2019年3月1日金曜日

グリーンブック(Green Book)

公開初日のGreen Bookを観に行きました。

一番遅い時間帯のもので、終了時間は23:50でした。一日の仕事終えた後ゆっくりして家を出たのは九時過ぎ。嫁さんからは早く行って間違いない時間に映画館に入れと急かされ続けたのですが、そこは娯楽です。ユックリ!

すでにチケットはネットで予約済みでしたので、映画館にはすんなり入っていきました。
ネット予約のときから気づいてはいたのですが、アカデミー賞を獲った映画なのに結構初日スカスカ。どの時間帯をチェックしてみても同じ感じでした。

それでもいい映画は口コミで拡がっていくのはBohemian Rhapsodyなどで証明済み。この映画がどこまで観られるかは私にはちょっと予想しがたいところですが・・・。

グリーンブックというのは調べるまで知らなかったのですが、グリーンさんという黒人編集者が作り始めた有色人種(当時はニグロ・ドライバーの為の・・・という副題付き)の為のアメリカの旅行ガイド。実際に印刷されている表紙がエディターの名字に合わせるかのように緑色になっているので、グリーンブックというのはそういう由来かと完全に勘違いしていました。

話はあちこちで粗筋導入部や全体像が語られていますのでネタバレ防止も含めて書きませんが、私自身は感動をガンガンと呼ぶような話なのかと思っていたのですが、実際に映画を観て感じたのは「面白い話」という感想でした。
アメリカに長く住んでいたから理解できるような部分も含めて、平均的な日本人にはこの映画に対する共感や批判も含めてどこまで理解できるのかちょっと不安です。

ちょっと頂けなかったのはその翻訳。なんか汚い言葉を中心に訳が頂けないと思いました。御年とって82歳の戸田奈津子さんによるものでしたが、もう少し笑いをきちんと日本人”でも”笑えるものにして欲しかった。英語を聞いているとクククッと笑ってしまえるのに、周りの人で笑っていたのは極々少数。アメリカの映画館ではどんな反応が返りながらみられたのか気になるところでした。
まあ、翻訳:戸田奈津子と出たところで「ああ〜、駄目だ。w」と思ってはいたのですが・・・。

ちなみにこの映画について観に行ったよと長女にLINEで言ったところ、”it's a white savior movie”という厳しいコメントと共にこの記事を送ってきました。
人種に関してはセンシティブな長女は案の定この手の批判的な記事を送ってきました。

次女は脳天気に「多分すぐ観に行くと思うよ」って答えておりました。反応が知りたいところです。

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