2021年11月8日月曜日

給付金バラマキに思う

岸田政権が公明党に引っ張られて給付金のバラマキにつきあわされそうです。

そもそも公明党なんていうのは犬作の個人崇拝団体。もともとは貧しき人々の集う互助組織のような感じだったものが、次第次第に変質して今のようなヒドラのような集団に変質してしまいました。

遠い遠い親戚の中にも親父さん達は公明党というか創価学会の熱心な信者だった家族がありましたが、子供達にはそんな様子は欠片もありません。いわゆる二世、三世の世代で学会とは縁を切った連中も最近は沢山いるようで、今の時代に新聞を読む読者が急速に減っているのに歩調を合わせるのと同様に日本中の多くの巨大宗教組織が急速にしぼんでいるというデータがあります。そもそもが必死に票をまとめ上げる選挙でさえ次第に集めきる票数が減っているのは比例代表での数の変遷を見れば明白。以前は病院に来た学会員が選挙前に意思表示の出来ない患者の手に手を添えて期日前投票をとったりしていることもありました。

基本的に呉越同舟とまではいかなかったもの、自民党と手を組んだことで安保法制などで協力できない人間もいましたし、自民党は自民党で毒まんじゅうを食べたわけですが、基本的に自民は自民で単独過半数を維持しているわけで、宗教団体の政党などに寄り掛かる必要性は薄らいでいるとは思うのですが、今後もしも票を減らした場合の事を考えてなんとなく捨てないんでしょうね。保険として。

今回の自民党の選挙後の金のバラマキ、前回のコロナ給付金でもそうでしたけど、まさにローマ帝国における寓話となったパンとサーカスではないでしょうか。

今日本に必要なのは日本人の多くが過去数十年の栄光を忘れきれずに陥っている日本はまだ強いという錯覚を捨て去り、没落の道のりの真っ只中にあることを自覚していかないとまさに取り返しのつかないことになると思うのですが。

下に合わせるのではなく、皆を上に向かわせる大局観を持った施策を行うべきであって、こんな弥縫策を繰り返したところで世界における日本の競争力は戻ってこないし、最終的には全員が沈む方向に向かうだけ。人が資源の国で人を育てるにはどうすれば良いかを考えずに一体政府は何をしているのでしょうか。

トップが駄目だと云々とみんな散々云うけれど、結局はそのトップは下々のその他大勢の中から選ばれてピックアップされる訳ですから、残念ながら日本という国の全体の質が落ちている間接的な証拠なのかも知れませんね。それでもマダマダ若い人を含め有能な人々は沢山います。

海外に出て日本を捨てずに日本で活躍してもらいたいなと思うんですが、その人達が呆れて海外を選びたくなるような政策の連発はそろそろ止められんのかな・・・。


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