2022年2月5日土曜日

お世話になったカリフォルニアの女性の訃報

今朝悲しい知らせがメールボックスに入っていました。

このブログに書いていた長女の大学訪問記を読んでいた事が縁となって親しい付き合いをさせていただき、その後も我々のアメリカ滞在中の税務処理をしていただいて居たのでした。

数年前から肝腫瘍で闘病されていたのはその事の発端からお知らせを頂いており、メールやラインの遣り取りでその経過を知っていたのですが、少なくとも数年は病状は安定していました。それが、急に昨年の夏に頂いたメールではドクターから「年を越せるかわからない」と言われたとの連絡を最後に連絡が途絶えていました。

LINEも返事が無くなって数ヶ月。悲しい知らせが彼女のcare giverさんから送られた彼女自身のメールアドレス経由で入ってきました。朝イチに読んだそのメールに衝撃を受けて思わず文面をじっと見つめてしまいました。

「息子さんに手を握られ、家族に見守られながら苦しむことなく自宅の自分のベッドで眠るように天に召されました。」との記述。カリフォルニアやLake Tahoeで出会った後も、ワシントンDCでジョージ・ワシントン大の息子さんの卒業式に出席させて貰った私達一家ですが、その時が最後ではなく、日本に御主人とやってこられて大阪の故郷から、我々の住む名古屋とお伊勢様を一緒に回った楽しい思い出があります。

彼女の優しい笑顔と前向きな生き方、そして御主人をいつも陰ながら力強くサポートする姿にはいつも感心していました。しかし、それももう二度と見ることは出来なくなってしまいました。

御主人、息子さんそして多くのご親族の悲しみは如何ばかりか想像することも出来ません。明るかった方だけに、その生命の火の喪失はまさに太陽が消えた後のようになってしまうのではないかと周りの方への影響のほうが却って心配です。

しかし、彼女のことですからきっと今頃は天国でやれやれと言う感じで寛いで居ることと思います。あの笑顔は一生私の脳裏から消えることはありません。

心から彼女の御冥福をお祈り致します。


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