2022年2月19日土曜日

昭和レトロ・モダン

愛知県陶磁美術館に行ってきました。

もともと、自分の家の近くにトヨタの自動車博物館が有ることの幸せに満足しきっていたのですが、実はアピタやイオンに買い物に行ったりする道の途中に交通の掲示板として愛知県陶磁美術館というものも確実に近場にあることを何年も前から知っていました。ただし、実際には行くこともなく嫁さんにその気があればくらいに思っていたのですが、そのチャンスが巡ってきたので行ってきました。

なぜ今回?ということなんですが、レトロ好きの嫁さんが「昭和」と言う言葉に強く反応した結果で、この博物館で企画展として催されている「昭和レトロ・モダン展」という昭和の陶器の展示に興味を示したためです。

コレが外観の一部です。
美術館に実際来るまで近づいていくと、実はものすごく立派な建物でして、内心「コレは維持費が半端なもんじゃないな・・・」と心配するほどのものでした。

中には確かに我々がアメリカに住んでいた頃、よく眺めるチャンスの有ったノリタケや三郷陶器の美しい昭和の陶磁器を中心に愛知の昭和初期の産業を支えた数多くの磁気が展示されていました。
何で使われたのか、菊の御紋がついておりました。
嫁さんが気に入っていた食器セットの一つです。昭和感満載ですね!
展示物に添えられている細かい情報は「へ~、そうだったんか!」という様な細かい情報が一杯で、知らなかった事を新たに知識として付け加える良い機会でした。

また、当然のことですが、企画展とは別に常設展も充実しておりまして、恐らく値段がつかないような紀元前数千年というような古代の歴史的展示物から、値段をつければそれはそれで数千万から数億円であろうと思われるようなものが全館に満遍なく展示されている感じで、まさに「博物館」にしか置けないようなものばかり。

しかも、展示しているのは日本のもののみならず、全世界から場所と時代を変えて収集された物がズラリと並べられ、それぞれに詳細な情報や鑑賞の為の見どころが書き込んであるというもので、近所にこんな凄いところがあったか!と自分の不明を恥じました。

果たして中島誠之助がここを見たらどういうお話をするのか、それとも当然のようにここには来られたことが有るのか、個人的にはちょっと知りたいなと思いました。w

下の写真は中でも私が可愛いなと思ったクメールのお魚の焼き物と京都の焼き物です。

また面白い企画があったら行ってみたいなと感じました。


0 件のコメント: