠に続くのでしょう。残念ですが。

そういう意味では日本の選手は何時もびっくりするくらいクリーンですね。良いことです。


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